エギングラインの重要性を知ろう
エギングをするうえで、要となるラインについての重要性を認識しておくことはとても大切です。それでは、どのようなポイントがあるのかについてみていきましょう。
エギングで重要なのは強度と飛距離
狙うポイントを広範囲に、そして効率的かつ高確率でイカを釣り上げ、エギを飛ばすためには飛距離が大切です。また、イカの重さや摩擦ですぐに切れない頑丈さなどがエギングで必要になります。この2つの条件を満たすか、満たさないかで、釣果を大きく左右します。
エギングラインはエギングのすべてと言ってもいい
エギングには、ロッドやリール、エギ、ギャフなどエギング用アイテムは多くありますが、その中で最も重要なのが「ライン(糸)」です。ラインはエギングの生命線とも言われています。誤った選び方をすると、途中でラインが切れてしまったり、イカに出会う確率が下がったりと釣果に大きく影響します。エギングを始めたいと思っている方は、まずラインから入念に選定していきましょう。
エギングラインの種類と選び方
エギングでは、主に2種類のメインが活躍しています。ともにメリット・デメリットはありますが、初心者の方やエギの能力を最大限に発揮させたい方には、細くて丈夫なPEラインがおすすめです。
PEライン
エギングに最適だと言われているPEライン。ライン自体が細く作られているので、摩擦に弱く、すぐに切れてしまうトラブルもありますが、その代わり、エギを自由自在に操作でき、飛距離のアップと同時にヒット率のアップも図れます。また、吸水性・伸縮性がないため、アクションの感度もよく、操作が簡単です。
ナイロンライン
ナイロンラインは、糸に伸縮性があり、伸びやすいという特徴があるので、操作が難しいのが難点ではありますが、PEラインに比べてラインが太いので摩擦に強く、お手頃な価格で購入できます。
初心者にもおすすめできるPEライン
先ほども言った通り、エギングではPEラインが主流です。しかし、エギング初心者には、何を基準に、どれだけのコストを掛けるのが一般的なのかどうか分からないことだらけだと思います。そこで、ポイントは、シマノやダイワなどの専門のメーカーが出しているPEラインを選ぶことです。値段は、およそ1,500円前後のものがいいです。また、すぐにエギングをしたいという初心者の方であれば、専門メーカーが出している「初心者向けのエギングセット(PEライン付き)」が10,000円前後で売られているので、そちらもチェックしてみてもいいでしょう。
エギングラインの太さは0.6~1.2号程度がおすすめ
エギングラインの○○号というのは、ラインの太さ(号数)を表しています。エギングで使うPEラインは、0.6から1.2号程度がおすすめですが、一般的に多く愛用されているのは、0.8号です。この太さであれば、十分2~3㎏級のイカも釣り上げることができます。春の時期はイカが大きいので1.0号以上のラインを使ってイカ釣りをする人もいます。一方で、イカが小さい秋のシーズンでは、0.6号がメインに使う人も多いです。季節や用途などによって使うラインは違うので、その点も頭にいれて選びましょう。
エギングラインの重要ポイントや種類、強度についてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、参考にしてみください。