九字それぞれに対応する印を結ぶ方法で、空を切るよりも複雑故に効果が高いとされています。
臨兵闘者皆陣列在前それぞれ1文字ずつに対応する印を結び、その後に呪文を唱えてりんぴょうとうしゃを行う護身方です。
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アニメなどに出てくる方法はこちらのやり方の方が多く、広く知れ渡っているのもこちらのやり方です。
印には1つ1つ意味合いがあり、印を通して神様へ意思疎通を行っています。正しい印を結ばないと、神様へも思いは伝わらないのです。
りんぴょうとうしゃの印の結び方
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印には精神を統一させる意図があり、現代でもリラックスができると、個人的に行っている方もいらっしゃるようです。
こちらでは、りんぴょうとうしゃに使用する印の結び方についてご紹介させていただきたいと思います。
難しい手の形から簡単に行える印まで様々に存在し、一度かじると興味がわいて他の印も調べてしまうかもしれません。
![少年陰陽師 おどみの殿でこころざせ (角川ビーンズ文庫)](https://i0.wp.com/images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51j43vhryQL.jpg?resize=352%2C500&ssl=1)
特に人気の忍者アニメなども最近では増えてきており、子供達の方が印について詳しいという事が発生しています。
アニメなどを見る年ごろのお子さんがいらっしゃる方は、家庭の会話のネタに印をお子さんと一緒に練習したりといった楽しみ方も可能かもしれません。
りんぴょうとうしゃの印:前編
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印の手の形をご紹介させていただきます。ややこしい手の形もあるため、イラストなどを参考に練習してみてはいかがでしょうか。
臨では、左右の手を組んで、前方方向に人差し指を立てて揃えます。兵では、左右の人差し指を揃えて立て、中指を絡ませます。
闘では、中指と人差し指を絡ませて握り、薬指と小指2本を立て合わせます。者では、中指と薬指を交互に絡ませて内側に折り、人差し指は立てて揃えます。
りんぴょうとうしゃの印:後編
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皆では、右手親指を外側にし全ての指を絡ませて握ります。陣では、左右の指を組み合わせて指を手の平の内側に握りこみ、左の親指を内に入れて握り込みます。
裂の形はニンニンと子供ながらに遊び、知っている方も多いのではないでしょうか、左手人差し指を立て右手で握り、右手の親指は内へ入れておきます。
在では、左右の手を開き、親指と人差し指を触れさせて、三角を作ります。前では、左手の握りこぶしを右手のひらの上に乗せて右手で握ります。
練習を行う際には、呪文は声に出さないようにしましょう。間違えて作動してしまう事がないように、印の練習は無言で手を使ってだけで行う事をお薦めします。
りんぴょうとうしゃは神様と通じている
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おまじないや護身法として効果があるのには、理由があります。到底人の力だけでは悪い存在を追い払うえません。神様や仏様の力をお借りして、身を守る方法なのです。
そのため、正式な方法で認められた修練を重ねた人のみが、神様の力をお借りして悪いことを罰する力を持てるとされています。
私利私欲などの邪な感情が少しでもある方は、絶対に行わないようにしましょう。自身の身を滅ぼしかねないのです。
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少しでも不安がある方は、このように強い力を使う儀式を行うのではなく、私たちが行える身近な方法で環境をよくする取り組みを行う事も考えてみてください。
私たちを取り巻く環境が変わると、自身の健常さだけではなく、自然と保護する力も見に着きます。まずは自分の中から、綺麗にしていく事で、円滑に回っていく事も有るのです。
九字の印にはそれぞれ神仏が宿る
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りんぴょうとうしゃの九字には、その文字ごとに神様や仏様が存在しており、「臨」を例に挙げると、仏様は「毘沙門天」、神様は「天照皇大神」というようになっています。
りんぴょうとうしゃを行うという事は神仏の力を借りて護身するという事です。そのため安直に行うべきではないという事になります。
そして神様や仏様と人が契約を交わすという事は、それだけの力を必要とし、失礼のないよう熟練した技で行うべきとされています。
九字護身法を行った後は解除する
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強い力を借りているため、りんぴょうとうしゃは終了の呪文も唱えなければいけません。始まりから終わりまで通して神様との契約の儀式なのです。
終了のための呪文、ヲンキリキャラハラフタランバソツソワカヲンバザラドジャコクと唱えるようにしましょう。
その際には力を貸してくださった神様や仏様への感謝の気持ちを込める事も大切です。そういった気持ちを儀式の中に取り込むようにしてみてください。