北九州監禁殺人事件とは?7人の死者がでた異様な事件
多種多様なマーダーの中でも特異なタイプのもので、一人の人物が犠牲者たちの心を操作して、殺し合わせるというストレンジでやばいインシデントに北九州監禁殺人事件があります。
しかも、洗脳されてしまっていたとは言え、家族どうして攻撃しあわせるように仕向けるという、非常に不可解でやばい話です。
また、漫画ウシジマくんでも取り上げられることでさらに世の中にこの北九州監禁殺人事件はインパクトを与えました。
北九州監禁殺人事件の概要
それではまずは、いつ北九州監禁殺人事件が発覚したのかについて述べていきます。そして北九州監禁殺人事件の犠牲者となっていったのは、どんな人々だったのでしょうか。
前代未聞の惨事とも言われるものであり、人によって書面でみるだけでも耐えられないような内容です。
まるで現実の事とは思えないようなやばい事象である北九州監禁殺人事件について、大まかな情報について触れていきます。
北九州監禁殺人事件①2002年に事件が発覚
ある少女が親類の元へ駆け込んだことによって、北九州監禁殺人事件が白日の下にさらされました。
当時の彼女の状態は、足の甘爪を剥がされているという状態で、痛みに苦しみながら、やっとのことでおじいちゃんとおばあちゃんの元へ辿り着きました。
爪が剥がれるという状態は、大人でも十分耐えらないですが、それを子供にまで強要してしまうという、同じ人間とは到底思えない行為です。
そんな痛みを書抱えながら命からがら、逃げることに成功した少女の功績は非常に大きいと言えます。
もし、そのまま捉えられたままだったら、きっとさらに膨大な罪もない人々が、恐ろしい目に遭っていたことでしょう。
それだけでなく、悪魔の所業はエスカレートしていき、これ以上に人々が想像がつかないような恐ろしいことをさらに行っていったかもしれません。
北九州監禁殺人事件②犯人でもある緒方純子の家族らが殺害
純子の父、母、妹とその夫、そして妹夫妻の子供の6人に加え、北九州監禁殺人事件の元凶の人物の知人一名、合わせて7人が死亡するという痛ましい結果になりました。
ところで一家が殺されてしまったインシデントで、世田谷一家の件をご存知でしょうか。気なった方は、是非こちらの記事もご覧ください。
北九州監禁殺人事件③異常な殺害方法が世間を戦慄させた
悪魔の手によって、ファミリーは心までも支配されて、虐待される日々を送り、最終的に殺し合いという死亡のスパイラルに北九州監禁殺人事件は埋もれていきました。
なぜ、たった一人の人間によって、家族同士が傷つけあわなくてはならなかったのでしょうか。
北九州監禁殺人事件のきっかけとは?
諸悪の根源であるのは松永太という悪鬼で、自身も被害に遭いつつも殺人を実行していた生き残りに緒方純子という者が北九州監禁殺人事件にはいます。
北九州監禁殺人事件の発端はこの二人が知り合ってしまったことにあります。まずは、二人の関係について迫っていきます。
北九州監禁殺人事件の犯人の松永太と緒方純子の出会い
二人が親しくなるきっかけとなったのは、今では考えられないで会い方ですが、太が卒業アルバムを見て、純子に連絡を取りました。
過去の彼女のパーソナリティは真面目で優しいという人物評があり、そんなところを太に付け込まれていったのかもしれません。
普通の少女が、ちょっとやんちゃな男性に惹かれれいったということもあるのでしょうか。
しかし、やんちゃなんて可愛いものでは全然なく、極悪なデーモンに何も知らない少女が、災害にあったかのように遭遇してしまったといっても過言ではありません。
松永太が緒方純子に連絡を取ったのは単なる気まぐれ
学生時代はほとんど面識がなかったのですが、太が当時付き合っていた女性の名前が「じゅんこ」という名前で、それで悪ノリして電話してみたというのが真相です。
そんなふとした経緯から、純子だけでなく家族全体が北九州監禁殺人事件というやばい歯車に組み込まれていくことに驚愕せざるをえません。
また、連絡なども頻繁にとっていたわけではなく、最初の電話でのコンタクトからは一年以上間が空いています。
