未解決事件が遂に解決!真相まとめ9選!日本だけじゃなくアメリカも

このアメリカを震撼させた事件はとんでもない速さで映画化され、生々しく描かれた作品は事件の余韻冷めやらぬアメリカをさらに騒がせることとなりました。

未解決事件が解決!⑤津山小3女児殺害事件

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この痛ましい未解決事件は2004年におきました。被害者は事件当時小学3年だった筒塩侑子さん。自宅で刺されているのを帰宅した侑子さんの姉が発見するという事件でした。

無抵抗のまま殺害

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この事件の不可解な点は、全て傷は正面からのものにも関わらず侑子さんが無抵抗だったことです。

侑子さんの着ていた学校の制服に抵抗した痕跡はなく血の跡も侑子さんのいた部屋にしかなくどこかから連れてこられた痕跡もありませんでした。何故侑子さんは正面から接近されたのに無抵抗だったのでしょうか。

驚いて動けなかった?

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事件当時のタイムラインを見てみると、13:45頃に侑子さんの母親がパートに向かった直後、侑子さん宅を訪れた宅配業者が玄関が空いていたので玄関内にメール便を置いたという証言があります。

これは母親が仕事に行く前施錠を忘れた可能性があります。つまり、誰でも家の中に入れる状態にあったということです。

犯人は侑子さんに何らかのタイミングで目を付け、自宅に侵入。侑子さんの帰宅を室内で待っていたのかもしれません。誰もいると思っていない場所に人、しかも見知らぬ人物がいて驚いた隙に、かもしれません。

解決の真相:14年後に男を逮捕

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この事件が未解決事件化した原因は強盗目的ではないせいで家に侵入していたにも関わらず部屋は綺麗なまま。侑子さんの抵抗も無かったせいで痕跡が殆ど残らなかったという情報の少なさにありました。

事件前に不審者情報として目撃談がありましたがこれはという情報は無く逮捕に結びつきませんでした。しかし、そんな状況が動いたのは警察内の横の繋がりでした。

事件があった岡山の警察署と頻繁に情報交換を行っていた兵庫の警察署。この日頃のコミュニケーションが事件解決に繋がりました。

寄せられた情報は兵庫で少女への殺人未遂で逮捕した男が侑子さんの事件と手口が似ている。というもので、捜査担当者は急いでその犯人に事情聴取をしに行きました。

逮捕されていた容疑者・勝田州彦

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勝田州彦は2009年から逮捕された2015年にわたり少女をすれ違いざまに殴ったりわいせつな行為をする、果てにはナイフで刺すなどと言った犯罪を繰り返していました。

未解決事件が解決!⑥島根女子大生死体遺棄事件

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この未解決事件は別名根女子大生バラバラ殺人事件とも呼ばれ、2009年に被害者・平岡都さんが失踪から11日後に事件名の通りバラバラになって発見されたという未解決事件です。

遺留品はビニール片

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被害者の都さんに目立ったトラブルは無く、証拠もとても少なかったため捜査は難航しました。唯一の有力な遺留品がタウンページの包装をしているビニール袋の欠片でした。

これは地域ごとに色や書かれていることが違うため、この欠片から犯人は広島在住であるということが絞れました。しかしそれ以上の有力な情報もありませんでした。

解決の真相:7年後に男が書類送検

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警察は在住区域という少ない情報の中からなんとかそれらしき人物をピックアップすることに成功しました。都さんと接点はありませんでしたが性犯罪の前科持ちの男・矢野富栄でした。

矢野富栄は出所後、都さんの事件があった11月6日から2日後に高速道路で事故死していました。しかし警察は矢野富栄の遺族から遺留品を回収。

データの削除されていたデジタルカメラとUSBメモリのデータを復元することでやっと事件の真相を得たのでした。その内容は、都さんの遺体を自宅浴室で解体する一部始終を撮影したものでした。

容疑者死亡のため不起訴処分

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7年越し、やっと未解決事件が解決し、犯人が見つかったと思ったら死んでいて罪を償わせることもできない。こんな結末を迎えてしまった遺族の方々はさぞ無念だったでしょう。

未解決事件が解決!⑦愛知県蟹江町母子殺害事件

これは2009年に起こった未解決事件で、強盗に入った犯人に居合わせた家族2人が殺害され帰ってきたその家の三男も刺され重傷を負わされたうえ監禁されるという事件です。

長時間にわたる滞在

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犯人は2人を殺害、三男を刺し拘束してからも金品の物色を続け、さらには帰り血の付いた衣服を洗濯したり証拠隠滅をするために数時間にわたりこの家に滞在しました。

その時間はおよそ10時間にもなるとされ、出社して来ない被害者を心配した会社の同僚が警察を伴って被害者宅を訪れるまで犯人は家の中にいたといいます。

警察官の眼が刺されている三男の対処に向かっているうちに犯人は裏口から逃げたとされます。この事件はこの時を始め、数々の警察側の不手際から未解決事件化してしまいました。

見落としと情報秘匿

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現場の証拠が多いうえ被害者が生存しているこの事件、解決は早いとされていましたが3年も未解決事件のままでした。

その理由は初動捜査の際、殺害された一家の母親の遺体が押入れ内に毛布をかけただけの状態で隠されておりそれを見落とし行方不明としたことと犯人の目撃情報などの情報を殆ど公開しなかったためです。

やっと公開された情報が犯人の服装のみ。しかも事件発覚から1週間が経過していました。これでは見ていたとしても記憶は曖昧になっているというものです。
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