りんぴょうとうしゃは神様と通じている
おまじないや護身法として効果があるのには、理由があります。到底人の力だけでは悪い存在を追い払うえません。神様や仏様の力をお借りして、身を守る方法なのです。
そのため、正式な方法で認められた修練を重ねた人のみが、神様の力をお借りして悪いことを罰する力を持てるとされています。
私利私欲などの邪な感情が少しでもある方は、絶対に行わないようにしましょう。自身の身を滅ぼしかねないのです。
少しでも不安がある方は、このように強い力を使う儀式を行うのではなく、私たちが行える身近な方法で環境をよくする取り組みを行う事も考えてみてください。
私たちを取り巻く環境が変わると、自身の健常さだけではなく、自然と保護する力も見に着きます。まずは自分の中から、綺麗にしていく事で、円滑に回っていく事も有るのです。
九字の印にはそれぞれ神仏が宿る
りんぴょうとうしゃの九字には、その文字ごとに神様や仏様が存在しており、「臨」を例に挙げると、仏様は「毘沙門天」、神様は「天照皇大神」というようになっています。
りんぴょうとうしゃを行うという事は神仏の力を借りて護身するという事です。そのため安直に行うべきではないという事になります。
そして神様や仏様と人が契約を交わすという事は、それだけの力を必要とし、失礼のないよう熟練した技で行うべきとされています。
九字護身法を行った後は解除する
強い力を借りているため、りんぴょうとうしゃは終了の呪文も唱えなければいけません。始まりから終わりまで通して神様との契約の儀式なのです。
終了のための呪文、ヲンキリキャラハラフタランバソツソワカヲンバザラドジャコクと唱えるようにしましょう。
その際には力を貸してくださった神様や仏様への感謝の気持ちを込める事も大切です。そういった気持ちを儀式の中に取り込むようにしてみてください。
りんぴょうとうしゃの使い方は?
りんぴょうとうしゃは実際に現代ではどのような場面で使用するのでしょうか。昔とは大分と人間を取り巻く環境が変わり、科学の発展と共に非科学的な存在はないと証明されてきました。
昔の時代では妖怪や悪魔などの存在と人は近くに存在していたとされており、そのために陰陽師などが活躍していました。
しかし現代では妖怪の存在は信じない人たちが増え、そのため使用するのは個人的なおまじないや護身術として使用する場面が多いのです。
環境に不満がある時は場所を浄化する
生活において自身の身を置く環境に不満があるときなどに、浄化する効果があるとされ、おまじないとして使用する場合があります。
風水やお札なども環境をよくする効果を持つとされており、それらの使い方のように私たちが身を置く空間自体を浄化するという事です。
りんぴょうとうしゃを使う場合は最終手段と考えたほうがいいかもしれません。それまでに出来る身近な事を行って、それでもダメであれば、手段として考えてみましょう。
自身の身の回りの環境が良くなりだしたら、必ずりんぴょうとうしゃの浄化する効果を終わらせる呪文を唱えることを忘れないようにしてください。
人間関係に不満がある時に相手を浄化する
仕事や友人関係などが上手くいっていないときに、りんぴょうとうしゃを使用すると事態が良くなるとも言われています。
その場合は嫌なことをしてくる相手に九字切りを行うのですが、一説では人に対して九字切りは行ってはいけないと言われています。
実体として存在しないものを祓う方法であるため、人間へ行う際には自己責任で行うようにしましょう。
人と人の関係は、自身で築くものであるため、おまじないを使用せずとも修復が可能であるケースが多いのです。
また、自身の身の振り方を見直すのにも丁度良い機会かもしれません。自身が綺麗な心を手に入れれば、そういった悪い物は寄って来ないのです。
自分自身を浄化することも可能
現代においても霊的な存在はあると考えられています。そして、万が一自身にそういった悪い存在がまとわりついている時には、りんぴょうとうしゃを使用して追い払いましょう。
他者ではないため許されるとされており、りんぴょうとうしゃでそういった悪しき存在を浄化することが出来るといわれています。