実際、勝利後のセレブレートで漫画のボーズをしてみたりと、とてもユーモアのあるファイターとしても知れ渡っています。
武尊の攻撃のスピードも速いですが、天心もはた目から見ていても、対戦相手の攻撃がのろく感じてしまうくらいの驚異的な速度を有しています。
どちらが勝つかという議論もされている
もし二人が対戦したらという意見について、ツイッター上であがっているものを集めて見ました。
キック側からの意見だと天心が優勢を論じてる方もいるようです。このツイートを見ているとボクサーの観点だと、天心のパンチは軽くみえるのでしょうか。
なかには天心の得意な流れに持ち込まれたら、天心は強力だけど、武尊ともし打ち合うようなことがあれば、分があるのは打ち合いでも世に実力を示してきた武尊なのではということでしょうか。
天心のファンの方からの意見かもしれませんが、それでも100バーセント天心と言い切っているので、余程二人には開きがあるように映っているのかもしれません。
ただ、双方がどの体重で戦うことになるかは重要な要素になると言えます。
武尊が特に真価を発揮できる体重が58キロだとも言われていますが、比べて天心は55キロで、3キロもひらきがあります。
武尊のように脅威の破壊力を持ち、かつ肉を切らせて骨を断つような選手と対戦する場合、ベスト体重がより軽い天心は、もし58キロで試合をやる場合は不利と言えます。
しかも、天心は今までのファイトの感じからも、ファンへのサービス精神からか打ち合いに付き合うことも十分可能性があります。
打ち合いだと体重がものをいいますし、重い人が絞るより、軽い人間が軽量後に食べて体重を増やすのは個人差はありますが難しいケースが多いです。
なのでファイトスタイルをかんがみても、余程天心の方が実力で勝っていないと、基本的には武尊が優勢とも言えます。
ただ、天心はオールラウンダーであり、時には付け焼刃でないトリッキーな攻撃もするので、奇襲がうまく決まればあっさり勝負がつくこともあるかもしれません。
2019年に実現の可能性も?
現在のK-1は昔のように迫力のある大型外国人選手でファンを魅了するのではなく、日本人を中心に戦いが繰り広げられています。
そして、日本人の選手の中でも特にK-1で強さの象徴となっていて、かつお客を呼んでいるのは武尊です。なので他団体との試合で武尊が負けるようなことがあれば、K-1の存亡にも関わる懸念もあるとも噂されています。
相当勝てる確率が高いわけでなければ、K-1の運営陣はゴーサインを出さないかもしれません。
ただ、新たなスター選手が台頭しなければ、今の日本格闘界においては、最も盛り上がる切り札となる試合と言っても過言ではありません。
必見!武尊(たける)の名勝負
今までの数ある熱い試合について、どのような大会でどんな戦いになったかについて動画を交えながらご紹介していきます。
武尊の名勝負①vs大雅
「K-1 WORLD GP 2014」のトーナメントで階級を超えた王者同士の戦いが実現しました。当時は58キロでは武尊、55キロでは大雅が王者でした。
最初のうちは無敗で勢いのある若い大雅が猛攻を掛けプレッシャーをかけていましたが、最終的には武尊の見事なカウンターのバックブローによってノックダウンを奪い勝利を収めました。
武尊の名勝負②vs小澤海斗【57kg契約】
「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN」トーナメントの57kg契約で小澤と戦いました。会見では武尊に掴みかかるなど物議を醸しだしました。
しかし、武尊が始終試合を支配していて、危なげなく判定で勝利しました。しかし、その裏側には、武尊は練習中にろっ骨を2本も折ってしまっていてかなりの悪条件で臨んでいたということが発覚しました。
武尊の名勝負③vs小澤海斗【-57.5kg】
フェザーの階級の初代王者決定戦で再び、小澤と戦うことになりました。圧倒的な差をもって判定勝ちをし、2つの階級を制することになりました。
しかし、この度も怪我に悩まされていて、戦いの最中に右の拳の骨が折れてしまっていました。
武尊の名勝負④vsチャールズ・ボンジョバーニ
-55kgの王者の防衛で、ボンジョバーニとやり合いました。序盤でダウンされてしまいますが、次のラウンドで一気に3度ダウンさせ、ノックアウトで相手を下しました。
武尊の名勝負⑤vsビクトー・サラビア
第2代スーパー・バンタム級のトーナメントでの対戦です。始終優勢に試合を進めていましたが、ローブローを喰らってしまい形成が一変しました。
下手をするとドクターストップという残念な形で試合の幕が閉じるほどダメージは深刻でしたが、武尊は試合を続行しました。
最終的には、左フックをお見舞いして相手を昏倒させて、からくも勝利することになりました。
武尊の名勝負⑥vs皇治
スーパー・フェザーの階級のベルトがかかってる対戦で、2度ダウンを奪って、圧巻の判定勝ちとなりました。試合後には、天心との対戦をしたいことを示唆するような発言をして話題を呼びました。
乱闘寸前だった皇治との前日会見
皇治は選手を挑発するために、危険だからヘルメットをかぶってという添え書きをした紙をメットに貼って登場しました。
そして、武尊にもそのメットを渡そうとしました。あまりに無礼な振る舞いだったため武尊は怒り突き飛ばしてしまって、乱闘騒ぎにまで発展してしまいました。
武尊の名勝負⑦vsヨーキッサダー
武尊はオシャレ!ファッションにも注目!
