胸元などがあらわになり、その今までにないヌード姿は衝撃的でした。作中では冒頭からヌードになったり、後半ではベッドシーンでヌードを披露したりと断片的に彼女のヌードが使われています。
京野ことみのあられもないヌードに観た人は…
監督自体が「100人の評論家が見て7人にしか理解されない」と言っているほどの難解な映画だったため、当時は内容の理解を諦めた人もいました。
北野武作品の割に面白くないという評判が立ち、ヒットしなかったのも事実です。彼女のヌードや演技力とは関係なく、映画の評判があまり良くなかったため、一部の人からは「脱ぎ損」とまで言われてしまいました。
一方で、彼女のヌードや演技力を非常に魅力的と評価する人もきちんといます。役のためなら、ヌードも厭わない京野ことみさんの役者魂は立派です。
京野ことみの主な出演作まとめ!
よく京野ことみさんは演技派や実力派と言われます。
作品によって雰囲気をがらりと変え、準主演の場合はきちんと主役を引き立てる演技をされているのがその評価の所以でしょう。
そのような彼女の現在までの代表作を5本、ご紹介します。
京野ことみの代表作①「白線流し」
フジテレビの連続ドラマです。主演はまだ10代の長瀬智也さんや酒井美紀さんです。京野ことみさんは、彼らと同じ定時制の高校に通う飯野まどかを演じました。
まどかの恋人・富山 慎司役は中村竜さんでした。高校生から大人になる学生たちの迷いや葛藤を表したこの作品は、大人気となり1996年の連ドラだけでなく、スペシャルが2005年まで放送されています。
スペシャルドラマの中では、飯野まどかは恋人と結婚し、富山まどかとなっています。
京野ことみの代表作②「新おみやさん」
石ノ森章太郎さんの原作の刑事ドラマです。おみやさんは、主演の渡瀬恒彦さん演じるおみやさんと、櫻井淳子さん演じる洋子のタッグが有名です。
第1シリーズから第8シリーズはこの2人がメインでした。しかし、第9シリーズから、洋子の後任としておみやさんの部下となった青山ちはるが登場します。
このちはる役が京野ことみさんです。真面目だけど要領の悪いちはるを可愛く演じています。
京野ことみの代表作③「喰いタン」
2006年に日本テレビで放送されたドラマです。食通で抜群の数理力を持つ探偵・高野(東山紀之)が数多くの事件を解決するというストーリーです。
京野ことみさんは、警察が扱う事件に介入する高野を快く思っていない刑事・緒方桃を演じています。
いつもほんわかした役が多い彼女ですが、この時は男勝りでシビアな性格の女刑事役です。
京野ことみの代表作④「メッセンジャー」
1999年に公開された映画です。主演は草彅剛さんと飯島直子さんでした。現在でこそロードバイクなどの自転車は注目されていますが、当時はあまり流行していませんでした。
その時代の中であえて自転車便にスポットを当てた作品です。
京野ことみさんは草彅剛さんたちと自転車便を盛り上げようと奮闘する阿部由美子役です。
京野ことみの代表作⑤「舞妓Haaaan!!!」
2007年に公開された映画です。主演は阿部サダヲさんと柴咲コウさんです。阿部サダヲさんが演じる鬼塚は、舞妓さんが好きで舞妓さんのおっかけをしています。
そのきっかけとなったのが京野ことみさんが演じる舞妓の小雪です。艶やかな着物姿と舞妓言葉をしゃべる京野ことみさんが劇中では見られます。
京野ことみさんはご実家の家族と仲良しく
わずか14歳で上京され、家族とは離れて過ごした京野ことみさんですが、現在も実家のご家族との関係はかなり良好のようです。
その様子は大変ほほえましく彼女の素直そうな人柄はそのようなご家庭で作られたんだな感じてしまいます。
その素敵なご家族についてこちらでお伝えしていきます。
京野ことみさんのお父さんの言葉が素敵
14歳で上京する際に、お父さんは京野ことみさんに「決めたことは最後までやれ。簡単に帰ってこられないぞ。」と伝えたようです。
未成年の娘を引き止めるどころか、女優業に邁進したい彼女の背中を押すような言葉をかけてくれ、これが彼女の原動力となりました。
しかし、しばらくしてから彼女はホームシックになります。その時に家族に電話すると 「帰って来てもいいぞ」という優しい言葉をかけられたとのことです。
常に娘である京野ことみさんの気持ちに寄り添い言葉をかけられるお父さんと彼女の関係は素敵です。
ご実家の家族も東京へ
このことがあり、しばらくした後、お父さんは仕事の都合で広島から東京勤務へとなりました。また京野ことみさんの弟さんも東京に就職されました。
このタイミングで、お父さんは内緒で東京に自宅を購入し、お母さんを呼び寄せ京野ことみさんのそばで暮らすようになったようです。
現在では甘えられる近さに実家の家族や結婚し他パートナーがあり、京野ことみさんは大変嬉しいようです。
京野ことみさんが好きなシェル・シルヴァスタイン
京野ことみさんは、好きな本を聞かれたときに「ぼくを探しに」を挙げています。こちらの作家はシェル・シルヴァスタインという有名な作家です。
彼の作品は絵本でありながら、大人にとっても大切で普遍的なメッセージを伝えてくれます。こちらで、京野ことみさんが好きなシェル・シルヴァスタインを取り上げます。
ぼくを探しに
主役のぼくは、いつも何かが足りない と感じています。そのせいでぼくは楽しくありません。それでは足りないかけらは何か、ぼくは探しに行きます。
ラストは、結局何を手に入れても感じ方によっては幸せになれない、大切なのは今持っているものだと気付かせてくれる大人の絵本です。
続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い
大人になるとは何だろう?ということを考えさせてくれる絵本です。主役の三角形のかけら君は丸いかけらのようにうまく転がれません。
しかし、ビッグ・オーからアドバイスをもらい、一人で転がっていくうちに角が取れ、上手に転がりだすというお話です。
The Giving Tree
一番彼の作品の中では知名度があるのがこちらではないでしょうか。日本語タイトルは「大きな木」です。男の子と、男の子を見守っている大きなりんごの木が登場します。
男の子が望むままに、りんごの木が果実や枝を与え、最後は切り株になるという話です。大人になるにつれ、変わっていく男の子と、それを変わらず見守るりんごの木が描かれます。
京野ことみは現在!いつかまたテレビに出てくるかも!?
京野ことみさんは、10代でデビューし、30代目前ではヌード作品にも挑戦、その後もドラマやCMで活躍してきました。
しかし、揖保の糸のCMの女優が変わり、現在はその姿をあまり目にすることはありません。現在は、実家のご家族や結婚したご主人と一緒にゆっくりと休まれているのでしょう。
それでも映画で大胆なヌードを披露し、真剣に演技をしてきた彼女です。このまま、フェードアウトしていくことはないのではないでしょうか。また姿を見れることを楽しみにしています。