渓流フィッシングを楽しもう!渓流ルアーおすすめ5選!!

渓流ルアーというものをみなさんご存知でしょうか?渓流での釣りというと餌釣りやフライフィッシングをイメージされる方も多いかと思いますが、ルアーでの釣りを楽しんでいる人もいるんです。今回はそんな、渓流ルアーを始めるにあたっての基礎知識おすすめのルアーを紹介していきたいと思います。

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渓流ルアーの特徴

渓流ルアーフィッシングは、主に河川の上流域で行う釣りです。河川の上流域という事はつまり山間部という事で、大きな砂利や岩、草木などが多数エリアに見られます。その大自然を楽しむのもまた醍醐味ではありますが、山間部の普段人の立ち入らない場所に入る際は野生動物との接触などに注意もしなければなりません。

渓流ルアーの釣り場

渓流ルアーの釣り場となる河川の上流という場所は水の量は下流ほど多くはなく、大きな砂利とごつごつした岩が目立ちます。また、草木が生い茂っており大自然のイメージが強いと思います。ルアーという観点から見ると、下流に比べ水量が少ない時は根掛りがしやすかったり、良いポイントにキャスティングしようとして木の枝に絡まったり…と少々難易度は高めです。また、岩などは苔で非常に滑りやすくなっており危険なのでフェルトソールの靴は必須と言えるでしょう。ただ、それらを補って余りある魅力が渓流ルアーにはあるのです。

渓流ルアーで釣れる魚

~マス~

マスは別名「レインボートラウト」と呼ばれ、釣り人の間で親しまれている魚です。体の全体に黒点があり、腹から尾にかけて赤紫色のスジ模様が入っています。水温が低く、流れが速い場所に主に生息している為、渓流でよく見られるようです。

~イワナ~

イワナはその地域によって様々な呼び名があったり、見た目的にも特徴が違ったりしています。それは多数の品種をまとめて「イワナ」と呼んでいる為のようです。イワナの特徴は後述のアマゴなどに比べて警戒心が低く、獲物に貪欲かつ視界も狭い魚でルアーを深く沈め狙うと非常に効果的です。

~アマゴ~

サツキマスの中でも特に川のみで生息するものがアマゴと呼ばれています。アマゴの体には全体に朱色のパーマークが点在していて、川の増水後などはとても美しいアマゴに出会えることもあるようです。アマゴは視界も広いうえ非常に警戒心が強く釣るのが難しい魚です。ですがその分釣れた時の喜びは大きいので是非積極的に狙っていただきたいです。

渓流ルアーの種類

~ミノー~

みなさんがルアーと聞いてパッと思い浮かべるのがこのミノーではないでしょうか。見た目が魚の形をしており、軽量で水面に浮きやすい「フローティング・ミノー」や重りが入っており水中に沈みやすい「シンキング・ミノー」など多様に種類があります。ミノーを使用する際は「トゥイッチング」という技術を使うことをお勧めします。「トゥイッチング」については後で紹介します。

~スプーン~

渓流ルアーではこのスプーンと後述のスピナーを愛用されている方も多いのではないでしょうか?食器のスプーンから柄を取り外した形をしたルアーです。薄い金属の板の両端に穴が開いており、片方にフック、もう片方に糸を結び使用します。ミノーに比べて根掛りしにくく、1個辺りのコストもミノーに比べて低いのも特徴です。また、スプーンには独特な形状をした、ハスルアーと呼ばれる物も存在します。普通のスプーンとは少し違った動きをするので好んで愛用する方もみえるみたいですね。

~スピナー~

針金にブレードとビーズを通し、フックを取り付けたルアーです。前述のスプーンの改良版というポジションです。スプーンもスピナーも、主にただ巻きで使用します。特にこのスピナーは巻くとブレードが回転する姿が、水辺に住む生物が泳いでいるように見え小魚もたくさん付いてきて面白いです。こちらもスプーン同様、ミノーと比べるとローコストで購入することが出来ます。

