発光するマツカサウオって知ってる?硬い鱗を纏った魚が絶品だった

マツカサウオとは、黄色いボディに黒い模様の入ったパイナップルのような外観をしている魚のこと。その個性的な見た目とは裏腹に、その食感は美味そのものとして有名です。日常では聞きなれないであろう謎に包まれたマツカサウオについてご紹介していきます。

この記事をかいた人

マツカサウオとは?どんな魚?

まつぼっくりによく似た姿をした魚

マツカサウオは、条鰭綱キンメダイ目マツカサウオ科に属する魚類の一種です。魚について明るくない方は、あまりピンと来ないかもしれません。マツカサウオの「マツカサ」とは「まつぼっくり」を意味します。その名の通り、マツカサウオはまつぼっくりのような外観をしています。

また黄色い体に黒い網目のような模様があるので、非常にパイナップルに似ています。そのため英語圏では、パインフィッシュというような呼称があるようです。松ぼっくりも英語ではパインがつきますから、海外も日本と似たような発想で名前をつけているのですね。

出典:pixapay

普段あまり見かけることはありませんが、水族館で見ることができるほか通販でも数千円程度で販売されています。食用として美味であることも有名ですが、飼育魚としても人気が高いです。また、実際に泳いでいる姿が見たい方は、日本のダイビングスポットでもその姿を見かけることができます。

マツカサウオは非常に特徴的な見た目をしているので、一目見ただけでもマツカサウオだとわかるでしょう。ただ基本的なルールですが、ダイビングで魚が近くに来ても触ってはいけません。魚の体にも悪影響が及ぶ恐れがありますし、自分がケガをしてしまうかもしれないからです。十分に注意をしましょう。

マツカサウオの生態と特徴

非常に硬い鱗に覆われた魚

動画サイトでマツサカウオを捌いている動画がいくつかアップされていますが、それを見ると非常に厚い鱗で体が覆われていることがわかります。またうろこが固いだけではなく、うろこに棘がついており尾ひれも非常に長くとがっており、これらが体を守るのに役立っています。

尾に向かって棘があるので触る時には注意

NEXT 尾に向かって棘があるので触る時には注意