そもそもグレって何?
魚の名前?アイテム?テクニック?と釣りに詳しくなければ聞きなれないワードです。グレは魚でメジナとも呼ばれています。グレを知ればグレ釣りに行きたくなる、そんな魅惑魚の生態や釣り方、おいしい食べ方まで詳しくご紹介します!
グレ(メジナ)を知ろう
生態
体長は大きいもので40cmを超える海水魚です。スズキ系メジナ属に属する魚でメジナとも呼ばれています。英語名でGreeenfishやBlackfishとも呼ばれその名の通り青緑がかったような体をしています。雑食なので夏は甲殻類、冬は海藻など季節に応じたものを食べています。小さい割にパワーがあるので磯釣りの人気魚です。
名前の由来
メジナという名は主に東京周辺で呼ばれ、目と口の幅が近いことからメジナ(目近魚)という名がつきました。グレとは一般的な通称です。また地域によって「クロ」「クレ」と呼ばれています。特に西日本での呼び名「グレ」が一般的な名称として広く使われるようになりました。
種類
大きく分けて種類は「口太グレ」「尾長グレ」の2種類です。口太グレの産卵は5月頃、尾長グレの産卵は12月頃と生態が少々異なります。見分ける方法としてはエラの色です。尾長グレのエラが黒っぽいのに対し、口太グレは黒色がありません。
生息域
日本全国に生息していますが、温かい水域を好む種もあり、東南アジアの方まで広く分布しています。幼魚の頃は北海道で見られることもあり、大人になると回遊魚として各地を転々としています。浅海に生息しているので磯釣りの魚として有名です。