お守りの中身とは?開けるとよくない?見てはいけない理由も紹介!

お守りの中身は昔から開けてはいけないと言われています。罰が当たるからと言われ、中を覗かないようにしていた人も多いのではないでしょうか。この記事では、お守りの中身を見てはいけない理由や実際はどんなものが入っているのかを解説していきます。

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大学、大学院を獣医学部にて過ごし、養った知識と共に、興味あふれる内容をお届けします。
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お守りの中身は何が入っている?見てはいけない理由も紹介!

綺麗に刺繍が施された袋には何が入っているのかとふとした疑問。

中国の方にも日本で売られているお守りが可愛いと、お土産にもかなり人気の高いお守り。中国の方々も中身が気になるが、開封はルール違反。

罰を受けると言い伝えがある事から、伝統を重んじる中国でお守りの中身はあまり開封されていないようです。

子供時代に大人からお守りの中身は開けてはいけないと教わってきた私達ですが、それは何故なのか疑問ではないでしょうか。

ご両親へ疑問を投げかけた方もいらっしゃるかもしれませんが、正しい答えが返ってきた場合は本当にラッキー。

中身は見ない、とは親から子へ伝え続けられて植え付けられている日本人ですが、何故かという理由を語れる方はほんの1握りなのです。

お守りの中身はみてはいけない?その理由とは

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神様とのルールを違反すると罰を受け、お守りの中身も約束破りとして罰を受けます。理由に関しては諸説考えられています。もちろん出まかせなものではありません。

神様への信仰が関与しており、そこから人々へ普及しているのです。神社からのメッセージとし理由が伝えられている事もあります。

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しかし何人の方がお守りを購入する際にそのメッセージを見るのでしょうか。ここまで日本人に浸透していない所を見ると、中身を見てはいけない理由が書かれた書物は目に触れていないようです。

この記事では、心の中にひっそりと潜む昔からの疑問、中身を見てはいけない理由についてご紹介させていただきます。

お守りの中身を見てはいけない理由①効力がなくなる

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お守りの中身は神様の媒体、違反が神様が与えてくれていた有難い効果を無くしてしまいます。

何故見たいと考えるのでしょう。客観的に考えるとお守りの中身が見たいとはお守りの中身である神様を疑っていると考えられます。

神様の事を信じればお守りの中身に何が入っているのかは気にならず、気になってしまうこと自体が神様からの効果を無くす原因である場合が。

お守りの中身を見てはいけない理由②罰が当たる

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加えて開けてはいけないと知りつつもお守りの中身を見た方にはそれ相応の罰が神様から下されます。

触らぬ神に祟りなし。神様も気になってしまっただけでは罰は与えません。行動まで起こした方は罰がくだされます。こそっと開けても、神様の目はごまかせないのです。

お守りの中身を見てはいけない理由③ご神体が汚れてしまう

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皆様ご存知の通り、ご神体は清らかなる存在であり邪気に触れると神様の力を宿す効果が無くなってしまいます。

お守りには外界の邪気に触れないよう、和紙や布で厳重にご神体が綺麗なままであれるように施されているのです。

お守りの中身は何が入っている?

沢山の種類があるご神体の中でも何が多いのでしょう。気になる方はインターネットでも調べています。

お守りの中身を伺う事は神様とのルール違反で罰を受けてしまいます。ですが、気になってしまったものはどうしても知りたくなるのが人間の辛さ。

お守りの中身①板切れ

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よく使われるのが木の薄い板。文字が刻まれている場合もあれば、無地の物まで様々です。

しかし文字が刻まれているかに関わらず、神様からの力が込められています。

お守りの中身②紙切れ

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和紙のような紙が丁寧にお守りの中身として入れられている場合が頻繁です。

紙には達筆でメッセージが書き込まれていますが、殆どの方が読めない専門の方が読める文字です。神様の力を借りる効果があるメッセージが書かれています。

お守りの中身③金属片

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象られた仏像などが入っている事も多く、神様が宿るためのご神体として最適であるからと考えられています。

特にお守りを購入する場所によってその模された形が違っています。信仰している神様によって模される形が違うのです。

お守りの中身④その他

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神社によって珍しい物がお守りの中身に、神様の絵が特殊印刷されたボール紙が入っている神社も存在します。

中には金属で生殖器を模したものが入っていたり、無地の白い紙などが中身に入っている可能性もあります。

中身の形状がどうであれ、そこに神様の力が宿り効果を発揮するために最適なものが中身として大切に包まれているのです。

伊勢神宮ではお守りの中身だけを売っている?!

伊勢神宮ではお守りの中身を私たちが見て選ぶことが出来ます。そのため中身が気になり神様を疑ってしまうという事はありません。

またお気に入りのご神体を、キレイな袋に入れて自分で手作りすることができます。

お守りは1年を目安に返納しよう!

お守りの中身の他にもお守りについて更に詳しくなっていただくためにお守りを感謝のメッセージと共に神様へと返却する最適な時期もご紹介致します。

神様の力の効果が弱ってしまう目安ですのでそれを超えると絶対ダメというわけではありません。

しかし効果のなくなったお守りを持っているよりは、効果がちゃんとあるお守りを持っていた方が自分のためです。

お守りの効力は弱っていく!

