豚の体脂肪率は人間より低くてモデル並み?!豚の意外な雑学も紹介!

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高いところに上ったり、素早い動きを行う猫は筋肉であり体脂肪率が低そうというイメージを持ちます。しかし体脂肪率は18%。

動物の体脂肪率ランキング4位:イヌ

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続いても人と近い動物である犬も25%と体脂肪率が高い動物です。猫にも言える事ですが人に飼われて生きる動物は生活が担保されています。

なぜ、と不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。

お腹を空かしていれば安定した食事が出てくる人と近い生活を送る動物であるからこそ、人と近い体脂肪率を持っているのは順当です。

動物の体脂肪率ランキング3位:ウシ

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豚の体脂肪率が低かったのだから牛も低いだろうと考えてしまうのは仕方のない事。残念ながらなぜか牛は体脂肪率の高い動物の3位に入ってくる30%と高い体脂肪率を持っています。

体脂肪率は体の大きさに関係なくパーセンテージで示されるため豚との体格差は問題ではなく、生物としての体のつくりから体脂肪率が違うのです。

動物の体脂肪率ランキング2位:ホッキョクグマ

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体脂肪率の高いランキング2位はホッキョクグマの体脂肪率35%。生態系のトップ集団に存在するホッキョクグマは、食餌の観点からも体脂肪率の高さが伺えます。

他の動物を食べるホッキョクグマはその動物の脂肪分も自身の体脂肪率に影響する要因となるのです。

動物の体脂肪率ランキング1位:アザラシ

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動物界でトップの体脂肪率を持つのは、意外かもしれませんがアザラシ。その体脂肪率は驚くべき40~50%と体の半分ほどが脂肪で形成されているという事になります。

ランキング2位だったホッキョクグマを始め、寒い地域に住む動物ならではの生態的特徴でもある高い体脂肪率。

なぜ寒い地域の動物の体脂肪率が高いかと言うと、体をまとう脂肪が体温を維持し、寒い地域で少ない食料源の中生活するために脂肪は必要なものなのです。

体脂肪率以外にも!豚にまつわる雑学を紹介!

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豚のモデル級の体脂肪率の低さ以外にも、豚にはあまりしられていない特徴が隠されています。体脂肪率と共に知っておくと、雑学として会話に盛り込めることがあるかもしれません。

折角の機会ですので、豚の知られざる特徴に関してもご紹介させていただきたいと思います。

豚に関する雑学①綺麗好き

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豚小屋という表現があるように、豚は汚いところでも平気であると思われがちです。豚小屋という表現が生まれたのは、豚の飼育のしやすさからきた言葉。

豚は飼育環境に左右されず、荒れた土地でも使用できることから豚小屋という言葉が生まれました。

野生に生きる豚達は餌場から一番離れた場所で排泄を行うほど、あまり汚い環境を得意とはしていないのです。

豚に関する雑学②嗅覚は犬よりも優れている?

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麻薬探知豚という言葉を聞いたことがないでしょうか。一時は麻薬をかぎ分けれると豚が使用されかけたのですが、なぜか残念なことに鼻の良さから麻薬よりも食べ物の匂いにつられ、この件は水に流れたようです。

そして豚の嗅覚に関するお話にはトリュフも有名です。豚がトリュフをかぎ分けれるのはトリュフの匂いがオスのフェロモンの匂いに似ているからであるのです。

豚に関する雑学③足が速い!

豚の足が速いことは前述させていただきましたが、モデルのように体脂肪率の低い豚の筋肉では100メートルを9秒で走れるスピード。

なぜか残念なことに急に止まることが出来ないため、壁があると突っ込んでしまうようです。

豚に関する雑学④実は賢い!

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牧場で飼育されている豚達のイメージが強いため、なぜか豚が賢いというイメージがあまりないかもしれません。

しかし、ペットとして飼われていた豚の小那覇氏の中にも飼い主さんが心臓発作で倒れた際に助けを呼んだ話がある事からも豚が賢い動物であることがわかります。

豚に関する雑学⑤泳ぎも得意

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豚は太っていると思われている事から泳げないとも思われがちな豚ですが、モデル級に低い体脂肪率の前ではこの定義が及びません。

実は水場が好きな豚は犬かきが得意で足のつかない水場でもスイスイ泳ぎます。

豚は人間にとって身近な存在!