若い頃から女性に人気のあった武尊ですが、彼のファッションについても世の中で注目を集めているようです。
武尊の髪型と髪色
基本的にはアップバングのヘアスタイルで、時には金髪やシルバー、赤や黒色もいれた左右非対称のスタイルにしてみたりと、バラエティに富んでいます。
武尊は美意識が高い
とてもルックスにも気を配っていて、フェイスパックや美容に関するアイテムも利用しているそうです。
武尊は匂いフェチ
試合前などでうまく寝れない時なども、自身が落ち着くような香りをかいで眠りについたりと、彼にとって匂いはとても大事なもののようです。
武尊のネックレスは「ZAAP」
身体にある電流にわずかな刺激を与えて、運動能力や脳を活性化させると言ったコンセプトをもつメーカーである「ZAPP」を愛用しています。
武尊愛用ブランドは「DIESEL」
服に関しては、イタリアのファッションブランドで、日本でも愛用する方が多い人気の「DIESEL」がお気に入りだそうです。
「BLACK FLAME」が武尊とコラボ
アメカジを元にウエストコースト系のスタイルのブランドの「BLACK FLAME」とコラボレーションして、パーカーやティーシャツも作成されています。ご興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
武尊の現在は?
すでに相当な成功を収めている武尊ですが、今現在の彼がどうしているか気になる方もいるのではないでしょうか。最近の動向について迫っていきます。
2019年4月に拳の腱を手術
ハードパンチャーであるということも影響しているのか拳を怪我したことが何度かあります。特にヨーキッサダー戦での拳の怪我は深刻で、拳と腱をくっつける手術をすることにもなりました。
無事オペも成功して、選手生命はまだまだ安泰といってところでしょうか。
2019年7月アメリカ修行へ
再び海外へ修行へ行っています。やはり日本だけに落ち着く器ではなく、よりこれからも飛躍を期待させてくれるファイターです。
ユー・エフ・シーのバンダム級のキングでもあったディラショーなどの一流選手とともにトレーニングを行っていたそうです。そこで、新しいテクを所得したりと、自身のファイトの幅をさらに広げてきました。
初のオリジナルDVDも発売!
武尊とK-1プロデューサによる解説、K-1の試合では実況の音声、会場の音だけを抽出したものと、音声については3種類のパターンを聞くことができるという興味深い趣向が凝らされています。
本編とは別に特典の映像も収められていて、武尊の故郷や相模大野でのロケ、武尊の周りの人々へのインタビュー、アクションシーンへのチャレンジなど、盛りだくさんです。
武尊とパンサー尾形の対決?!
あるテレビ番組で武尊は特に気にしているわけではないのですが、お笑い芸人の尾形がとても武尊(たける)を意識することになります。
ロンドンハーツの企画
尾形の自身の妻の溺愛っぷりに目をつけて、武尊(たける)でゆさぶりをかける企画が行われました。
尾形自体格闘技が好きで武尊のファンでもあったのですが、妻が武尊の写真集を見て喜んでいるのを見て、ジャラシーしてしまいます。
そして、ある日品川庄司の品川が尾形の家に遊びに行った時に、武尊も呼んで会食をさせるのですが、要所要所で尾形の嫉妬心を煽るような行動が繰り広げられました。
最終的には、もやもやしたものを払拭するため、番組の収録でスタジオにリングを設置して、武尊と尾形が対決することになりました。
運動能力に自信があり、サッカーをやっていたことからキック力なら負けないと豪語していたのですが、なすすべなく武尊に倒されることになります。
しかし、武尊に土下座までして、八百長の要請までしてしまいました。
武尊とワンオクのTAKA
もともと、バンドもやっていたりと、かなりの音楽好きな武尊ですが、現在の日本を代表するバンドと言っても良いぐらいの人気のあるワンオクのボーカリストのTAKAと非常に仲が良い事でも知られています。
双方ともに
武尊はTAKAに寄せた感じでヘアースタイルを作っていたり、TAKAも昔からK-1のファンだったと語っています。
年齢も違うのですがお互いをとても認め合ってるようで、TAKAは格闘家としてでなく人としてもリスペクトしているとまで言っていました。
武尊自体、ワンオクのライブを見ることで、練習への励みにもなるということで、彼らは武尊にとってなくてはならない存在にもなっているようです。
武尊とK-1の今後に期待!
観る者に熱い心を与えてくれる、男らしいファイトで魅了する武尊(たける)は、これからK-1のみならず、日本を背負って立つ格闘家して、陰りがまるで見えません。
ファイトの功績だけでなく、ファッション面やタレント性でも人気のある武尊(たける)はこれからも輝き続けるでしょう。
多少怪我がちなところもありますが、それを凌駕する圧倒的な強さを有する武尊(たける)のカリスマ性はさらに増しています。
いつしか格闘技ファンの望みどおり、那須川天心との対戦も、双方が全盛期で輝いているうちに是非実現してほしいものです。