「ここをキャンプ地とする」は水曜どうでしょうのセリフ!パロディも紹介!

「ここをキャンプ地とする」とは、北海道の人気ローカル旅番組の「水曜どうでしょう」のヨーロッパでのロケ中に誕生した名言です。「ここをキャンプ地とする」は人気でグッズや別作品でパロディ化もされています。「ここをキャンプ地とする」について元ネタなどを紹介します。

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「ここをキャンプ地とする」とは?「水曜どうでしょう」のセリフ!

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「ここをキャンプ地とする」と何処かで聞いたことはないでしょうか。水曜どうでしょうという番組が元ネタで誕生したセリフであり、放送が終了してから結構経つ現在でもちょくちょくネタに使われるんです。

北海道ローカル番組「水曜どうでしょう」が元ネタ!

この「水曜どうでしょう」をご存じない方の為に簡単にご説明しますと、北海道はHTBで且つて放送されていたローカル番組の一つです。「水どう」「どうくら」等の愛称で当時親しまれていました。

出演人物は、現在俳優として人気の高い大泉洋を筆頭にして、同じく俳優である安田顕、放送地である北海道を中心に、映画監督や放送作家として活動されている鈴井貴之らです。

とある企画の中で出てきた

出演俳優陣に並んで、チーフディレクターの藤村忠寿、同じくディレクターでカメラ担当の嬉野雅道らが企画を行う訳ですが、気になる「ここをキャンプ地とする」が飛び出したのは、とある企画の中ででした。

「ここをキャンプ地とする」名言が生まれた元ネタの企画とは?

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「ここをキャンプ地とする」が飛び出した番組や、何処からなのかに関して簡潔にそれぞれ紹介しました。とある企画の中で出てきた事は前述した通りですが、その企画とは一体何だったのでしょう。

「ここをキャンプ地とする」は「ヨーロッパ・リベンジ」が元ネタ

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「ここをキャンプ地とする」の元ネタとなったその企画こそが、ヨーロッパ・リベンジと呼称されるものです。以前に番組の中で「ヨーロッパ21か国完全制覇」と題した企画が実際に実行されていました。

ところが、流石に厳しかった様でその企画の中では21か国全てを回りきる事が出来なかったのです。中途半端に終わる事を許さなかった企画発案陣が、ちゃんとリベンジして制覇しようというのが企画の趣旨です。

サブタイトルが中々怖い

番組では様々なチャレンジが企画を通して行われ、それこそ醍醐味な訳ですが、毎度サブタイトルが付いています。この回のサブタイトルは「美しき国々の人間破壊」と、中々行き先の不安を煽るモノでした。

「ここをキャンプ地とする」の宣言の背景とは?

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「ここをキャンプ地とする」が出た企画に関してもご説明しました。前述した通り、この回の中ではヨーロッパの国全てを回りきらねばならない為、移動の手段は当然ながら車1つのみとなりました。

大泉洋と嬉野カメラマンが食事を優先した結果野宿となった

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そんな中どういう経緯で「ここをキャンプ地とする」が飛び出したかと言うと、出演していた大泉洋、そして前述したカメラ担当の嬉野Dがお腹が空いたのか、宿を取るよりも食事を優先し始めたのです。

当初の予定では宿を先に探すのが優先されていましたが、その二人の意見を優先し現在場所ザバルブルグのお城のホテル内のレストランにおいて、食事を先に取る羽目になったのです。

大泉洋は番組史上初の非を認めることに

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そして、夜8時からレストランに入り終わったのが11時前。一行はそこから宿を取りに出る事となり、午前0時までに宿を取れなかった場合はどうなろうがどんな場所でもテントで野宿とすると決定が下されました。

暖かい季節ならまだ我慢の仕様もあったでしょうが、野宿をするにあたって大きな問題が存在していたのです。それこそが、ロケ時のヨーロッパ、現在場所であったドイツのザバブルグは思いっきり冬の真っただ中です。

宿を優先すべきだった…

最低気温が驚く事に氷点下10度を着た回る程のレベルで、日本の比ではなかったのです。そんな場所でテント等使って野宿を行う事となった訳で、その状況を作り出した大泉と嬉野は番組で初の非を認めたのです。

「ここをキャンプ地とする」の結果メンバーはどうなった?

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宿よりも御飯を食べる事を優先したいと駄々をこねた大泉洋と嬉野ディレクターに依って当初の予定と異なり食事を先に取り、そこから宿を取ろうとするも時間が遅すぎて取れず、本当にテントと車で野宿になりました。

大泉と鈴井は車中泊、Dたちはテントへ!

