空の巣症候群とは?症状やなりやすいタイプ、克服方法をご紹介!

そして空の巣症候群予防のために最も重要な対策は、あなたの人生のパートナーである夫との関係を、良好に保つことです。

子育てを役割分担し共に苦労を分かち合う

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女性は子育てが終わった瞬間に、ひとりぼっちになってしまうから、虚脱感に潰されそうになります。

できるだけ夫にも子供の養育に参加してもらって、「その日」が来たときの寂しさも二人で分かち合えるようにしておくのは良い考えです。

育児を妻ひとりでこなすのは大変なので、何か対策が必要だという理由は当然です。しかし同時に将来のことも考えて、夫と役割を分担しながら共に子育てをすることを勧めます。

コミニュケーションを取り合い夫婦の関係を良好なものにしておく

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子供が独り立ちした後の時期は、自分の新しい生き方を見つけると同時に、夫との新しい関係を築き上げるのに努力する必要がある期間です。

その日が来た時に、夫婦の生き方が正反対を向いていて離婚することになったということがないように、対策として普段から時間を取り、夫婦のコミュニケーションを良くしておくことを勧めます。

子どもの自立を喜びポジティブに考える

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空の巣症候群を悪化させないために、考えをもっとポジティブなものに変えることも重要な対策です。

子供が無事に独立したということは、親のあなたも人生最大の大仕事をやり遂げたということです。自分で自分をもっとほめてあげても良いのではないでしょうか?

このちょっとした発想の転換は、心のエネルギーを取り戻して、その後の生き方をより積極的に変えてくれることに役に立つはずです。

空の巣症候群になってしまった時の対策・乗り越え方

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「覚悟はしていたけれど、やっぱり落ち込むわー、空の巣症候群だ…」というときの対策をいくつか並べてみました。自分にできそうなものがあったら、是非ともチャレンジして下さい。

やりたいことは何もない、考えるのも辛いと感じる人は、まず好きなだけ休みましょう。心の充電が完了したら、何かが見つかるはずです。

没頭できるような趣味を探す

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まず、何か楽しみながらできることを見つけてそれに没頭してみましょう。昔楽しんでいた趣味、あるいはずっと昔からやってみたかった習い事にトライするのもよいでしょう。

例えば今まで子供が喜ぶからと作っていたお菓子を、自分の楽しみや新しい友人を作るために再スタートするのです。お菓子作りでもはなくて手芸でもお花でも構いません。

体を動かしてみる

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「家でじっとするなんて…」と感じる人は、何かの運動を始めるのも良いアイデアです。スポーツジムに通ったり、ジョッギングやウォーキングにトライしてみたり、プールで泳いでみたりです。

「そんなに本格的なことは、いくらなんでも」と思っている人は、朝のラジオ体操に参加するだけでも良い気分転換になります。

外に出て人と関わったり、仕事を始めてみる

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これまで専業主婦だった人は、子供の世話に費やしていた時間を使って新しい仕事を始めるのも良いアイデアです。自分の世界を広げて新しい人生の展望を開く対策のひとつになります。

ごく普通の近所のパートだって、新しい技術を覚えたり人間関係を広げたりするために、大きな役に立ちます。

これまで家事しかやってこなかったから特別なスキルは何もない、という人は資格を取る勉強から始めましょう。家事のスキルそのものを仕事にする、という方法も考えられます。

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