鮎釣りについて知ろう!仕掛けや道具の選び方をご紹介!

初夏の風物詩と言ったら、何と言っても鮎釣り(友釣り)です。日差しを浴び、新緑を目にしながら豊かな水をたたえた河川で、鮎の友釣りをするワクワク感は言葉では言い表せない魅力があります。ここでは日本古来から伝わる鮎釣り(友釣り)について解説し、その仕掛けや道具の選び方、おすすめについても紹介します。

この記事をかいた人

釣り大好き人間です。現在、小型船舶免許1級を所有しており、ボートでのルアー釣りを楽しんでいます。釣り以外では、日本の城に興味を持ち、全国お城100選の旅をしています。
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鮎釣りとは?

この釣りでは、野鮎の縄張りを持ちよそ者(おとり鮎)を追い払おうする習性を使う友釣りが人気がありますが、その他にはウキを使ったエサ釣りや毛バリを使ったドブ釣り、転がし釣りが地域(河川)によってはできるところがあります。

鮎は回遊魚

鮎は、秋に川で卵を産み、その後孵化した幼魚は海に下って行きます。冬の間に、大きく育った鮎は海で十分な栄養をたくわえて、春から初夏に遡上を始め川に戻ります。このように鮎は川や海を回遊する魚です。

鮎は友釣りが有名

日本の伝統的な友釣りは、野鮎の縄張りを持つという習性を利用して、オトリ鮎を意図的に縄張りに仕掛けで侵入させ、それを排斥しようして体当たりしてきたところを、賭け針(イカリ)で引っ掛けて釣るという釣法です。

鮎釣りの時期は?

この釣りが出来る期間は各都道府県や漁協によって決められています。鮎釣りは例年6月1日から解禁のところが多いですが、各河川によって異なります。事前に自分が釣行する釣り場で漁のできる期間を確認するとよいでしょう。

鮎釣りの時期は夏から秋

都道府県の各河川規則で違いはありますが、ほぼ多くところが6月初旬に鮎釣りが解禁になります。釣りをする場合は河川の入漁券が必要となりますので、それを購入する時に鮎の漁期をきちんと確認することが大切です。ほとんどの釣り場において秋は9月末頃まで釣りが可能です。

鮎釣りには漁解禁日がある

5月より早い時期だと鮎があまり成長せず釣りになりません。9月頃からは産卵するため川を下ります。9月下旬には網漁が始まり川に残っている鮎が投げ網などでほとんど捕獲されますので、釣りが不可能になります。そのため、釣りが可能な期間を漁解禁日と決めています。

鮎釣りの解禁日は場所によって異なる

解禁日は都道府県の各河川によって異なります。早く鮎釣りができるようになるのは5月1日のところがありますが、最も多いのが6月1日です。遅くても7月中までには全国の河川で鮎釣りが解禁となります。

鮎釣りステーションについて

これは各都道府県にあり、各河川の漁協からのアユ釣りや渓流釣りに関しての情報が数多く集められています。ここからネットを使って自分の釣りをする場所の情報を事前に知って釣行するとよいです。

鮎釣りステーションは鮎釣り情報を網羅するサイト

このサイトは、鮎釣り関して必要な情報をほとんど集めていますので、釣行にいろいろなことを知ることできます。また、渓流釣り(ヤマメやアマゴ、イワナなど)に関してもわかり大変便利です。

鮎釣りの解禁日などがわかる

このサイトでは鮎釣りに関する情報を釣行前に知ることができます。例えばその河川の解禁日や釣り場への交通情報、遊漁料金、遊漁証を販売する取扱所など紹介しています。特に他の都道府県の河川に釣行する際は活用しましょう。

鮎釣りをするなら必ずのぞいておきたいサイト

このスーションは、鮎釣りに役にたつ情報を多く集めています。また、地域の各河川に関するいろいろなことについても知ることができますので、釣行前に必ず調べておき必要な事柄についてチェックしておきましょう。

鮎釣りの道具を確認しよう!必需品

この釣りに最低限に必要な道具は、仕掛けを除くと鮎竿、曳き舟、鮎用タモです。あると更に良いのが帽子や偏光グラス、ベスト、専用ベルトそしてウェーダーです。自分に適合したものをそろえておきましょう。

鮎釣りに必要な道具

鮎竿

竿は8mくらいの竿を選ぶと重すぎず操作性もいいです。安いのは2万円台から、高いのになると40万円以上のものがあります。確かに価格の高いものならカ-ボン製で大変軽く操作性は抜群ですが、それだけ素材自体の厚みが薄く、折れやすくなります。初心者の方はリ-ズナブルな竿を選ぶとよいでしょう。

曳き舟

生きた鮎をオトリに使って縄張りをもつ野鮎を引っかけて釣るのが友釣りです。できるだけ元気のいいオトリ(アユ)を使うのが釣果に繋がります。アユを元気に生かしておける曳き舟はこの釣りに必要な道具です。

鮎用タモ

タモの役割は、友釣りで掛けた野鮎をすくったり、オトリを交換したりするなどと釣りのいろいろな場面で役に立つものです。変形しにくいきちんとしたものが使いやすく手元での確実な操作ができるように、柄の長さは50cm以内が適当です。

その他の必需品

他に必要なものは夏の強い日差しを防ぐ帽子や偏光グラス、釣りに使う小物などが入れておくベスト、タモを夾んだり曳き舟を結んだりするベルト、体の冷えを防ぐ保温性が高くその足の部分は石のコケなどにも滑らないフェルトつきのウェ-ダ-が必要です。

鮎釣りにおすすめな道具

おすすめ鮎竿「シマノ(SHIMANO) 友鮎 85NM」

出典:Amazon

全長(m):8.5
継数(本):7
仕舞寸法(cm):136.8
自重(g):255

価格:¥ 32,640 (2018年12月17日)

2017年にモデルチェンジした鮎竿です。重さは軽量で8.5mの長さで扱い安くなっています。この価格でこの重さと長さなら鮎竿として機能を十分果たし、初心者の方にもおすすめです。これまでの竿にありがちな先端部の頼りなさも払拭されています。

おすすめ曳き舟「ダイワ(Daiwa) 餌箱 鮎 友舟 GX-420 ライトグレー 591492 」

出典:Amazon

容量:4.2L
カラー:ライトグレー

価格:¥ 5,792 (2018年12月17日)

観音扉(プッシュトップ付き)によってわずかな光を常に取り込むことができ、それによって鮎を落ち着かせ曳き舟の中で慣れさせています。ふたを開けた時暴れて飛び出すことを防ぐ窓は効果的です。また、川の流れに対して抵抗が少なく安定性も抜群です。

おすすめ鮎タモ「ダイワ 鮎ダモ V39 グレー 645423」

出典:Amazon

網カラー:グレー
枠径(cm):39
網目(mm):2

価格:¥ 6,823 (2018年12月17日)

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