金玉食い虫(クロノス)は架空の寄生虫?検索してはいけない真相に迫る

そしてそのサイズの言い伝えが何とも恐ろしく、人の頭の大きさまで腫れ上がっていたそうです。

金玉食い虫が存在したら、そういった腫れ上がった睾丸を引きずり歩く人を見かけていたかもしれません。

クロノスという名前の考察

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金玉食い虫という解りやすい名前を持ちながらも、その正式な名前がクロノスとギリシャの神の名前を持っています。

この名前には何か意味があるのでしょうか。ギリシャの神に関する視点からその名前に関して掘り下げていきましょう。

クロノスは2つ神の名前

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ギリシャ神話に伝わるクロノスという神は時間神です。それと同時に農耕の神クロノスとも同じクロノス。

その2つの神は英語でもギリシア語でも読み方が同じなために混同される事が多いのですが、金玉食い虫はどちらに欠けられているのでしょうか。

時間の神クロノス

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もともと創作の存在である金玉食い虫であるため、何かしらの設定にクロノスという神の設定が被っている可能性が大いに考えられます。

時間というと、睾丸繋がりで西郷隆盛という歴史上の人物が仁田尾由奈寄生虫にかかっていました。つまり時間の神であった場合に通じるものは歴史という事ではないでしょうか。

農耕の神クロノス

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もう1つの神である農耕を司るクロノス。こちらの名前から付けられている場合であると、生殖器に寄生する事から農耕(生殖)とかけられている可能性が考えられます。

また、金玉食い虫だけに留まらず、宿主の体の中で子種を耕しているという意味では、存在自体が農耕なのかもしれません。

寄生虫の事は世界一の博物館へ!

金玉食い虫は架空の存在ですが、似たような寄生虫は沢山実在しており、私たち人間にも寄生し、体の中を食い荒らすものも存在します。

基本的に寄生虫は宿主を殺しません。寄生している事で多くのメリットを得ているため、わざわざそんな美味しい場所を自分の手で壊す事は何の特にもならないためです。

では、寄生虫は恐れるに足らずでしょうか。寄生虫は適正宿主であれば、上手く寄生し続ける事ができます。しかし、万が一予期せぬ宿主に感染すると、その身を滅ぼしてしまうのです。

目黒寄生虫博物館

寄生虫の事なら何でもお任せの世界唯一の寄生虫博物館が日本に存在します。入館料が無料で誰でも気軽に訪れる事が出来るため、日々多くの方に利用されています。

目黒という立地の良さや、とても詳しい寄生虫の展示説明も施され、一度訪れただけでは飽き足りず、何度も足を運ぶ方もいらっしゃいます。

金玉食い虫に似た糸状虫に関してもかなり詳しくパネルで解説が成されているため、是非金玉食い虫以外の寄生虫もご興味が出てきましたら、訪れてみてください。

金玉食い虫は架空の虫!エンタメとして楽しもう

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金玉食い虫を検索するとリアリティ溢れる金玉食い虫に寄生された男性器の画像が出て来たりと、見る人にとっては不快に感じてしまう内容がヒットします。

しかし、金玉食い虫自体は架空の存在。そんな緻密な設定までされ皆の注目の的である金玉食い虫は、エンタメコンテンツとして自身が楽しめる範囲で楽しむようにしましょう。

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