後藤武敏がどんな人物であるかなんとなく分かっていただけたのではないでしょうか?ゴメスというニックネームでファンからもチームメートからも親しまれた1人のプロ野球選手でした。
さて前述したように彼が引退したのは去年の平成30年ですが、シーズンが始まる前に後藤武敏はこの年に成績が振るわなかったら事前に身を引くことを決意して、家族にもそのことを伝えていたようです。
しかし今後の意向を大きく左右するシーズンでも1軍、スタメンといった舞台には上がることができず、遂には引退試合へと向かっていきました。果たしてそのプロ野球最期の試合はどんな結末となったのでしょう?
後藤武敏の引退試合!7回裏の代打で久々のバッターボックスへ!その結果は?
成績がそぐわなく本来であればベンチ入りすらできなかったのにもかかわらず、球団側の粋な計らいによりベンチ入りして、ピンチヒッターとして7階裏の打席に立ちました。
球場はどよめきファンからはニックネームである「ゴメス」という声がこだましました。2ストライクで追い込まれた最後は決め球のチェンジアップを気持ちよく空振りして三振という結果になりました。
ですが決して後藤武敏はこの結果を不満に思っているわけではなく、寧ろ自分らしく子供たちにも踏ん切りをつけたところを見せれたので満足に感じたそうです。
後藤武敏の引退試合には家族も駆けつけた!一家団欒の姿に大拍手
引退試合には球団の粋な計らいにより家族も招かれており、1家の大黒柱であり父親の最後の雄姿をじっと温かく見守っていました。
試合が終わると球場のグラウンド内を走る特別な車に、実の息子と娘と一緒に乗り、仲睦まじい姿や親ばかな姿に胸を打たれたのか、球場にいた観客から大拍手が上がりました。
ずっと野球に興味がなく無縁だった息子から、突然キャッチボールしようと誘われて今では、父の姿のように少年野球チームに所属しているとのことです。
後藤武敏の引退試合に松坂大輔が駆けつけた!甲子園チームメイトが大集合!
後藤武敏という野球人のプロ野球選手としてのピリオドを打つ試合に駆けつけたのは家族だけではありませんでした。
かつて同じ世代で同じ高校の同じ部員として、高校球児として青春時代を共にしたメジャーリーガー投手、更には甲子園という晴れ舞台に立ったの同部員のチームメイトたちも大集合しました。