スロージギング攻略!釣れる魚と釣り方解説

スロージギングのアクション

その日の魚の状態を見て、アクションの仕方を変えていく

まず、潮の流れの変化を知ることが重要です。底を取った後の魚の喰いつきなどの状態を探り、どの様にアクションを組み立てたらよいのか参考にします。一回のリーリングで竿を一回跳ね上げるアクションが有効です。潮の流れが静かな時は、魚が喰いついたポイントより早巻きを入れつつ、10m以上誘いたいです。カンパチのような、興味があるものに喰いつく性質のある魚は、フォールしている時に喰いつくことが多いのです。これが分かれば、的確なアクションができ、釣果を上げることができます。

スロージギングの釣り場

スロージギングは、海流が速くて有名な明石海峡から生まれた釣り方です。海流が速い場所で、底でじっと餌をまっている魚を釣るには、メタルジグを底まで届けなければなりません。しかし、重たいジグのフォールでは、魚が喰いつかないのです。試行錯誤を重ねて、重たいメタルジグをゆっくりなテンポでフォールする釣り方が広がりました。この釣り方は、沖つりがメインですが、ボートでも楽しめます。最近は、岸から釣る人も増えているんです。岸からですと、距離が必要になるので、ロッドやスピニングリールは長いものを用意します。もちろんスローギジング用の物を使います。このように、スローギジングは、場所を選ばない釣り方といっても過言ではありません。

スロージギングの時期

冬でも楽しめる根魚狙いのスロージギング!

基本的に、根魚は一年中釣りが楽しめます。しかし、魚には最盛期があり、魚によって一年で一番活性する時期が異なります。魚の状態も考えて釣り方を考えると、高い釣果が期待できます。例えば、根魚の代表であるカサゴは、冬に活性が高くなります。最盛期は、産卵の時期と重なり、12月から2月です。秋口から冬が狙い目になります。同じ根魚でも、メバルのように、12月から1月の産卵期にエサをあまり食べなくなる魚もいます。メバルのベストシーズンは、夏と冬以外と広範囲です。

一年で2シーズン!青魚狙いのスロージギング

船釣りなどの、沖に出て釣る時は、時期は関係なく、一年中いろいろな魚が釣れます。しかし、岸でスローギジングを楽しみたい方は、魚が活発になるシーズンを知っておいた方がいいです。青魚は、5月から7月の春の季節と、10月から11月の秋の季節が、一番活性が高くなり、釣果が期待できます。

スロージギングの時間帯

青魚の習性を知ろう

青魚は昼行性の魚です。夜は余り目が見えなくなってしまうので、ジグの効果が期待できません。青魚を釣りたい時は、早朝から日中がおすすめです。ブリやハマチなどの代表的な青魚は、早朝5時から9時ころまでに、一日の餌の摂取量の半分以上を捕ることが分かっています。従って、早朝の釣りは外せません。日中ほど、大型の青魚が釣りやすい傾向があるので、気を抜かないで下さいね。

根魚の習性を知ろう

カサゴなどの根魚は夜行性が多いのが特徴です。また、夜は岩場近くに潜んでいる姿も見られます。しかし、根魚は、日中でも釣れます。早朝に一番エサ取りが盛んになる青魚とは異なり、早朝でも、日中でも釣果が変わらないのが特長です。

スロージギングで使うタックル

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