キャンプ棚でサイトをすっきりオシャレに!自作の方法やアイアンのおすすめをご紹介

木材の耐久性を高めたり、風合いをだしたりするのに塗料が必要です。塗料を塗る前にやすり(サンドペーパー)で木材の表面を滑らかにしてから塗料を塗ります。そうすることで塗料のノリが良くなり、はがれにくくなります。

やすり(サンドペーパー)は目の粗さによって番手がちがいます。数が少ないほど目の粗い素材です。ホームセンターで手に入るような木材は表面もそこまで凹凸がないため、塗装前のやすりがけには180番~240番(ふつう)の後400番(細かい)くらいのサンドペーパーで木材の表面をなめらかにしまう。また木材の角をとるのには120番~150番(粗め)が適当です。

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塗料にも色々種類がありますが、大きく分けて浸透タイプと造膜タイプがあります。浸透タイプは木材の内部に染み込み効果を発揮するので、木目の質感を損なわずに処理できます。

一方造膜タイプは木材の表面に膜を作って効果を発揮します。耐久性は造膜タイプの方があります。雨や湿気の多い地域で使用する場合はこちらの方がよいでしょう。更にその中から水性と油性の塗料に分かれますが、DIY初心者には臭いも少なく取扱いのカンタンな水性のものを選ぶとよいでしょう。

キャンプ棚に必要な道具:塩ビパイプの柱

自作棚で難しい部分といえば柱でしょう。少しでも採寸を間違えたり釘打ちで平衡を保てないと安定しない棚になってしまいます。そこで今回使うのは塩ビパイプです。塩ビパイプとは、建築で使う資材です。DIY初心者の方には全く馴染みのないアイテムですが、軽くて扱いやすく、塗装することで鉄のような質感も出せて、リーズナブル。DIY初心者にこそピッタリなアイテムです。

塩ビパイプにも色々種類がありますが、一般的にDIYに使用するのは『一般流体輸送用塩ビパイプ』と呼ばれるものです。塩ビパイプは直線ですが、それをL字とT字でつなぐことのできる継手というパイプと、先端をカバーするキャップの役割をするパイプがあります。これらを使いこなすことにより自由自在にカタチ作ることが可能になります。

塩ビパイプは、分厚いVPというものと、薄いVUとゆう2種類がありますが、強度を考えて棚には分厚いVUをつかいましょう。サイズは外直径が18mmから318mmのものがあります。

キャンプ棚に必要な道具:マーキングテープとメジャー

材料を採寸して切断するのにマーキングするのが必要ですが、塩ビパイプには鉛筆などでマークすることができません。そんな時便利なのがマーキングテープ。メジャーで計ってテープでマーキングすることで切断がスムーズになります。

キャンプ棚は自作できる!作り方

おおよその必要な道具の知識が揃ったら、いざ!キャンプ棚を作ってみましょう。

キャンプ棚の作り方①設計図を作る

まずはホームセンターへ出向く前に設計図を作りましょう。プロが用意するような詳細な設計図でなくてかまいません。まずは漠然としたイメージを実際に紙に書きだしてみましょう。そこに、自分のギアを収納するイメージに合わせて各パーツの寸法を書き込みましょう。

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