ラーメン大好き小池さんとは?藤子不二雄の作品に登場するキャラクター
彼は藤子不二雄のマンガの人物です。彼とラーメンの結びつきが強いことからも分かるように彼はラーメン好きがポイントです。
登場シーンでは、ほぼ丼や鍋でインスタント麺を食べています。この人物が初出場した際は、時代的に袋麺しかなかったので、前半は何かしらの容器付きです。
しかし、作品が後半のものになると、カップ麺を持っているシーンもあります。
トレードマークはそれだけではありません。強い癖っ毛と眼鏡、波線のような口、不機嫌な表情もあわせもっています。
癖のあるキャラデザは彼だけに限りません。北海道のまりもっこりをご存じでしょうか?こちらも色々な方面でオマージュされています。
ラーメン大好き小池さんはどんなキャラクター?
彼はどのような特性を持っているのでしょうか?癖のある外観からどんな役割を果たしているのか気になるところです。
そのような彼の基本情報から、スターシステムといった意外な事実までご紹介します。
彼はただインスタント麺を愛するだけではありません。どうぞご覧ください。
ラーメン大好き小池さんは主にラーメンを食べている
彼は、マンガ内では、ほとんどのシーンでラーメンを食べています。ほかの麺類であることはありません。
蕎麦やパスタを食べることなく、この点は一貫しています。ラーメンは、丼などの器に入っている時もあれば、鍋から直食いの時もあります。
ラーメンではありませんが、今話題になっているタイプはこちら。真鯛を使ったラーメンです。よろしければ、下記記事もどうぞ。
ラーメン大好き小池さんは藤子不二雄作品のスターシステム的存在!
彼は実は藤子先生の異なるマンガに多く出ています。例えばオバケのQ太朗にサブとしてちょくちょく出ていたり、パーマンにも出てきたりします。
他にあるかなと探してみると、一瞬ドラえもんにも出てきたりといった様子です。さらに彼が主役のマンガもあります。
これらは、当時流行っていたスターシステムを取り入れた手法です。
スターシステムとは?手塚治虫や松本零士も活用!
スターシステムとは、同じ描画の人物を全く別のマンガに出すテクニックです。日本ではじめてこちらを導入したのが、巨匠・手塚治虫氏です。
手塚マンガには、ヒゲオヤジや花丸博士達がタイトルに縛られず、いくつものマンガに出てています。
ほかにも国内では、松本零士さんが有名で、藤子不二雄さんも巨匠の技法を積極的に取り入れました。
このスターシステムは海外にも見られ、ミッキー・マウスやトムアンドジェリーが有名です。
スターシステムは、出てくる人物の認知度を上げ、広く愛されるようになることを狙っています。
ラーメン大好き小池さんの役柄はさまざま!
彼の仕事はさまざまです。ドラえもんなどでは近所のおじさん、お兄さんです。この場合は、仕事までは言及されていないパターンが多いです。
一方、オバケのQ太朗ではアニメーターをしています。
多くの人は、このアニメーターのイメージが一番強いのではないでしょうか。そのほかにも学校の先生だったり、ただのモブだったりしています。
多くのマンガに、スターシステムにより彼が出ています。藤子不二雄さんのマンガでさりげなく出ている彼を探すのも面白いです。
ラーメン大好き小池さんが登場する藤子不二雄作品
彼が最初に出てきたのは、藤子不二雄さんが描いたオバケのQ太朗です。Q太朗の中では、彼は結構重要な位置付けとなります。
長期に渡って掲載されたオバケのQ太朗の中でのラーメン大好き小池さんについてご紹介します。
オバケのQ太朗・新オバケのQ太朗
オバケのQ太朗と新オバケのQ太朗に彼は、よく出てきます。メインとしての扱いで、子供たちとも遊ぶ近所のおじさんといった感じです。
時々インスタント麺の代金を子供にたかることもあります。とんでもないように思われるかもしれませんが、お金持ち相手にだけです。
オバケのQ太朗の中では、なんと結婚して奥様を、新オバケのQ太朗では、子供にも恵まれるという重厚エピソードもあります。