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モデル級に体脂肪率の低い豚という存在は私たちの生活にかなりの影響力をもたらすほど、私たち人間に近い動物であると言えるでしょう。

豚は食用として欠かせない!

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お肉屋さんやスーパーに行けば普通に並んでいる食用お肉。これらも貴重な豚の命と引き換えに私達が食べている物です。

豚が世界からいなくなってしまったら、スーパーに豚肉が並ぶことが無くなってしまうと考えると、かけがえのない存在です。

そして使えないのは声だけだと言われるほど、豚には多くの利用価値があり経済的に素晴らしい動物です。

豚にまつわることわざも多い

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昔から人の肉のために飼われていた豚は人と近い故にことわざにも登場しています。

ことわざや慣用句は皆が知る動物や植物から作られる事が多く、豚に真珠などもその現れです。

しかし研究の進んだ今であればペットの豚は飼い主さんから真珠の大切さをトレーニングされれば理解してしまいそう。

豚はアニメや漫画のキャラにも使われやすい

 

私たちに近い動物はキャラクターのモチーフになることが多く、豚をモチーフにしたキャラクターも多く存在します。

前述させていただいたジブリの中でも主人公が豚である紅の豚などが存在します。

豚は猿よりも人間に近い?

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豚の利用方法は食用だけではありません。豚は遺伝学的に人と近い動物であるため、人の医療にも豚が使用されています。

人へ移植する臓器を豚の体内で無菌的に増殖させたり、豚から薬が作られるという開発方法も今や普通となりました。

豚はペットとしても飼える!

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飼養動物というイメージが強い豚ですが、もちろんペットとして飼える品種も存在します。

海外では広大な土地があるために飼養されているようなサイズの豚をペットとして飼っていらっしゃる方もいますが、日本ではそういうわけにはいきません。

日本でペットとして飼われている豚の多くはミニ豚と呼ばれている体の大きくならない小さい豚です。

豚の可愛らしい画像に関してこちらの記事でご紹介していますので是非合わせてごらんください。

猫カフェのように豚と触れあえるカフェがある?

東京目黒に初めてオープンしたマイクロミニ豚が癒しを提供してくれるカフェ。猫サイズの豚さん達が綺麗なふれあい空間でお客様を癒してくれます。

とても人懐っこい豚さんたちはもっと撫でてとお客様にねだってきたりもしてくれるようです。是非ご興味ある方は足を運んでみてください。

豚を飼ってみよう!

マイクロミニ豚などであればケージの中でも飼育が可能であり、現在では犬や猫のように飼育されている方もいらっしゃいます。

頭も良く人懐っこい性格の子が多いため、是非豚の飼育を検討してみてはいかがでしょうか。

またピッグと名の付くスキニーギニアピッグもペットとして人気の高い動物ですが、豚ではなくモルモットのお仲間。

スキニーギニアピッグに関してはこちらの記事でご紹介させていただいているため、是非ご覧ください。

ペットとしての豚の特徴やノウハウ

ミニ豚の寿命は10~15年程。飼育時に餌を与えすぎない、定期的に検診を受けるなどの注意点に気を付ければより健康に長生きしてくれるかもしれません。

お家の中ではケージに入れて飼育をし、部屋の中で遊ばせてあげたり、ハーネスを付けて一緒にお散歩なども楽しめます。

意外ときれい好きな豚さんの飼育には必ずトイレを用意してあげる事と、清潔に保ってあげることが大切です。

その豚本当にマイクロミニブタですか?

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日本ではペットとして販売される豚の品種管理が厳重になされているため、手違いはないかと思います。

しかし海外ではミニ豚であると購入した豚がなぜか飼育用の豚で200キロ近くまで大きくなってしまった方もいらっしゃいます。

豚の体脂肪率は15%前後で人間ならモデル並み!

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太っている人を表現する言葉に使用されている豚。驚くべきことに豚の体脂肪率は成人女性よりも低いモデル級の15%です。

飼養動物としてのイメージが強いため、誤解されがちな豚ですが頭もよくとても経済的な豚がいるカフェなどで、豚に触れあってみてはいかがでしょう。

豚の画像に関する記事はこちら

スキニーギニアピッグに関する記事はこちら