山岸秀匡とは?日本で唯一のプロボディビル選手!
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山岸秀匡の肉体を見た方は驚きます。まるでアニメ「北斗の拳」や「ドラゴンボール」に出てくるような肉体なのです。
山岸秀匡は日本一のボディビルダーで日本一年収を稼ぎ出すと言われています。
山岸秀匡、その肉体の秘密について迫っていきたいと思います。
山岸秀匡のプロフィール
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山岸秀匡の身長は168cm、体重はオンシーズン104キロです。男性168cmの平均体重は68キロ程ですのでかなり大きいことが分かります。
早稲田大学人間科学部スポーツ科学科出身、2年生の時にバーベルクラブに入部しました。
山岸秀匡の生い立ち①子供の頃は様々なスポーツに取り組む
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山岸秀匡は幼少期からスポーツに親しんでいました。小学校から野球を習い平行して中学まで少林寺拳法もやっていました。中学からは柔道に打ち込みました。
山岸秀匡の生い立ち②高校時代はラグビー部に所属
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高校は北海道札幌旭丘高等学校、ラグビー部に所属したことがきっかけで将来を決める大きな出会いをしました。
体を大きくする為にウエイトトレーニングをはじめた山岸秀匡、ここから体作りの虜になるのです。
ウエイトトレーニングに出会った山岸秀匡は体重が入学時に比べて30キロ増の80キロになって卒業しました
山岸秀匡の生い立ち③早稲田大学ではバーベルクラブに所属
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体作りの虜になった山岸秀匡はバーベルクラブに入部します。大学在籍時からボディビル関係者から一目置かれる存在になります。
実績では全日本学生ボディビル選手権の第30回と第31回で立て続けに優勝を果しました。
山岸秀匡の生い立ち④健康体力研究所に入社
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大学卒業後はプロティンやサプリメントなどを扱う株式会社健康体力研究所に入社します。
大学卒業後、1年目の年収平均は約230万円です。ボディビルを続けるには厳しい環境です。
山岸秀匡の生い立ち⑤2002年にプロへの移行を表明
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プロ移行するまでには国内外の社会人コンテストでつねに上位入賞した山岸秀匡、アメリカへボディビル留学も経験しました。
年収が約230万円として優勝賞金などで稼いでいるのか?と思ったら、日本のボディビルの賞金はほぼ皆無だそうです。
山岸秀匡のミスターオリンピア出場への険しい道のりとは?
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ミスターオリンピアとは世界規模のボディビル大会でプロのボディビルダーが目指す世界屈指の大会です。
山岸秀匡は日本人には無理だと思われるこの狭い門をこじ開けようとしました。
年収もたかが知れた山岸秀匡には金銭的も厳しい挑戦でした。
大会出場の為にはプロカードの取得が必要
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ミスターオリンピアに出るためにはIFBBのプロ選手にならなければいけません。IFBBとは国際ボディビルダーズ連盟のことです。
IFBBのプロ選手になるにはIFBBが主催する大会で実績を積まなければいけません。
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アメリカで開催されるIFBBの直下団体NPCが主催する大会での成績上位者がIFBBのプロ選手になる権利が与えられます。
その権利のある選手だけがIFBB主催のプロコンテストに出場でき、そこで優勝することによりIFBBのプロ選手になることができプロカードを取得することができるのです。
2001年に4年がかりでプロカードを取得
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プロカードを取得することがどれだけ大変な道のりかが分かりましたが山岸秀匡は4年がかりでの取得になりました。
NPCが主催する大会に出場すにはまず日本で成績を残さないといけません。その次の段階がNPCが主催する大会、そこでのオーバーオール優勝がプロカード取得の条件です。
このオーバーオールというのがまた大変で体重、年齢別の階級という垣根を取っ払った無差別の環境をオーバーオールといいます。
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山岸秀匡はプロカード取得に動き出して4年目、2001年開催のIFBBミスター・アジア大会で見事優勝しプロカードを取得しました。
2006年にミスターオリンピアへの出場権を獲得
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プロカードを見事取得した山岸秀匡ですがすぐにミスターオリンピアに出場できるわけではありません。
プロとしての実績を残さなければいけないのです。IFBB主催の世界大会で上位の成績をキープし続けました。
2006年の大会「IFBBサンフランシスコサクラメントプロ」で3位入賞しミスターオリンピアの出場権利を見事獲得することとなりました。
山岸秀匡のトレーニング方法は?どんなことをしてるの?
