後藤武敏とは
皆さんは後藤武敏という人物をご存じでしょうか?プロ野球に興味がある方や精通している方であればご存じの方も多いでしょう。
彼は元プロ野球選手であり、現在もある球団のコーチとして活躍しています。現役時代や引退後の活躍や年棒についてこの後徹底的にリサーチして迫っていきます。
まずはどんな人物であるか簡単にお話ししていきます。
後藤武敏のプロフィール

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誕生日は1980年(昭和55年)6月5日生まれであり、令和元年となった現在で39歳になります。中部地方に属し富士山が存在する静岡県の県庁所在地である浜松市出身の元プロ野球選手です。
身長は176センチメートルあり、体重は84キログラムです。ポジションはファースト、レフト、サードであります。右投右打です。
主なニックネームはお笑い芸人の山口智充に似ていることから「ぐっさん」、チームメートの少し変わった謝り方(言い方)のエピソードから付けられた「ゴメス」です。
後藤武敏の経歴

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中学生のときには少年硬式野球のチームに所属して、全国大会で2位に輝いています。多くのスポーツ選手を輩出している中高一貫校で私立の男子高校である横浜高校の野球部に所属しています。
そして平成10年の春夏甲子園を平成の怪物「松坂大輔」と共に優勝しました。高校時代には30本以上ものホームランを放っています。その後法政大学に進み2学年には3冠王に選ばれています。
平成14年のドラフト会議で西武ライオンズに指名されてプロ入りを果たし、平成24年に横浜ベイスターズに移籍して去年平成30年に現役生活にピリオドを打ちました。
プロ時代は2軍が多かった
学生時代から強打者であり、プロ入りした一年目から10本ものホームランを打つなど遺憾なく発揮していました。
ですが同球団にはカブレラやフェルナンデスといった強打者がせめぎ合っており、なかなか一群の座をもぎ取ることができませんでした。その後は1軍と2軍を行き来することが多かったです。
アクロバットで俊敏な動き・アクションをして観客を沸かし、その内面も非常に愛くるしい人気のマスコット「ドアラ」の中の人について、気になる方や興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
後藤武敏が引退!最後の試合の成績は?

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後藤武敏がどんな人物であるかなんとなく分かっていただけたのではないでしょうか?ゴメスというニックネームでファンからもチームメートからも親しまれた1人のプロ野球選手でした。
さて前述したように彼が引退したのは去年の平成30年ですが、シーズンが始まる前に後藤武敏はこの年に成績が振るわなかったら事前に身を引くことを決意して、家族にもそのことを伝えていたようです。
しかし今後の意向を大きく左右するシーズンでも1軍、スタメンといった舞台には上がることができず、遂には引退試合へと向かっていきました。果たしてそのプロ野球最期の試合はどんな結末となったのでしょう?
後藤武敏の引退試合!7回裏の代打で久々のバッターボックスへ!その結果は?

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成績がそぐわなく本来であればベンチ入りすらできなかったのにもかかわらず、球団側の粋な計らいによりベンチ入りして、ピンチヒッターとして7階裏の打席に立ちました。
球場はどよめきファンからはニックネームである「ゴメス」という声がこだましました。2ストライクで追い込まれた最後は決め球のチェンジアップを気持ちよく空振りして三振という結果になりました。
ですが決して後藤武敏はこの結果を不満に思っているわけではなく、寧ろ自分らしく子供たちにも踏ん切りをつけたところを見せれたので満足に感じたそうです。
後藤武敏の引退試合には家族も駆けつけた!一家団欒の姿に大拍手

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引退試合には球団の粋な計らいにより家族も招かれており、1家の大黒柱であり父親の最後の雄姿をじっと温かく見守っていました。
試合が終わると球場のグラウンド内を走る特別な車に、実の息子と娘と一緒に乗り、仲睦まじい姿や親ばかな姿に胸を打たれたのか、球場にいた観客から大拍手が上がりました。
ずっと野球に興味がなく無縁だった息子から、突然キャッチボールしようと誘われて今では、父の姿のように少年野球チームに所属しているとのことです。
後藤武敏の引退試合に松坂大輔が駆けつけた!甲子園チームメイトが大集合!

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後藤武敏という野球人のプロ野球選手としてのピリオドを打つ試合に駆けつけたのは家族だけではありませんでした。
かつて同じ世代で同じ高校の同じ部員として、高校球児として青春時代を共にしたメジャーリーガー投手、更には甲子園という晴れ舞台に立ったの同部員のチームメイトたちも大集合しました。
後藤武敏の引退試合に松坂大輔が花束贈呈
平成の怪物という異名を持ち、沢村賞を獲得し、パリーグ、日本シリーズ、WBC、ワルードシリーズその全ての優勝経験がある現在も現役の名ピッチャー「松坂大輔」
冒頭でも解説した通り、後藤武敏はそんな松坂とは高校時代、すなわち高校球児のときの同級生でありチームメイトの一員でした。2人は野手、投手としてチームを甲子園にまで導き、春夏連覇を果たしているのです。
最期の試合には、対戦相手の球団に所属していた松坂も引退セレモニーに登場して、お互いに色々な思いを感じ取りながら後藤武敏に花束を贈呈しました。
そのほかに甲子園チームメイトが勢揃い

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そのほかにも同じ部員で、仲間として共に1998年の甲子園春夏を連破してプロ入りを果たす事が出来た4人のチームメートが集まりました。
1人のプロ野球選手としてのピリオドを打つその瞬間に4人は一体何を思ったのでしょうか?きっと感慨深いものがあったはずです。
後藤武敏の現在は?なぜ楽天へ?
去年平成30年度のシーズンを以てプロ野球選手にピリオドを打った後藤武敏ですが、その後はどのような活動をしているのでしょうか?
現在は本拠地が東北と謳っている楽天イーグルスのコーチとしてプロ野球界で活躍しているようです。
何故横浜ベイスターズでも西武ライオンズでもなく、楽天イーグルスなのですか?その理由と現在のことについて迫っていきます。
後藤武敏の現在は楽天の2軍打撃コーチ!

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ニューヨークヤンキースで安定した成績を見せ、地元のファンからも信頼されている神の子マー君こと田中将大が所属していた、楽天イーグルスの2軍の打撃コーチに就任しました。
後藤武敏は成績が伸び悩んでいた時期もありましたが、学生時代からプロ入りしてからも長打力や打撃力は確かなモノであり、打撃コーチとしても経験を活かす事が出来るのではないでしょうか。