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完全に街灯等の無い場所で藤村ディレクターが「ここをキャンプ地とする」と言い、出演していた大泉と鈴井貴之は借りていたレンタカーの中で、ディレクターの2人は用意していたテントで寝る事が決定しました。

このテント、寝袋に関してですが、ディレクター達はこの様な事態に陥る事も考慮してテント等用意していました。しかし持ってきていたテント等は2人分で、出演陣かディレクター陣の片一方しか使えなかったのです。

車の窓が開いていたことと薄着しか無かったため大泉が凍死寸前に

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宿が取れなくとも何とかテントと車で野宿に移行出来た訳ですが、この野宿中にもまたしても問題が発生します。前述の通り野宿を決行した場所は8月だろうが非常に寒く、窓には氷が張った痕跡まで有った程です。

そんな極寒の場所で、更に大泉達が寝る場所となった車も実は窓が少々開いており、外の冷気がダイレクトに車内に入って来ていた為に、2人は一睡すら出来ず冗談抜きに凍死しかける程だったのです。

車のキーはDたちが持っていた!

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ここをキャンプ地とすると藤村ディレクターから決定が下され、車内で寝ていた大泉達も車のエンジンを掛ければエアコンで一定の寒さを防ぐ事はできた筈です。その車のカギは、藤村ディレクターが持っていました。

「ここをキャンプ地とする」発言で爆笑こそしていたものの、内心「ここをキャンプ地とする」が出てしまった元凶の一人である大泉も責任を感じていたのか、藤村ディレクターに声を掛ける事無く夜を過ごしたのです。

季節に合わない格好で過ごした夜

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この誰もが寒さに震える様な気温の中で床に就いていた大泉洋ですが、更に寒さを加速させる一因がありました。それこそが、本人のその時来ていた服装にありました。

企画は当日にならねば分からず、更にこれ程寒いとは思わなかった大泉は薄手でロケに参加しており、そんな中寝ようとするのは本当に自殺行為に等しい為に、直前のコントで使用された王様マントを使って寝ていました。

「ここをキャンプ地とする」の場所とは?

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「ここをキャンプ地とする」は色んなネタに使用される元ネタと言えど、如何に「ここをキャンプ地とする」の前後の展開が厳しいモノであったかが経緯から分かった事でしょう。

では「ここをキャンプ地とする」の「ここ」というのが何処を指すのかも些か気になる方もいる事でしょうから、続いては「ここをキャンプ地とする」が飛び出した実際の場所を見ておきましょう。

ドイツのヴュルガッセンの道端

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前述した通り、「ここをキャンプ地とする」が使われた場所は、ロケ地であるドイツは「いばら姫」の舞台となった城のあるザバブルグ内の〒37688ヴュルガッセン、メルヘン街道の道端の場所だったのです。

グーグルマップでロケ地を見ることもできる!

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住所だけでは相当現地の場所に詳しいか、在住していた経験のある様な方でない限り場所が全く分からないでしょうが、実はGoogleマップを活用し「ここをキャンプ地とする」を入れるだけでそこが出て来ます。

実際にGoogleマップを活用して、検索地点に「ここをキャンプ地とする」と入れて検索をかけた所、ヘリスタール通りの脇に「ここをキャンプ地とする」の地点がハッキリと表示され、更に写真も付いています。

「ここをキャンプ地とする」はパロディも!ゆるキャン△とは共通点多数?!

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何度か前述している通り「ここをキャンプ地とする」は野宿のシーンが出てくる二次作品等では元ネタとして扱われる事も珍しくは無いのです。そんなパロディが出た作品等も少し見てみましょう。

ゆるキャン△でもパロディシーンが多数!

まずは「ゆるキャン△」になります。女子高生がキャンプを行うのが特徴の作品であり、キャンプが題名に入っているからか元ネタに使ったネタが経作品と比べても多く見られる事が判明しました。

良くキャンプが行われる事、原付で長距離を移動する回がある他、お饅頭を食べるのが異様に早い人、キャラが居る事に加え、ついにはワカサギ釣りで完全に出演陣を元ネタにしたであろう想像絵も描かれています。

怪盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー

続いて、2018年から19年まで放送されたスーパー戦隊シリーズの第42作目、スーパーヒーロータイムに放送されるルパンレンジャーvsパトレンジャーでも「ここをキャンプ地とする」が使われています。

「ここをキャンプ地とする」は第37話にパトレンジャー1号が鈴泉ふれあい広場のキャンプ場で使われ、本当にキャンプ場で寝るかと思いきやお店の中に押しかけてテントを張る顛末になりました。

Fate/GrandOrder

スマートフォン向けソーシャルゲーム「Fate/GrandOrder」でも「ここをキャンプ地とする」が元ネタのパロディがあり、その元ネタ数は前述の2作と比較しても多く見受けられます。

例えば、ストーリー第2部一章「永久凍土帝国アナスタシア」ではアヴィケブロンが「ここを工房とする!」、派生漫画では第1部1章でジャンヌ・ダルクがそのまま今回話題となっているセリフを発言しています。

実際のキャンプ写真のタグに付けられることも

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