ポエトリーリーディングのおすすめの楽曲&アーティスト!ラップとの違いも

まずは地区大会にエントリーし、その後トーナメント方式で勝ち上がった人がポエトリースラムの全国決勝へ行きます。

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ルールとしては

  • 3分以内のパフォーマンス
  • 来場者によるジャッジメントで勝負する
  • 音楽、小道具、衣装の使用は禁止
  • 朗読は自作のもののみ、詩を書いたテキストの持ち込みは可能

となっています。

ポエトリースラムジャパン

ポエトリースラムはTwitterで情報を発信しています。各地区大会の詳細やエントリー状況などが随時更新されます。気になる方はぜひチェックしましょう。

ポエトリーリーディングが流行する背景とは

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ポエトリーリーディングは発展と衰退を繰り返し、現在の形となっています。ポエトリーリーディングが現在注目を集めていますが、一時は表舞台から影を潜めるなど、日の目を見ない時期もありました。

そのポエトリーリーディングはどのようなタイミングで流行するのかをご紹介します。

ポエトリーリーディングが流行する時とは?

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政策がおかしい、紛争や戦争に国が介入した、外交問題が浮上した、前例のない不況が訪れたなど世の中への不信や不満が高まるとポエトリーリーディングが盛り上がる風潮あるようです。

詩を通して平和や協調を訴える人が増え、それに賛同する人々も増えるのでしょう。また人との繋がりが希薄、孤独や不安が多いなど、心が満たされないと感じやすい時期にもポエトリーリーディングは流行するようです。

寂しさや不安感がポエトリーリーディングによりアーティストがに表現されると、多感な人々が反応し受け入れられるのです。

落ち着いた雰囲気を楽しみたいなら元祖のポエトリーリーディング

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アートとしてのポエトリーリーディングをご紹介してきましたが、それでも音楽が付いているので何だかポエトリーリーディングがうるさく、苦手と感じる人もいるのではないでしょうか?

またラップとの違いを文字の上では理解しても、どうしてもポエトリーリーディングとラップを耳で聞くと混同してしまい、苦手という方もいるでしょう。

そんな時はこの人のポエトリーリーディングを聴いてみましょう。この人というのは日本で元祖のポエトリーリーディングアーティストの谷川俊太郎さんです。

谷川俊太郎さんとビートニクス

あさ/朝

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谷川俊太郎さんは、ビートニクスの影響を受け、白石かず子さん達とともに日本にポエトリーリーディングを広めた第一人者です。谷川俊太郎さんは「朝のリレー」や「生きる」などを代表作に持つ詩人です。

詩人としてだけではなく作詞、翻訳、児童文学作家などの顔も持つ日本を代表する作家です。

また朝のリレーなどの美しい詩のイメージの強い谷川俊太郎さんですが、そのイメージと違い、「春の臨終」や「ポルノ・バッハ」といったハードな詩も発表されています。

谷川俊太郎さんのポエトリーリーディングや朗読のCDがある

オーディオ詩集 谷川俊太郎詩集

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谷川俊太郎さんは、同じく詩人のゲーリー・スナイダーさんとポエトリーリーディングのコンサートを開催するなど、精力的にポエトリーリーディングの活動をしています。

ほかにもクラシック音楽や古楽と合わせたポエトリーリーディングのCDも作られています。落ち着いた雰囲気を楽しみたいなら、ぜひ谷川俊太郎さんのCDをお楽しみください。

ポエトリーリーディングの世界観に浸る

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今回ご紹介したポエトリーリーディングは、シンプルな音楽とともに、大切な言葉を届けてくれます。独自なポエトリーリーディングの世界観に浸っていると、元気が出る言葉、奮い立たせてくれる言葉と出会えます。

注目され始めたばかりなので、これからもたくさんの素敵なアーティストが出てくるでしょう。ぜひお気に入りのアーティストを見つけてポエトリーリーディングを楽しみましょう。

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