松永太は不倫関係を結んだのち暴力をふるいはじめた
純子はいけないという自覚はあって、心をセーブしながらも太とのリレーションを続けていきます。
純子は養子縁組による結婚を控えていたのですが、恋愛というものを経験したという願望から太への想いをなかなかシャットダウンすることができませんでした。
また、太の方も妻がいたのですが、離婚することになり、その原因を純子のせいにし、言葉や肉体的な暴力をふるいがら洗脳を行っていきました。
二人の間には子供が生まれていた
太と純子の間に、子ができたことによって、より純子は支配されていくことになります。
実質、太は子を人質にとるような形で身動きを取れなくさせることで、よりコントロールを強固にしていきました。
子供など親類をロックすることで、より対象を逃がさないという悪魔な卑劣な手法は、人の心を蝕んでいきます。
松永太は会社を経営し従業員にも通電を行っていた
彼の暴力は、自身の運営していたカンパニーのスタッフ達に対しても行われていました。ここ自体、ペテンを繰り返していたかなりやばい団体でした。
のちに犠牲者となった一家にも行っていたエレキを使ったやばい攻めは、すでにこの時から実行されていました。
そして、スタッフたちは次第に、太の元を離れて、さらに経営状態も悪化していきました。
松永太の会社はその後倒産し結婚詐欺を働いていた
ついにカンパニーがだめになると、今度は太は結婚詐欺を働くようになりました。
これらの経緯を見ても、どこまで腐ってて、いかに関わりをもってはいけない人間ということが、ひしひしを伝わってきます。
ところで詐欺と言えば、豊田商事の被害総額2000憶にも及ぶ事件をご存知でしょうか。もし、ご興味ある方はこちらの記事も併せてご覧ください。
北九州監禁殺人事件の最初の被害者は元不動産業者の男性
一番初めに死亡という形の犠牲になったのは、何人も犠牲が出てるファミリーからではなく、北九州監禁殺人事件においては外部者でした。
しかも、男性だけでなく、その娘も北九州監禁殺人事件の悪夢な連鎖にずっと巻き込まれ行くことになります。
北九州監禁殺人事件の皮切りとなる、殺しはどのような感じで行われたのでしょうか。
松永太は引っ越しをきっかけに元不動産業者の男性と知り合う
純子の子が生まれたあたりで、北九州にある小倉に移ることになりました。その時利用した不動産屋の従業員と太は、仲良くなり親交を持つようになります。
この男性の娘というのが北九州監禁殺人事件に終止符を打つきっかけとなった少女でした。ここからはこの少女のことを娘Aと表記して話を進めていきます。
元不動産業者の男と娘Aを監禁!
つるむようになってから、どんどんライフは荒れていって、内縁なリレーションだった女性とも住居を別になってしまい、子に関しては自身で育てる形になりました。
北九州監禁殺人事件発動の禍々しさ引きずり込まれるように、男性が太に会社でお金を横領していた事実を漏らしてしまったためにどんどん付け込まれることになります。
さらに太は、男性の娘に対して、父親から性的な虐待を受けたと偽りの話をさせて、男性を追い込んでいきました。
ついには男性に負い目を負わせるような書面を書かせて、太の完全な支配下に置きました。そして、太、純子と男性と娘Aは同居して地獄のようなやばい生活がエスカレートしていきました。
元不動産業者の男と娘Aは虐待され大金を巻き上げられた
そして、太から虐げられた凄惨な生活が始まり、さらに男性はお金を搾り取られていくことになります。
お金の捻出の仕方は、いろんなところから男性に借金をさせて、そこからお金を分捕るというおぞましいやり方でした。
元不動産業者の男性は通電などにより衰弱死した
つねに言葉や、フィジカルなアタックを繰り返されることにより、マインドコントロールを受けていた男性は次第に、弱っていきました。
ついには、精神的にかなりやばい状態になっていき、言動もおかしくなっていき、北九州監禁殺人事件での最初の死亡者になりました。
松永太が行った「通電」とは?