お守りを返却する理由はお守りに込められた効果がなくなってしまうからです。大切に綺麗に保ち、お守りの中身も見ていない場合でも変わりません。

神様の力の効果を得るためにも適切な時期に適切な場所へお守りをお返しし、心機一転新しい効果のあるお守りを入手しましょう。

お守りの中身を見た場合は負のオーラが入ってしまう?

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気になって見てしまった方は必ず、中身を見てしまったお守りは返却するべきなのです。

神聖に綺麗に保たれているのですが、開けると汚れてしまいます。

お守りをお返しするまでの期間は決まっている?

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お守りをお返しする適切な時期の目安は1年といわれています。そのため年末年始に買ったお守りを次の年の初詣でお返しするのです。

しかし返却時期には違う言われも存在します。お守りを買う際には何かしら神様へお願い事を持って購入する方が多いでしょう。

そのため、その願いが叶った際に神様へありがとうございましたとメッセージを送りながら返却するのが良いとも言われています。

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また願いが成就したのが1年未満であったとしても神様へお返しすることが良いとされているのです。

返却の際、お守りを買った神社が遠く直ぐに返しに行けない場合は、同じ系列の近くの神社に返すのが良いのです。

オリジナルのお守りを作ろう!おすすめの中身は?

折角肌身離さずに持っているお守りですので、手作りのお守りを作ってみるのはいかがでしょうか。

大切な方へのプレゼントとして手作りの思いをこめたお守りをお渡ししたいと考えた方も多くいらっしゃいます。

その際にはどのようなご神体にあたる中身を入れればよいのでしょう。

お守りのおすすめの中身①メッセージや手紙

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おすすめは思いを込めて描いたメッセージや手紙などが良いと言われています。

人の強い思いは強い効果が得られると昔から言われ、メッセージを入れてみてはいかがでしょうか。

おすすめのメッセージは?

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中に入れるメッセージは自分の言葉で思いを込めながら書くのが良いと言われています。

そのため内容はお勧めを真似るのではなく、大切なのは自分の思いであるため、願いを強く籠めながらメッセージを書くようにしましょう。

お守りのおすすめの中身②好きな文字や言葉

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手作りのお守りの中身としてメッセージといった長文以外にも、好きな文字や短い言葉も良いとされています。

メッセージのように中身を開封する前提がない場合など、渡す側に対する思いにあたる文字を書くのも良いでしょう。

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古くから文字や言葉にはコトダマという言葉があるように魂が宿ります。メッセージのように長く書けないからといって、思いが伝わらないという心配は無用です。

メッセージであれば長文だから手作りは気が引ける、という方にはとてもおすすめです。

お守りのおすすめの中身③折り紙

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日本には古くから千羽鶴という伝統があるように、日本の鳥である鶴は縁起の良い鳥であるとされています。

折り紙自体が日本の伝統的な文化であり、特に海外の方へのお土産としても人気が高いのです。

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加えて折り紙をお土産人気の高いお守りと組み合わせ、日本文化の疎さを伝えるにもお守りの中身に折り紙は良い考えです。

手作りに思いを込め折った折り鶴や折り紙を入れる事もおすすめです。

お守りのおすすめの中身④四つ葉のクローバーやパワーストーン

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他にもお守りの中身としてはラッキーアイテムと言われているモチーフ、例えば四葉のクローバーやパワーストーンのような物を入れるのも効果的です。

四葉のクローバーやパワーストーンはそれだけでも幸運を招く代物ですが、お守りのように中身として保存しておくことで邪気に晒されずその効果が長く保つかもしれません。

既存のものをお守りの中身に利用する場合には、袋に入れるときに強く念じるようにしましょう。

お守りのおすすめの中身⑤思い出の品

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大切な方や長いお付き合いをしている知人への手作りのお守りの中身におすすめなのが、思い出の品。

海外では思い出の品としてペンダントに写真を入れて持ち歩く習慣もあります。大切にしてきたものには魂が宿り、中身のご神体としても有効になる可能性があります。

思い出には思いが宿ります。そのため、築いてきた絆が願いを叶えてくれることもあるのです。

お守りや中身に関する疑問まとめ!

疑問に思っても安直に人には聞けない事が日常生きている中で多く存在しているかと思います。

特に伝統、親から子へと伝わってきている事に関して、他人へと疑問を投げつけると、常識親から教えてもらってないの、という印象を与えてっしまったりという不安がネックとなります。

大人になってから浮かんでくる疑問ですが、人には聞けない事の1つであるお守り中身事情。語られることのないお守りの中身の疑問を徹底的にご紹介させていただきたいと思います。

誰かと話す機会は少なく、インターネットで調べても詳しい内容があまり出て来ないお守りの中身。ふとした疑問を解決し近しい人たちに聞かれた際にも是非教えてあげてください。

手作りのお守りは開けてもいい?

神様の力の効果が無くなってしまう上、神様を疑ったルール違反の罰を受けてしまう可能性が示唆されているお守りの中身。手作りお守りの中身は開けても良いのかが気になるところです。

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