都心などの商店街と比べると、お店の数は少ないですが、音楽が流れている変わった面白みのある場所なので、観光しに着た方は是非いってみてはいかがでしょうか。
山谷ドヤ街スポット⑤玉姫公園
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山谷を含むドヤ街のエリアに興味がある方は玉姫公園に足を運んでみてください。前者でもご紹介した通り、現在のホームレスの方々の生き方、日常を知ることができます。
山谷ドヤ街スポット⑥マンモス交番 (日本堤交番)
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以前の山谷では治安はあまり良くなかったということから、何度か騒ぎを引き起こすものがあらまれていました。そのような事もあり、山谷交番として建てられたものの、今現在では日本堤交番として存在しています。
愛称もあり、マンモスと呼ばれるほど一般の交番よりも縦に大きく建てられた4階建ての交番となっています。
山谷ドヤ街スポット⑦今はなき世界本店とその名のついたコンビニ
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沢山働いていた人々の憩いの場所として賑わっていた世界本店という居酒屋が、山谷にありました。今現在ではすでに閉店してしまいセブンイレブンになっています。
ですが、あまりにも立ち飲み屋として有名であったため、コンビニのドアのところには世界本店と綴られていて、昔の人々ならば記憶を遡って感傷できる事でしょう。
山谷ドヤ街スポット⑧天ぷらの老舗「いせや本店」
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このお店は127年前からの創業で山谷の中では一番有名といっても良い天ぷら屋さんです。お昼少し過ぎた時間でも、入り口から次のコーナーをまがって、という大変長い行列を作ります。
昔から同じ場所に、味も変わらずあるため、常連さんは多いはずです。天ぷら好きなら食べなきゃ損!な老店舗となっていて、これからも続けて欲しいお店です。
Contents
山谷ドヤ街が現在抱える問題とは?
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これまでに様々な経緯や、昔の時代の変化、どのような背景だったかをご紹介してきました。
ですが、時代はもちろん季節のように素早く去っていきます。そんな今現在での山谷の問題点とは一体なんなのか、考えていきます。
山谷ドヤ街が抱える問題①貧困
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以前は高度経済成長により山谷に集結してしまった人が溢れ出て、それにより沢山の人々が労働に明け暮れていました。
ですがそれもつかの間、職にありつけない人も出てきてそれの名残もあり今の家族にも捨てられ、おうちもない人々が住んでいるのです。
山谷ドヤ街が抱える問題②高齢者福祉
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山谷に住んで働いていた人々は日々の生活に苦しんでいましたが、そのようなこともあり騒ぎを起こす人も出てきていました。
ですがそんな時代に生きた人々も老いから防ぐことはできません。そんな人々が今となっては高齢となり、お酒やもしも亡くなってしまった時などについての問題が深くなってきているのです。
山谷ドヤ街は有名漫画にも登場!
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誰もが訪れたことがあるのであれば、とある有名な漫画にも登場していたのがわかるでしょう。
どのような場面で、どのような時に使われていたのかご紹介していきます。
山谷ドヤ街が舞台の「あしたのジョー」

内容は知らなくとも誰もがタイトルは知ってるであろうあしたのジョーに登場した、泪橋交差点あたりの丹下段平にジムが建てられているという設定で使われていました。
特に商店街などにはキャラクターのボードやモニュメントなんかも飾ってあり、一度この漫画で山谷を盛り上がらせようと考えられていた証拠にもなりますね。
山谷ドヤ街の食堂「きぬ川」が登場した「孤独のグルメ」
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お昼ご飯や夜ご飯として食べることができない、早朝のみの営業で参加しているきぬ川が漫画のモデルになります。
雨の中ここでいいやと投げやりなように決めてしまったお店で使われています。若干商店街の道が変わっているものの、雰囲気さは似ているため、共感できる人はいるのではないでしょうか。
尼崎も治安が悪い町として有名ですが果たしてそうなのでしょうか?詳しく知りたい方はこちら
山谷ドヤ街の象徴歌「山谷ブルース」
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一度はどこかで聞き覚えのあるような、そんな歌に出会ったことはありませんか?その中でも山谷ブルースという曲について、知っている人はいるのではないでしょうか。
そんなむかしの山谷に着目して作られた曲について追っていきます。
岡林信康さんの「山谷ブルース」
彼の作った曲はギターの弾き語りでもあり、当時の日雇いで死に物狂いして働いていた人々を表現しています。
この世の中を恨んでも意味がない、そして自分たちがいなくなればこの日本の公共的なすべてのものは何もできなくなる、と自分たちは周りにひどい目で見られようとも屈さない生き方を描いています。
むかしの人々の感情が込められているため、興味のある方は一度聞くべき楽曲です。
山谷ドヤ街を再び賑わいのある街へ!若い居酒屋店主の思いとは
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もともと喫茶店でマスターとして働いていた酒井さんはとある大きな決断をします。多くの人々が自分のことに関して決断するのは当たり前のことでもあります。
ですが彼は、世のためと思い新しく改革させようと試みに出たのです。そんな彼のやり方を考えていきましょう。
山谷に元喫茶店のマスターが居酒屋をオープン!
