転んでついてしまったような形跡ではなく、明らかな故意による損傷を物語っていましたので、本格的に警察は動きだしたのです。
出入り口付近には急発進させた後の残るタイヤ痕も発覚し、何者かが急いで騒動を隠そうとしているこメッセージでした。
黒崎愛海さんの仏留学生不明事件⑤元交際相手を国際指名手配へ
黒崎愛海さんの周囲を捜査するうち、ブラックな人物が浮かび上がります。その人物こそ元彼でありニコラス・セペダ・コントレラスです。
チリ出身の男のため、海外へ逃走してしまえば国境という見えない鎖が遮断して追い付くことができません。フランス警察陣は想定し、男に網羅を囲うため国際的に重要人物と発表します。
事件の容疑者で元交際相手の「ニコラス・セペダ・コントレラス」とは?
数種類の言語をインプットし、日本語も問題なく話せた秀才です。黒崎愛海さんともすぐに意気投合しています。頭脳明晰である男が、なぜダークな事件と関わってしまったのでしょうか。
プロフィールとともに、彼の心の闇について考察します。
黒崎愛海さんの元交際相手のニコラス・セペダ・コントレラスとは
チリ生まれの外国人男性と日本生まれの黒崎愛海さんの接点がないように感じますが身近な場所で出会っています。筑波大学で男は留学生として来日します。
若い男女は、すぐに意気投合し交際を始めています。たくさんの学びを吸収したい彼女は男の国際的な頭脳に惚れこんだことでしょう。憧れや尊敬が好意と変化していったのです。
ニコラス・セペダ・コントレラスの父親は大手携帯会社の経営陣
男の父親は、チリでも有名な資産家です。地元の携帯会社を経営し何不自由なく挫折もすることなく育ちます。両親の子育て方針は厳しく熱心でした。
社会的名声を手にした家庭で、権力も持っていることから事件の隠蔽も可能ではないかと裏では囁かれています。若い男女のもつれから起こった経緯がうかがえますが、闇の深い騒動になっていることが明らかです。
黒崎愛海さんとニコラス・セペダ・コントレラスは共に高学歴のエリート
裕福な家庭で、自然と秀才のレールを敷かれていた男ですから小さなころから恵まれた環境に身を置いています。引き寄せの法則でしょうか。
一見、お互い刺激し合えるいいパートナーのように移りますが、ブラックな部分の多い男との関りは危険すぎました。彼は嫉妬深い性格で黒崎愛海さんと破局したのではといわれます。
というわけで異質な性格についてもう少し詳しくご紹介します。
黒崎愛海さんの元交際相手は嫉妬深い性格だった
独占欲が異常でした。黒崎愛海さんのフェイスブックを許可も得ずに友人を消してしまったりと、遠隔から操作をしています。自分とは違う男の影が少しでもあることが許せなかったのです。
アカウントを知られてしまった故に、サイバー能力が悪の方に使われてしまうことになりますが黒崎愛海さんからしたら、これ以上深入りしたくないと悟っています。
男女の仲は、親密となってからでないとはかり知ることのできない価値観の違いや相違が発覚するものです。
黒崎愛海さんが元彼との間に抱えていたトラブルとは?
2人の間には、徐々に隙間風が吹き抜けていきました。付き合いたてのころは、短所も見えないほど恋は盲目といいますが次第に男の悪性分があらわとなったのです。
黒崎愛海さんと元彼のトラブル①フェイスブック乗っ取り事件
逸脱したサイバー技術を身に着けた男は、遠隔で操作する裏ワザを身に着けており、黒崎愛海さんの全てのデータを抹消しています。彼女からしたら思い出や数々の日々の綴りを残しておいた大切なデータです。
それを一瞬にして無にされては、怒りをどこにぶつけたらいいのかわからなかったことでしょう。これを機に、彼女の燃え上がっていた恋心は徐々に冷めていったのです。