豚の体脂肪率は14%~18%前後!人間より低い?!

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太っている体系を気にする方が多い現代ですが、それは見た目で判断している節が多く、体脂肪率で語っている人はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
体脂肪率とは体についた脂肪が体のどれくらいを占めているかという割合の事ですが、実は痩せて綺麗な方も体脂肪率をあけてみればびっくりな数値をたたき出すことがあります。

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一般的に成人男性では10~21%、成人女性は20~30%の体脂肪率とされています。初めて知った女性の方は意外と多いと思われるかもしれません。
そして本題である豚と比較してみましょう。それこそ驚きのあまり、太った方への比喩表現は出来なくなるかもしれません。
豚の体脂肪率は約14%~18%

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豚の体脂肪率は凡そ14~18%と言われています。人と比較した場合、女性の平均体脂肪率よりもはるかに低いです。
つまり太った方を豚で表現するとすれば、世界中大抵の人間が豚と呼ばれてしまっても仕方ないのです。

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人の口に入るため育てられている豚達は、人がおいしく感じるように体脂肪率も設定されており、お肉の部位によっても体脂肪率が高い(脂身の多い)部位が存在します。
特に体脂肪率が高い部位はバラやロースとして売られている部位。体脂肪率が低いのは、ヒレやモモとなっています。
野生の豚の体脂肪率は約13%

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先ほどご紹介した豚の体脂肪率は、飼養されている豚の体脂肪率です。飼養されている豚は行く行くはお肉になるため、体脂肪率も綿密に計算されて飼育されています。
野生環境で生きるありのままの豚の体脂肪率は13%。それでも成人男性の中でも痩せている方の体脂肪率程度。むしろ女性なんて比べようもありません。
豚の体脂肪率は人間で言うならモデル並!

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既にわかっていただけたかと思いますが、豚の体脂肪率は人間でいうところのモデル級。
体脂肪率10%代を維持するのは人で考えると並大抵の努力では成し遂げられません。それは体脂肪率をあげる原因である美味しい食事の味を知っているからでもあります。
また、酷なダイエットだけでも豚のモデル級の体脂肪率を超えることは出来ないでしょう。
「豚みたい」は褒め言葉?!

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今後は太っている人に対して豚というのではなく、痩せているモデルの方に対して豚を使うようになるかもしれません。
他者から豚みたいと現在馬鹿にされていると怒り心頭の方は、鼻高々にありがとうと告げれる日やってきました。
豚はなぜ体脂肪率が低いのに太っている象徴にされるのか?

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体脂肪率が低い豚が太っている人を象徴する言葉になったのはなぜでしょうか。客観視すると、豚が他の動物より太っているように見えるからでしょうか。
蓋を開けてみると体脂肪率が低い豚はなぜ太って見えているのでしょうか。
豚が太って見えるのは実は筋肉だった!

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体脂肪率が低いモデルのような豚が太って見えるのにはちゃんとした理由があります。
お相撲さん達を例にしてご紹介すると、彼らはただ単に太っているわけではなく、トレーニングを重ね、太って見えているだけで中は筋肉でできています。
豚にも同じことが言えるのです。体脂肪率の低さは見た目で太って見えている部分が実は筋肉であるという事。
豚は背骨の筋肉が発達している

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豚のモデル相当の体脂肪率の低さは筋肉からきているとご紹介致しましたが、特に豚では背骨付近の筋肉が発達しています。
4足歩行をしているため、背骨のあたりに肉付きが良く見える豚が太って見えてしまうというわけです。
この筋肉モリモリの体には野生に生きるための理由がありました。豚の走る速度は太った人と同じ、と思う方は少ないかと思いますが、そこまで速くないと思われがちです。

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体脂肪率の低い筋肉質な豚の走る速度は人類最速のウサイン・ボルトより速い時速40キロメートル。
飼養動物としてのイメージが豚には強いため、野生環境で死に物狂いに走る豚を見たことのある人が少ないことから、豚は遅いというイメージがついてしまいました。
しかし死物狂いで走る豚は人類の誰よりも早く走ることが出来るのです。
豚は人間よりかなり力が強い

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豚が太っている比喩に使われるもう理由には、豚の体重が関与しているのではないでしょうか。
豚は体脂肪率の割に体重が100~200キログラムとかなりの重さ。それもそのはず豚の体脂肪率の低さは筋肉であるとご紹介しましたが、筋肉は脂肪よりもはるかに重いのです。
つまり豚の巨体で猪突猛進に突っ込まれたら人は一溜まりもないほど、豚の筋肉には人の力が及ばないのです。
豚は雑食性でなんでも貪欲に食べる

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豚の生態的な特徴として雑食である事が知れています。そのため何でもモリモリと食べる様子がテレビでも流れているでしょう。
なぜかその姿が太っている大食漢の人と重なり、太っている人を豚で表す風潮が出てきました。
アニメにもモリモリ食べる豚が登場

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アニメーションの世界でも豚が太っていると思わせるような表現がされており、より人々の根本に浸透させています。
豚が太っている人のように表現されている有名作品についてご紹介させていただきたいと思います。
ジブリ「千と千尋の神隠し」
千尋とその家族が迷い込んだ世界で、両親が無心に神の世界の食事を食べ始め、なぜかみるみるうちに豚へ姿を変えてしまった描写がありました。
有名なジブリの世界でも人の潜在的な豚が太っているという意識には打ち勝てなかったのかもしれません。
もしくは、元々太っていない体脂肪率の低そうな両親が豚へ変わったことが豚の体脂肪率の低さを暗示させているのでしょうか。
キテレツ大百科

キテレツ大百科に登場するブタゴリラというキャラクターも少しぽっちゃりとした体系です。
なぜか彼はキャラクターの名前にも豚が使用されている事から、太っているキャラクターであるためであると想像できます。
豚の体脂肪率は漫画「銀の匙」でも紹介!

逆にアニメーションで豚に関する正しい知識、体脂肪率がモデル並みに低く筋肉質であることを紹介している作品も存在します。
アニメでは様々な世界観で作成されており、アニメを見た方も専門的な知識について詳しくなれる機会であると言えるでしょう。

オタクの方々が物知りなのはそのせいなのかもしれません。実際に世間的には「アニメから大切なことを教わった」という言葉があるのです。
飼養動物である豚に関して専門知識を普及している銀の匙とはどういったアニメなのでしょうか。
豚の体脂肪率が紹介された「銀の匙」とは?

アニメの舞台は農業高校。そこでは高校生が飼養動物のお世話をしたりと牧畜に携わる風景が描かれています。
最近では実写化もされたことからアニメを知らない方も銀の匙というタイトルは聞いたことあるかもしれません。
アニメ「銀の匙」9話で豚の体脂肪率の雑学が紹介!

アニメの中では第9話にて可愛い豚が出てきて、見ている方々に豚の体脂肪率や人の体脂肪率の情報が普及されました。
久しぶりに会った豚がとても大きくなりまさしく豚となったのですが、主人公は先生から豚の体脂肪率について教えてもらっています。
豚以外にも動物の体脂肪率ランキングをご紹介!一番脂肪が多いのは?

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豚の体脂肪率がモデル並みに低いことはご紹介させていただきましたが、逆に体脂肪率が高い動物もランキング形式でご紹介させていただきたいと思います。
なるほど、と思う動物もいれば信じがたい動物が体脂肪率ランキングに載ってきたりと人が見た目でだまされやすいという事が暗示されたランキングかもしれません。
動物の体脂肪率ランキング5位:ネコ

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私たちと最も近い存在として生活している猫ですが、実は体脂肪率ランキングではトップ5に入る動物。