まず裸にして屈服感を与えて、さらに追い打ちをかけるように、攻撃を加えます。
電気コードの先端にクリップのようなものをつけたもので、対象者の身体にくっつけて、相撲のそんきょのような体制を取らせて、電気を流すという非道すぎる拷問です。
戦時中でも電気による拷問が行われていたのはよく聞かれることですが、そのあたりからヒントを経て参考にしていったのでしょうか。
太事態も独学でサイコロジーを勉強したりしているので、人の追い詰めるための道具についても余念がなくリサーチしていたのかもしれません。
娘Aは緒方純子と共に父親の死体を解体させられた
北九州監禁殺人事件では、娘Aに対して実の父親を噛むことを強要するという鬼畜な指示を出していました。父親が死亡してしまうと、太は恐るべき行動に出ました。
歯形がつくほど噛んだ跡があるので、病院に連れて行ってしまったら、娘Aが男性を殺したのという見方をするだろうと、娘Aを怖がらせました。
そして、娘Aに対してペーパーにAが父親を始末したという文言まで書かせました。
さらに恐ろしいのは、Aと純子に亡くなった人をバラバラにするという、聞いてるだけで吐き気がするようなことを北九州監禁殺人事件では強要していました。
北九州監禁殺人事件では緒方一家の6人が家族で殺し合う異常な状態に
ここからさらに、北九州監禁殺人事件における死亡者が増えていくことにになります。たった一人の男に家族全員が支配されると言うのはいったどういうことなのでしょうか。
実は緒方家の中には、なんと元警察官まで含まれていました。そのような人物がいるにも関わらず、家族をドミネート出来たのは、北九州監禁殺人事件の洗脳力が並外れていたからなのでしょうか。
松永太は金が無くなり緒方純子の家族に目を付けた
次のターゲットになったのは、純子の母で、二人にお金を送っていました。なんと総額は、1500万円以上とも言われています。
太には、お金があって利用しやすい人間をかぎ分ける能力に非常に長けていたのかもしれません。
松永太が緒方純子一家を次々と取り込み監禁
ある時、純子が自分の元から逃げたしたと思い込んで、実家に押し掛けることになりました。ここで北九州監禁殺人事件はさらに深みに入っていきます。
そして、不動産の男性が死亡した話を切り出し、純子が殺し遺体を解体までしているという話を、巧みな話術でおおげさに話、家族の心をロックしていきました。
しまいには、太が死を偽装して、家族全体で芝居を打つ話まで誘導していき、純子を呼び戻すことになりました。
松永太は緒方家の母や妹とも肉体関係を持っていた
なんと太は、よりによって純子の母や妹ともセックスをしたと言われています。北九州監禁殺人事件は、人の死だけでなくおぞましいものが渦巻きまくっています。
北九州監禁殺人事件が発覚してからわかったことだが、太と他の女性がセックスしているシーンを純子に撮影させているという事実まで出てきました。
緒方純子は2度の逃走を計ったが失敗
母からの送金が途絶えてしまい、お金をつくるために湯布院にあるスナックへ働きに行くことになったそうです。この行為を太は逃げたと思い、家族のもとに赴きました。
次に太の指示により、Aと郵便物をを送るため、下関へ行ったときに、純子は逃亡しようとしました。北九州監禁殺人事件の中の門司駅事件と呼ばれるものです。
投函した後に、電車にいったん乗車したのですが、再度飛び降りて、タクシーを使って逃げようとしました。しかし、Aに妨害されて騒ぎになってしまい、断念しました。
松永太は緒方純子の妹家族も監禁した
北九州監禁殺人事件では、純子の逃走に関するアドバイスの料金として、多額のお金を家族は太に渡すことになりました。
不動産の男性の証拠隠滅をするために家族を手伝わせることによって、さらに退路を断ち家族をコントロールしていきました。
その時の話し合いに父、母、妹と最初は加わっていたのですが、そこに妹の夫も加わり、洗脳をしていって、最終的には妹夫婦の子らも含めて監禁状態になってしまうという展開になります。
妹の夫は元警察官だった
太は、妹の夫のパーソナリティの弱さと、緒方家に対するフラストレーションがあることを見抜いてつついていきます。
そして、妹の夫は妻や義理の両親に対して、攻撃的な心が芽生えていき、太に操られるようになり、一家を追い詰め、暴力まで加えるようになりました。
警官だった人物すらてなづけてしまう太のマインドのコントロールの手腕は、北九州監禁殺人事件において、これほどまでに強力だったのでしょうか。
松永太は緒方純子の家族を次々に家族同士で殺害させた
完璧に支配下におかれるようになってからは、家族を縛る北九州監禁殺人事件の虐待は激化していきました。
乏しい食事しか与えられなくなり、自由なアクションをとることも制限されて、トイレなどの行い方すら管理されるようになります。
そして、家族の人々を格付けしていき、下に行くほど過酷な生活になるシステムを作っていきました。
北九州監禁殺人事件は、次第にお互いを出し抜いたり、密告などを行って、太に気に入られようとする流れが家族に出来上がっていきました。
そうして太は巧みにコントロールを行い、自身が直接手を加えないで、次々と家族を死亡させていきます。
一人目の被害者は緒方純子の父
常日頃から電気を使った拷問が実行されていましたが、ある日事件が起きました。太は父親のちょっとした言動に激高して、純子に電気の虐待を命じます。
そして、純子の父は死亡してしまいます。さらに太は家族で話し合いをさせて、遺体を解体するように誘導しました。
二人目の被害者は緒方純子の母
父の死で家族はさらに弱みを掌握されることになり、次に母に矛先が向いていきました。夫の死と自ら解体に参加したことが大きな引き金となってか、半狂乱になってしまいました。
太はその様子から、妹夫婦に母の殺害を命じました。妹の夫が電気コードで首を絞めて、妹が身体を抑えて殺されることになり、同様に家族によって解体されることになりました。
三人目の被害者は緒方純子の妹
極限状態のストレスからか妹は耳が聞こえづらくなってしまいました。太は、妹がくるってしまったのではないかと家族に持ちかけ再び、殺害する方向に持っていきます。
今度は妹の実の娘が足を押さえつけ、再び夫が純子の母の殺害と同様のやり方で殺害しました。
四人目の被害者は緒方純子の妹の夫
死亡に至るまでには、ほとんど物を食べさせてもらえない日々が続かせ、さらに虐待も加えていって、太は弱体化を図っていきました。
そして、最終的には虐待によって浴室で死亡してしまいました。
残った緒方純子の妹の子供も殺害
まずは、太は姪に対して、甥が警察に話したら、自身の身が危険になるといった感じの脅しをかけました。
そして、Aが押さえつけ、純子と姪の二人で電気コードで首をしめて、甥を死亡させてしまいます。
最終的に、太は純子とAに姪を殺すようにしむけて、二人は実行することになりました。
北九州監禁殺人事件が発覚したきっかけは?
