禿同の意味や由来と使い方とは?いまや死語?今流行のネット用語も紹介!

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しかし東国原さんは禿同を「ハゲ同士頑張ろう」という意味だと誤解をしており、リプライに対しずっと疑問を抱いていました。

禿同のツイートにリプライやリツイートが殺到!

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そしてついに東国原さんは思い切って禿同の意味をTwitterで尋ねてみることにしました。

質問をツイートした途端、何千ものリプライ、リツイートが殺到。ここでようやく東国原さんは禿同の本当の意味を知ることができたのでした。

禿同の意味を知った東国原の反応は?

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後に東国原さんは自身のブログでこの事件を「分からないものだ。勉強になる。」と振り返っています。

そして同時に、質問ツイートに対して送られた別のネット用語もフォロワーに教えてもらったようですが、聞いたことのない単語の波に困惑は続いている様子です。

「twitterの世界は情報が頗る早い。」とも述べている東国原さん。一難去ってまた一難といったところでしょうか。

ハゲをネタにしたネット用語

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上述の通り禿同の禿は「激しく」を略したものですが、ここでは文字通り「ハゲ」がネタにされているネット用語を紹介します。

またまたチャーチル禿げる

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サイレントハンターという、第二次世界大戦を舞台にした潜水艦ゲームの中でイギリスに不利な結果がもたらされるような出来事が起きたときに使われるネタです。

アメリカ大統領の頭皮がダメージを与えられたときの「ルーズベルトも禿げる」という派生ネタもあります。主にニコニコ動画での実況プレイで使われています。

hage

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読み方はそのまま「ハゲ」です。単純にハゲをアルファベット化しただけのように見えますが、これは世界樹の迷宮というゲームのファン内で使われているネタです。

元々は2chで高難易度のゲームに対し「全滅したらageるスレ」というスレッドが作られていたのですが、世界樹の迷宮だけはなぜか「hageるスレ」という名前になっており、それが定着しました。

このネタは世界樹の迷宮公式も認知しているようで、シリーズによっては「ぜんめつ」と入力すると予測変換に「hage」が出てくるようになっていたりします。

禿同のように誤字や当て字から派生したネット用語をご紹介!

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ネット用語の中には禿同のようにわざと誤変換のままで使ったり、当て字で表現されるスラングは少なくありません。数多くある誤変換、当て字ネタの中からその一部を紹介します。

禿同以外にも!誤字当て字からのネット用語①鯖

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「鯖」は「サーバー」を略したワードです。オンラインゲーム用語としても広く普及しており、特にFPSなどでは「アジア鯖」「NA鯖」といったワードが日常的に飛び交います。

禿同以外にも!誤字当て字からのネット用語②タヒる

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「タヒる」は死ぬことを意味するワードです。読み方はそのまま「たひる」です。「死」という漢字をよく見ると、カタカナの「タ」「ヒ」に似ていることが分かるでしょうか。

死ぬことを意味するワードは豊富に揃っており、「氏ぬ」「乙る」「オワタ」など色々な類語があります。

禿同以外にも!誤字当て字からのネット用語③垢

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垢は「アカウント」の略です。こちらも鯖と同様にゲーム用語、さらにはSNS用語としても一般的になっており、「サブ垢」「垢BAN」「裏垢」といったフレーズで用いられます。

禿同以外にも!誤字当て字からのネット用語④消防、厨房

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消防、厨房はそれぞれ小坊、中坊、すなわち小学生と中学生のことを指します。ネット上では相手を蔑むときに使われることが多く、あまり肯定的な印象を持ちません。

類語として高校生を指す「工房」もありますが、大学生以上はそういったワードではあまり呼ばれません。

禿同以外にも!誤字当て字からのネット用語⑤升

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最後は升です。これもタヒると同じパターンの変形をされたワードで、升という字がカタカナの「チート」に見えることからチート行為を指す用語として誕生しました。

今のネットではどんな言葉がよく使われる?現在の流行語を紹介!

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インターネット黎明期から20年以上が経過した現在も、新たなネット用語が常に生み出され続けています。ここでは最新のネット用語を紹介します。

最新ネット流行語①エモい

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「エモい」の「エモ」とは「emotional(感情)」の略で、うまく言葉にできないけれど感情を動かされるような感動的な光景に対して使われます。

最新ネット流行語②バズる

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Twitterを使用している人ならこのワードはよく目にすることが多いかもしれません。「バズ」は英語の「buzz」が由来です。

多くの人が群がる様子、つまり自分の投稿が拡散され非常に多くの人から注目を浴びている状態を指します。

最新ネット流行語③〇〇みが深い

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「わかりみが深い」「うれしみが深い」など、強調の表現として用いられます。最近は母性の高さを示すワードとして「バブみが深い」というワードが使われることが多くなってきています。

最新ネット流行語④〇まる水産

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磯丸水産という海鮮居酒屋チェーン店が由来となっていて、あざまる水産(ありがとう)、おけまる水産(OK)といったふうに使います。語尾についているだけで「水産」に深い意味はありません。

最新ネット流行語⑤半端ないって

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2018年のネット流行語大賞で銅賞を獲得したこのワード。みなさんもテレビなどで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

元はサッカー選手大迫勇也さんの半端ない活躍を讃えたワードなのですが、そこから派生してなにか半端なく活躍をしている人物を称賛する際に使われています。

禿同などネット流行語発祥は2chからSNSに変わっている?

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禿同を始めとしたネット用語は、かつては2chなどのインターネット掲示板が基本的に発祥の地でした。

しかし現在インターネットで広まっているネタはSNSから誕生するようになってきており、読み方も分かりづらいものから直感的に読み方が分かるようなものへと変化しつつあります。

2chや色々な掲示板から数々のネット用語が誕生

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インターネット黎明期の1980年代後半から2000年代初頭にかけて、2chを始めとするネット掲示板が発展を遂げていきました。

当時は掲示板がインターネットコンテンツの中心的存在であり、多くの人が集まり仲間同士の間で通じるスラングが大量に作られました。

誤字や当て字が使われたのは規制対策でもあった

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ネット用語の多くが当て字や意図的な誤字など読み方が分かりづらい表現になっているのは、「死ね」など攻撃的なワードを規制から逃れつつ使うためという目的があったからです。

2chのノリを汲むニコニコ動画からもネット用語が誕生

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やがて2006年にニコニコ動画が誕生し、そちらでも新たなネット用語や、既存のワードの類語が誕生するようになります。

若者のツールがSNSになり、新たな流れが生まれる

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SNSサービスが普及してくると、ネット用語はSNSに合わせた形へと変質していきます。ハッシュタグ機能の登場によって「投稿を共有するためのキーワード」という面が強くなったのでした。

以前のような読み方が分かりづらいスラングからシンプルな読み方の類語へと置き換わり、過去のスラングの多くが廃れ死語となりました。

禿同は激しく同意という意味のネットスラング!

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「禿同」は「はげどう」という読み方をして、相手に強く同意をする時に使うネット用語でした。2ch黎明期から使われている古いワードですが死語ではなく、今もなお使用者が存在します。

時代の変化とともにネット用語も大きく入れ替わっていきますが、過去のネット用語を知ればインターネット文化の歴史を読み解くことができるかもしれませんね。

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