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酒井さんはクラウドファンディングという場所で支援金を稼いでそのお金で、もともと喫茶店として働いていたのをやめ、居酒屋を2018年に開店させました。
ここで紹介してきたように、今現在ホームレスになってしまっている人や、当時にそのような人になってしまったのは彼ら自身のせいではありません。
そのようなことをあまりにも浸透してないせいで、周りからの目線は鋭いものに変わってしまい、山谷の、エリア自体が悪い方向へとむいてしまったのです。
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ですので、それらを改善しようと、新しくいろんな人々に歴史から学んでもらいたいという強い思いを経てからは新しくお店をオープンしたのです。
それだけではなく、高齢と化してきたこの街は新しいことを始めるためにいろいろなな会社が支店を置くこともできなくなり、お店も廃れていくという悪循環から救うために、彼のお店を起源として始められたらと望んでいるのです。
山谷騒動のきっかけ
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1960年代に山谷がこの日本全開かな知れ渡るきっかけとなった事件がありました。それは山谷騒動で、数回起こったのも原因で今となっては歴史に刻まれています。
あまり知られていない騒動
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最初に起きた騒動はパチンコ屋で労働をしている人々が、もめていると通報され、対処した警察の人の態度がひどいとのことで、周りの人々が交番の周りから石などを投げ込み抗議しました。
ですがこれはニュースとなっておらず周りに知られていないので、ことは収まります。
2回目以降
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二番目に起きたものは、お金に関係したやり取りで警察に連行された労働者の傷を見て、そのほかの傍観していた労働者が警察にやられたと反抗してきたのです。
こちらも一回目と同様に、交番を囲み叩き込んできましたが、こちらでは即座に情報が流れ、山谷騒動と呼ばれるようになりました。
山谷に関する本
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ここまでの内容を拝見された方なら興味は少しわいたのではないでしょうか。そんな方にもっと知識を得たいという方、様々な本が出版されているのでお勧めします。
山谷ブルース

日本人の著者ならまだしも、この本はエドワード・ファウラーという外人さんが書かれた本になります。日本の歴史なのにも関わらず、このような細かい記憶にも参加してきて驚きますよね。
なぜ山谷というエリアができたのかという疑問に感じるところから細かく説明されているため、わかりやすく面白い本となっています。
経験をベースとして描かれているものもあるため、臨場的なものを心の奥から感じることもできれば、労働していた人々の感情も知ることができるため、リアルに感じれる本です。
山谷は3大ドヤ街のひとつ!現在はディープな観光スポットに!
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これまでに紹介してきたような街は日本で大きいものでも3つあり、私たちの生活とは少しかけ離れていたため無視してきた部分もあったかもしれません。
ですが、その当時の歴史を知ることでどうしてこの道端に住む人々はこんなにも多いのだろうと知ることができます。
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そうなると今までとは違った新しい目線で考えることができるため、自分もそれに貢献していけるようになり、新しいまちづくりにもなって栄えていくのです。
そのような一人一人の意識も大切であるため、周りから聞いたからというそれだけの意見で決めつけるのではなく、調べることも必要なのです。
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