Aは発覚まで一度脱走を試みたことがありましたが、失敗に終わっています。どうして成就することができなかったのでしょうか。
また、辛くも逃げ切ったAによって、警察も動くことになったのですが、侵入した警察は常軌を逸した光景に巡り合うことになります。
元不動産業者の娘Aが脱走したが失敗
一度目の逃走では、おじいちゃんとおばあちゃんの家までたどり着くことができ、なんと半月の間はそこで生活することもできました。
しかし、Aの父の姉にあたる人物に見つかってしまって、太に知られてしまい、祖父母を言葉巧みに説得して連れ戻してしまいました。
この時、Aは父が死亡したことや、おじいちゃんとおばあちゃんに拷問を受けている事実を告げていませんでした。
さらに不動産の姉がなんで太に知らせることになったかというと、驚くべきことに太の愛人の一人になっていたからです。
娘Aは連れ戻されたが再度逃亡した
ある日、自身の足の爪を剥がせという命令が下されました。始終惨劇を見ているAは次は自分が殺されると思ったのか、再び逃げる決意をします。
今回の逃亡では、さすがに祖父母もことの異様さに気づくことになりました。
娘Aは祖父母宅に逃げ込み真実を公表した
ついに父が殺されたことと監禁されていたことを二人に告げます。そして、A爪の以上に気づき、問いただして事の危険さに気づき、祖父母らは警察に通報することになりました。
ようやく、北九州監禁殺人事件の惨劇に終止符が打たれることになりました。
松永太と緒方純子が逮捕された
太は逮捕の時にも、逮捕を違法だと喚き散らして、大変見苦しい感じでした。一方の純子は、人ではないような表情のまるでない顔していました。
ついにお縄頂戴となりましたが、太は黙って何も話し状態で、純子に関しても同様でした。
警察が踏み込んだ「監禁部屋」の異様さとは
当初Aから起因して、警察が突入する前までは、北九州監禁殺人事件がここまで常軌を逸しているものだとは捜査陣は思っていなかったようです。
しかし、家に侵入すると、血の匂いが感じられて、家から醸し出される尋常ない雰囲気に息を飲んだそうです。
さらに、いろいろな部屋に南京錠が掛けられていて、外との世界をシャットアウトするかのように、家の数々のウィンドウにはつっかえ棒を釘で打って開かないようにしていました。
北九州監禁殺人事件のその後や裁判の判決
実際、非常に複雑怪奇な出来事である北九州監禁殺人事件ですが、どのようなジャッジが下ったのでしょうか。
北九州監禁殺人事件は元凶となるものが、直接殺人をしていないので、判決は困難をきわめたのでしょうか。さらにあまりに残酷な内容だけに、報道が規制されるほどでした。
また、Aの現在、太の両親の現在、現場の現在について迫っていきます。
北九州監禁殺人事件の犯人の松永太は死刑判決に
反省をする様子はまるでなく、更生させることも困難だと決断されました。
洗脳などをして頭の回る人間だけに自身の今後については、死刑から逃れようがないことを自覚しているから、足掻いて無駄だと悟って反省の色をおくびにも出さないのかもしれませんね。
それと、かなり高い確率でサイコパスのようにも見えるので、そもそもがそんな感情すら全くないとも言えます。
北九州監禁殺人事件の犯人の妻の緒方純子は無期懲役に
永山基準に基づくと(4人以上殺したら死刑)と純子も死刑に値するのですが、太の強力な支配を受けていたということが考慮されて無期懲役という決断が下されました。
異例の判決を受けた北九州監禁殺人事件から洗脳や虐待を受けたものが殺人まで犯してしまうというた怖さがかなりうかがえます。
北九州監禁殺人事件の発覚のきっかけになった娘Aのその後とは
児童施設に入って、その後はアパートで独り暮らしをしていたそうです。その当時は、自身が世話になった児童施設でバイトもしていたそうです。
そして、県外に移り、現在では施設にいる時に出逢った方と縁組をし、二児をもうけることになりました。