渓流ルアーの釣り方

~ミノーの釣り方~

ミノーを使用して釣る際は、先程も少し触れましたが「トゥイッチング」という技術があります。具体的には、ロッドを下げチョンチョンと振りながら巻き、ミノーに不規則な動きを与える技術です。最初は少し慣れないかもしれませんが直ぐに誰でも出来るようになります。また、ミノーには「フローティング・ミノー」と「シンキング・ミノー」があることを紹介しましたが、シーズン明けのまだ魚の活性が低く、水中の川虫を獲物にしている時期は「シンキング・ミノー」で沈めてあげると効果的です。夏場の陸生昆虫が増えてきて、水温も上がり魚の活性が上がってきた時期は「フローティング・ミノー」がおすすめになります。フローティング・ミ    ノーの着水の瞬間というのは、陸生昆虫が水面に落ちた時と魚が間違えやすいため、ルアー着水の瞬間にバイトということもよくあるようです。

~スプーンの釣り方~

スプーンを使用する際は、基本的にタダ巻きで使用する人が多いようです。それ以外にもミノーのようにトゥイッチを使用したり、リフトアンドフォールという、ちょっと巻いてルアーを浮かせた所を緩めて沈める技術も使用する事が多いようですね。スプーンはシンプル故に非常に汎用性が高い為、シーズン通して使用できます。中には「渓流ルアーはスプーンとスピナーしか使わない!」という方もみえるみたいですね。

~スピナーの釣り方~

スピナーを使用する際もスプーンと同じくタダ巻きで使用します。ただ、ブレードが回転している為、ミノーやスプーンのようにトゥイッチングするのはあまり向かないようです。スピナーは水生昆虫と勘違いされやすく小魚含めすごく追ってくるので使っていて楽しいみたいです。そんなスピナーですが、使用するのはシーズン始めの水温が低い時期がおすすめのようです。前述の「シンキング・ミノー」と水底の岩を舐めるように泳がせることが出来れば良い結果が期待できそうです。

渓流ルアーのコツ

~ルアー選び~

渓流ルアーの醍醐味とも言えるルアー選び、みなさん「今の時期は水温が低いからよく沈むシンキング・ミノーを使おう」などその日の気候や周りの環境に合わせて使用するルアーを選んでいるようです。ルアーのチョイスが悪いと、釣れる魚も釣れなくなってしまうので同じ場所で釣っている人の意見を聞いたりなどしてみるのも良いかもしれませんね。

~釣りをする時間帯~

渓流ルアーは渓流に行けばいつでも釣れる!という訳ではなく、やはり釣れやすい時間帯というのも存在するようです。一般的には「夜明けから午前10時ごろまで」が釣れやすいと言われる事が多いようです。もちろんの時間帯以外でも夕方などもチャンスになりますし、真昼間にまったく釣れないかと言われるとそうでもないみたいですので、その日その日によってコンディションを見極める必要がありそうです。

~天候~

ある程度まとまった雨が降って水が濁り、雨が止みその濁りがおさまりだしたらそれはチャンスです。魚とは「変化」を好む生き物と言われています。その為、周辺の環境が変わると活性が上がり釣れやすくなるようです。ただ、そのようなタイミングで渓流に行く場合は場所によって非常に危険な場所も有りますので充分注意して頂きたいですね。

~キャスティングする場所~

渓流ルアーで最も重要かつ、難易度が高いのがこのキャスティングする場所ではないでしょうか。渓流魚は普段、強い瀬の流れの中にいたり岩の陰や草木の陰に隠れて獲物を待っています。そのような場所は少しキャスティングがずれると草木にルアーが絡まってしまったり、根掛りしてしまったりとリスクが高いです。しかし、そのような場所に確実にルアーをキャスティング出来るようになれば釣果は間違いなく伸びるでしょう。

渓流ルアーおすすめ5選

~DUO(デュオ) スピアヘッド リュウキ~

出典:Amazon

キレのある泳ぎ、シリーズラインナップの多さなど愛用してみえる方も多い定番ミノーです。

~DAIWA(ダイワ) ドクターミノー~

出典:Amazon

NEXT ~DAIWA(ダイワ) ドクターミノー~