イワナってどんな魚?種類や釣り方、料理のレシピをご紹介します!

夏の風物詩であるイワナは、渓流釣りとしても大人気の魚のひとつです。昔から日本人になじみ深いイワナは魅力がたくさんあります!今回は、イワナの生態や種類、釣り方、料理のレシピまでをまとめました。

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イワナとは

イワナは、サケの仲間で、渓流釣りのターゲットとして人気の魚です。国内の魚のなかで、最も水温の低い川を好んで、主に最上流に住んでいます。

イワナの由来

イワナとは名前の通りの由来で、岩の陰に潜んで小さな魚や昆虫、プランクトンなどを捕食するということから「岩のあいだに住む魚」という意味で「イワナ(岩魚)」と命名されました。

イワナはサケの仲間

イワナはサケの仲間イワナは、サケ科の淡水魚の一種です。形がサケに似ているので初めての方だともしかしたら見分けがつかないかもしれません。釣りに行く前にはきちんと狙いたいターゲットの特徴や場所などの下調べも重要になります。

イワナは渓流釣りのターゲットとして人気

イワナは、釣り人の間でも人気のターゲットです。最近ではイワナの養殖も頻繁に行われているので、気軽に楽しめるようになってきています。他の魚に比べて釣りづらいと思われがちですが、初心者の方でも気兼ねなく楽しめるので挑戦してみてくださいね!

イワナの生態

川魚を代表するヤマメや他の魚に比べて、最も冷たい水を好む魚で、主に河川の上流部を拠点としています。産卵の時期は地域や種類によって異なりますが、主に10月~1月ごろで、下流部の流れの穏やかな場所で産卵をします。

イワナは肉食

イワナは、とても貪欲な肉食性の魚で、主に小魚や水中の昆虫、プランクトンなどを捕食します。稀にですが、上流域のイワナは自身の体よりも大きな獲物、ヘビやカエル、クモなどを捕食することもあります。

イワナの産卵時期

およそ2年ほどで約20センチの大きさに成長し、繁殖活動を行います。地域差はありますが、10月~1月の間で産卵します。

イワナの日本記録の大きさは?

イワナは日本各地で大量に釣り上げられています。体長は約30~70センチで場所や種類によって差はありますが、海の豊富な餌の影響で巨大化したものだと70センチを超えるものもいます。釣り人によって運営されている非営利団体、「ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA:JapanGameFishAssociation)」の記録によると、日本記録は、重さ約7.30キロもの大物で、北海道音別川で釣りあげられています。

イワナにはどんな種類がいるのか?

日本には上は北海道、下は九州まで多種多様なイワナがいます。ここでは、代表的なイワナについて詳しくご紹介します。

イワナの種類|ミヤベイワナ

体長:50~70cm

体色:黒色から茶色で、赤色や黄色、オレンジ色などの斑点があります。

生息地:北海道の然別湖という湖とそこに流れ込むでいる水域周辺。

イワナの種類|オショロコマ

体長:おおよそ30cm

体色:体側に赤玉模様が点在していて、種類や生息地によっては、オレンジやピンクなどとさまざまな色に発色します。

生息地:日本国内では北海道から北太平洋へ広く生息。

イワナの種類|二ッコウイワナ

体長:30~80cm

体色:腹部などにかけて、オレンジ色やピンク色の斑点があります。

生息地:岡山吉井川や島根揖斐川付近。

イワナの種類|ヤマトイワナ

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