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山岸秀匡の毎日違う部位を鍛えるトレーニング内容について時間や、回数などどの程度こなしているのかについて説明していきます。
山岸秀匡のトレーニング①背中の強化
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上半身の厚さ作りには背中の厚みが大切です。ミスターオリンピア山岸秀匡の背中メニューの1日目はこちらです。
- チンニング(懸垂)4セット10回、高い棒に手をかけてぶら下がり身体を引き上げるトレーニング。
- ラットプルダウン4セット10回、チンニング(懸垂)を自分の体重ではなく調整可能な重りを使用して行うトレーニング。
- ダンベルロー4セット10回、ダンベル・ローイングの略。ダンベルを引き付けて行うトレーニング。
- ベントオーバーロー4セット10回、ベントオーバーローイングの略。前傾姿勢にキープしたままバーベルを引き上げるレーニング。
- デッドリフト4セット10回、デッドウェイト(重り)をリフトアップするトレーニング。
- Tバーロー4セット10回、Tバーローマシンを使ったトレーニング。
- ケーブルロー4セット10回、ケーブルローイングの略、ケーブルを引っ張るトレーニング。
- ハイパーエクステンション4セット10回、ベンチにうつ伏せになり足首を固定し上体を上げるトレーニング。
山岸秀匡のトレーニング②胸・カーフの強化
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正面から見えるぶ厚い胸板は鉄板です。ミスターオリンピア山岸秀匡の胸・カーフのメニュー2日目はこちらです。
- インクラインベンチプレス4セット10回、インクラインベンチに横たわりバーベルを上げるトレーニング。
- ダンベルプレス4セット10回、ダンベルを上げるトレーニング。
- インクラインダンベルフライ4セット10回、インクラインベンチに横たわり腕を左右に広げて閉じるトレーニング。
- マシンチェストプレス4セット10回、チェストプレスマシンを使って腕を伸ばして引くトレーニング。
- ケーブルクロスオーバー4セット10回、張ったケーブルを用いて伸ばして引くトレーニング。
- ダンベルプルオーバー4セット10回、ベンチに仰向けになりダンベルを頭の上から引き上げるトレーニング。
山岸秀匡のトレーニング③肩の強化
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背中の厚みとぶ厚い胸板には発達された肩が欠かせません。ミスターオリンピア山岸秀匡の肩のメニュー2日目はこちらです。
- サイドレイズ4セット10回、ダンベルなどの重量を両手に持ち首の高さまで左右上げるトレーニング。
- バーベルショルダープレス4セット10回、バーベルを肩まで上げるトレーニング。
- フロントレイズ4セット10回、ダンベルなどの重量を両手に持ち首の高さまで前に上げるトレーニング。
- アップライトロー4セット10回、ダンベルを狭い間隔で持ち肩まで前に上げるトレーニング。
- リアレイズ4セット10回、ダンベルを持って、上半身を45度にキープしながら首の高さまで左右上げるトレーニング。
- リアデルトマシン4セット10回、リアデルトマシンというリアデルト(三角筋後部)の鍛えるマシンを使っての肩へのトレーニング。
山岸秀匡のトレーニング④腕の強化
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太い腕はボディビルダーの基本です。ミスターオリンピア山岸秀匡の腕のメニューの4日目はこちらです。
- プレスダウン4セット10回、上から胸の位置までケーブルを下ろすトレーニング。
- ナローベンチプレス4セット10回、フラットベンチに仰向けになりバーベルを胸まで下ろすトレーニング。
- ディップス4セット10回、両手でバーを持ち足を浮かせ上下に腕だけで動くトレーニング。
- スカルクラッシャー4セット10回、フラットベンチに仰向けになりバーベルを上腕を固定したまま額まで下げるトレーニング。
- バーベルカール4セット10回、バーベルを上げるトレーニング。
- プリチャーカール4セット10回、プリーチャーベンチに座りバーベルを上げるトレーニング。
- ダンベルカール4セット10回、ダンベルを持ち上げるトレーニング。
- リバースカール4セット10回、ダンベルカールを手の向きを変えた状態でするトレーニング。
山岸秀匡のトレーニング⑤脚の強化
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巨大に進化させた上半身を支えるのは脚です。5日目はこちらです。
- レッグエクステンション4セット15回、レッグエクステンションマシンを使用した脚のトレーニング。
- スクワット4セット15回、股関節を曲げて行う自身の体重で負荷をかけるトレーニング。
- レッグプレス4セット15回、レッグプレスマシンを使用した脚のトレーニング。
- ハックスクワット4セット15回、ハックスクワットマシンを使用した脚のトレーニング。
- レッグカール4セット15回、レッグカールマシンやチューブなどの道具を使用しながら脚のトレーニング。
- シーテッドレッグカール4セット15回、レッグカールマシンに座って脚を伸縮するトレーニング。
- スティッフレッグドデッドリフト4セット15回、脚を固定したウエイトトレーニング。
- スタンディングレッグカール4セット15回、レッグカールマシンを使い立って行うの脚のトレーニング。パッドの位置を調節する。
脚元がおしゃれだとやる気もアップする方も多いと思います。フットウエアに興味がある方はこちらもご覧ください
山岸秀匡、趣味はトレーニング!
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18歳頃からはじめたウエイトトレーニング、さぞかしきついのかと思いますが山岸秀匡は「トレーニングが趣味であり仕事」と答えています。
山岸秀匡はいまだにトレーニングは楽しくて仕方がないそうです。「好きこそものの上手なれ」とはこのことです。
食事もトレーニング
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食事もトレーニングの一環ですから食事面はさぞかし食べたいものを我慢しての生活と思いますが、「食べ物は楽しんで食べないとダメです」と答えています。
体を作る為の食事は、納得し自身で考え抜いた内容や回数を楽しんで食べているのです。その為には栄養学の勉強もまたトレーニングの一環といえます。
山岸秀匡の功績やボディビルダーとしての年月を考えると、この考えは嘘ではなく本心なことが分かります。
山岸秀匡、オンオフの日の過ごし方
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オンシーズンは死に物狂いでがんばりオフシーズンはダラダラ過ごしたりすきなことをするのか気になります。