象皮病とは?西郷隆盛もなった病気の原因や症状・治療法を紹介!実際の症例も

実際に年間6万人程の死亡者がいるとされています。症状は重症化すると一気に死亡率ガ20~50%に上がることもあります。反対に感染しても症状が全く出ない人もいるようです。

蚊によって感染する病気③ジカウイルス感染症(ジカ熱)

ジカウイルスを保有した蚊に刺されると感染します。また、人から人へは性交渉や献血でも伝染るようです。

特別な治療法がないこと、それに加え妊婦にとっては最大の悩みである、胎児の小頭症発生のリスクがあります。

蚊に刺されないことが最大の予防策となるため、妊婦やパートナーには流行している地域への渡航を控えるように呼び掛けているようです。

蚊によって感染する病気④チクングニア熱

alohamalakhov / Pixabay

チングニアウイルスを保有した蚊に刺されることで発症します。

やはり主に発生するのはアフリカ、南アジアなどの熱帯地域ですが平成19年にイタリアで流行したことで注目を浴びました。こちらも治療薬はなく、対処療法で様子を見ます。

蚊によって感染する病気⑤デング熱

デング熱もデングウイルスを保有した蚊に刺されると人に感染します。平成26年に国内幹線が確認されたことで、一時期日本でも大きく取り上げられました。

予防や治療法がないため、対処療法で様子を見ます。

蚊によって感染する病気⑥日本脳炎

今は義務付けられてはいないようですが、日本脳炎の病名については、予防接種で聞いたことがある人も多いでしょう。

日本脳炎を運ぶのはコガタアカイエカと呼ばれ、昭和20年代から30年代に日本では流行しました。死亡率が40%を超えることもあり深刻な問題として扱われました。

豚で日本脳炎ウイルスが増殖することも分かっており、豚を飼育しているところでは徹底的に、豚が日本脳炎にかかっていないか監視されています。

蚊によって感染する病気⑦マラリア

Numbercfoto / Pixabay

マラリア原虫を持つ蚊に刺されると感染します。日本では横浜市で毎年、数例があるほど身近な病気です。

他の病気に比べて症状が出るまでの長い潜伏期間があります。マラリアに関しては予防接種を打つことと、抗マラリア薬の投与で治療します。

蚊に刺されないことが最大の予防とされ、対処法があまりない病気も存在します。その場合に備えて蚊について詳しく知りたい方はこちらも御覧ください。

現在は犬が象皮病の恐れ!

Pezibear / Pixabay

象皮病の素になる「フィラリア」は現在犬を脅かす存在になっています。

人寄生性のフィラリアは居なくなりましたが、イヌ寄生性のフィラリアはまだまだ猛威を奮っているようです。ペットで犬を飼われている人にはかなり深刻な状況です。

そして何より、フィラリアに感染した犬から人に感染することもあるようです。この場合は象皮病には至らないそうですが、不安になりますよね。

予防接種で防ぐ

もちろん、犬を飼う上でこの病気の存在を知らない人はいないくらいで、予防接種を受けるように教えられます。

また、一回ではなく、予防が必要な時期や投薬開始前に必ず血液検査をする必要性を教えてくれる病院もあるようです。

血液検査をしてから予防接種!

予防接種する前に血液検査をしないとどういうことが起きるのか気になります。

すでにフィラリア症にかかっている状態で予防接種を受けてしまうと、予防接種によって死んだ成虫が原因となり血流が悪くなる、血流を止めてしまうこともあり死亡する原因にもなりかねません。

大丈夫と思っても、血液検査をしてから投薬に望みましょう。

治療薬発見しノーベル賞受賞

寄生虫の治療薬として実用化された「イベルメクチン」を完成するのに必要な新種の菌を発見し、貢献したとしてノーベル小を受賞した人が日本にいます。

しかも、見つけたのは青森県伊東市内のゴルフ場だったそうです。

ノーベル賞を受賞したのは大村智さん

輝かしいノーベル賞を2015年に受賞したのは、大村智(おおむらさとし)さんです。現在84歳、受賞した時は、80歳でした。

微生物が生産する天然有機化合物の研究を45年にも渡って続けて約500種類の新規化合物を発見しています。

世界で年間3億人失明から救う

Free-Photos / Pixabay

「イベルメクチン」は象皮病にも効果が得られたことが分かっており、その中でも「オンコセルカ症」の効果が注目を浴びました。

別名、河川盲目症とも呼ばれアフリカではブユに刺されることで微生物が目などに侵入し、失明の危険があると深刻な問題になっていました。

そこに「イベルメクチン」が効果を発揮し年間数万人が失明する危険から解放することに成功したのです。

象皮病は身体の一部が肥大化する病気!むくみなどがあれば病院へ

hamiltonpaviana / Pixabay

様々な症例とともに、感染経路や、現在の危険性などについて説明しました。現在の日本ではほぼなくても、いつ他の国から運ばれてくるか分かりません。

症状が陰茎部分だと病院に行くのも躊躇していしまいますが、早めの診断と治療で大きく変わってきます。事故や怪我でなる場合もあるため、少しでも以上を感じた時は病院へ受診に行きましょう!

巨乳症に関する記事はこちら

「蚊」に関する記事はこちら