ここで、宇宙の法則に関する書籍を何冊か紹介します。絶版で古本でしか手に入らないものがほとんどですが、ネットや古本屋でていねいに探してみて下さい。
植西 聰『運を引き寄せる宇宙の法則<ルール>』
既に絶版になっていますが、Amazonで中古本が手に入ります。著者は産業カウンセラーなので、ビジネスに宇宙の法則を利用したい読者に向いているでしょう。
例えばこの本には、運がよくなるヒントとして「神様はいつも人を喜ばせたいと思っています」というヒントが載っています。
それを読んだ読者の方が「優秀な上司は、部下にねぎらいを言うのを忘れない」というコメントを寄せているのが印象的でした。
井筒 和幸『宇宙の法則』
同名の映画(1990年)を監督自らが小説化したものです。既に絶版になっていますが、Amazonから中古本が入手可能です。
ただし、スピリチュアルな内容を期待している人には、当てが外れるかもしれません。「尾州(現在の愛知県西部)の機屋(はたや)」を描いた青春ものです。
しかし、故郷で衰退しつつある産業を復興させるため苦労し、何かを得たと思ったら肺炎で亡くなっていく主人公の生き様の中に「宇宙の法則」をしみじみと感じることができるのではないでしょうか?
DVDで鑑賞可能
『宇宙の法則』の映画版DVDは、現在も入手可能です。小説を読んで気になった方は、一度映画を鑑賞してみませんか?
佳川 奈未『手放すほどに受け取れる宇宙の法則』
「宇宙の法則」をストレートに説明した本です。残念ながらこれも絶版。Amazonで中古本が手に入ります。
この本では、心配や嫉妬などのネガティブな感情をどんどん手放していけば、「宇宙の法則」に従って願いがどんどん叶う、というもので、その「ネガティブな感情の手放し方」にポイントを置いています。
読む人を選ぶ本?
批評をみると、「わからなかった」「内容が凡庸」というコメントと「わかりやすくなった」「気分が楽になった」というコメントに二分されています。
おそらく、今この主の本を必要としている人、波長の合う人にのみ訴えかける内容を持った書籍なのではないでしょうか?そういう意味で、一冊手に入れて自分がどのように感じるかを確認するのも良いでしょう。
KINDLEでも読める?
KINDLEで読むことができます。本自体は絶版になっていますが、中古で入手可能。最初に紹介した同じ著者の本と発想は同じです。
宇宙とこの世をつなげる子供たち
スピリチュアルの世界では、現在地球はアセンション(より高次な次元へと移動すること)の最中だといわれています。宇宙の法則が人々に知られはじめているのは、そのようなことも関係するのかもしれません。
このアセンションを助ける存在として、地上にはインディゴチルドレンやクリスタルチルドレンといった、特殊な使命を持った子供が生まれ、成長しています。
現在ではさらにアセンションを完成させる存在として、クリスタルチルドレンを親に持つレインボーチルドレンも誕生しています。
宇宙の構造は11次元?
今までの話は、物理的な宇宙とスピリチュアルの宇宙を別なものとして進めてきました。
しかし実際の宇宙は、私達が知覚することができる3次元+時間の4次元を遥かに超えた、11次元という高次の構造を持っているという説が、最近議論されています。
この11次元の世界の中では、物理的な宇宙もスピリチュアルな宇宙も、すべてひとつに統合されて完璧な存在として動いているのです。