山岸秀匡のミスターオリンピア出場への険しい道のりとは?
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ミスターオリンピアとは世界規模のボディビル大会でプロのボディビルダーが目指す世界屈指の大会です。
山岸秀匡は日本人には無理だと思われるこの狭い門をこじ開けようとしました。
年収もたかが知れた山岸秀匡には金銭的も厳しい挑戦でした。
大会出場の為にはプロカードの取得が必要
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ミスターオリンピアに出るためにはIFBBのプロ選手にならなければいけません。IFBBとは国際ボディビルダーズ連盟のことです。
IFBBのプロ選手になるにはIFBBが主催する大会で実績を積まなければいけません。
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アメリカで開催されるIFBBの直下団体NPCが主催する大会での成績上位者がIFBBのプロ選手になる権利が与えられます。
その権利のある選手だけがIFBB主催のプロコンテストに出場でき、そこで優勝することによりIFBBのプロ選手になることができプロカードを取得することができるのです。
2001年に4年がかりでプロカードを取得
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プロカードを取得することがどれだけ大変な道のりかが分かりましたが山岸秀匡は4年がかりでの取得になりました。
NPCが主催する大会に出場すにはまず日本で成績を残さないといけません。その次の段階がNPCが主催する大会、そこでのオーバーオール優勝がプロカード取得の条件です。
このオーバーオールというのがまた大変で体重、年齢別の階級という垣根を取っ払った無差別の環境をオーバーオールといいます。
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山岸秀匡はプロカード取得に動き出して4年目、2001年開催のIFBBミスター・アジア大会で見事優勝しプロカードを取得しました。
2006年にミスターオリンピアへの出場権を獲得
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プロカードを見事取得した山岸秀匡ですがすぐにミスターオリンピアに出場できるわけではありません。
プロとしての実績を残さなければいけないのです。IFBB主催の世界大会で上位の成績をキープし続けました。
2006年の大会「IFBBサンフランシスコサクラメントプロ」で3位入賞しミスターオリンピアの出場権利を見事獲得することとなりました。
山岸秀匡のトレーニング方法は?どんなことをしてるの?
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山岸秀匡の毎日違う部位を鍛えるトレーニング内容について時間や、回数などどの程度こなしているのかについて説明していきます。
山岸秀匡のトレーニング①背中の強化
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上半身の厚さ作りには背中の厚みが大切です。ミスターオリンピア山岸秀匡の背中メニューの1日目はこちらです。
- チンニング(懸垂)4セット10回、高い棒に手をかけてぶら下がり身体を引き上げるトレーニング。
- ラットプルダウン4セット10回、チンニング(懸垂)を自分の体重ではなく調整可能な重りを使用して行うトレーニング。
- ダンベルロー4セット10回、ダンベル・ローイングの略。ダンベルを引き付けて行うトレーニング。
- ベントオーバーロー4セット10回、ベントオーバーローイングの略。前傾姿勢にキープしたままバーベルを引き上げるレーニング。
- デッドリフト4セット10回、デッドウェイト(重り)をリフトアップするトレーニング。
- Tバーロー4セット10回、Tバーローマシンを使ったトレーニング。
- ケーブルロー4セット10回、ケーブルローイングの略、ケーブルを引っ張るトレーニング。
- ハイパーエクステンション4セット10回、ベンチにうつ伏せになり足首を固定し上体を上げるトレーニング。
山岸秀匡のトレーニング②胸・カーフの強化
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正面から見えるぶ厚い胸板は鉄板です。ミスターオリンピア山岸秀匡の胸・カーフのメニュー2日目はこちらです。
- インクラインベンチプレス4セット10回、インクラインベンチに横たわりバーベルを上げるトレーニング。
- ダンベルプレス4セット10回、ダンベルを上げるトレーニング。
- インクラインダンベルフライ4セット10回、インクラインベンチに横たわり腕を左右に広げて閉じるトレーニング。
- マシンチェストプレス4セット10回、チェストプレスマシンを使って腕を伸ばして引くトレーニング。
- ケーブルクロスオーバー4セット10回、張ったケーブルを用いて伸ばして引くトレーニング。
- ダンベルプルオーバー4セット10回、ベンチに仰向けになりダンベルを頭の上から引き上げるトレーニング。