ハゼについて知ろう!釣り方や料理もご紹介!

ハゼは釣りや料理の人気者です。初心者でも比較的簡単に釣れるので、家族連れの釣りでも人気です。また、クセが無く食べやすいので、どんな料理にしても美味しく食べられます。この記事ではそんなハゼがどんな魚か、ハゼの釣り方や料理を紹介するのでぜひ最後までご覧ください!

この記事をかいた人

三度の飯より魚釣りが大好きな釣り女子です! 専門用語も多い魚釣りの情報を、初心者の方にもわかりやすく読んでいただけるような記事を書いていきたいと思っています。
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ハゼとはどんな魚?

ベタッとした顔、ギョロっとした目が特徴的な魚です。日本では昔から川や海で釣る人が多く、最も一般的な食べ方は天ぷらです。釣り方は簡単で、技術や力もいらないので子供でも釣ることができます。

ハゼは身近にいる魚

日本全国に生息している魚で、主に砂地に住んでいます。そのため、釣りをする際は、河川の下流や湾内の砂地など、陸から狙うのが通常です。地域にもよりますが、身近にいる魚でありながら、スーパーではほとんど見かけません。旬に出回る時も高値で取引されており、身近に生息している割には気軽には買えない魚です。

ハゼの形態

大きいもので体長20センチほどになります。細長い魚で、腹鰭は癒着し吸盤のようになっており、石などにくっつくことで流れの速い川でも流されないでいることができます。背鰭と尾鰭に、水玉のような独特の模様があるのも特徴の一つです。あとは何と言っても顔。横に広がる大きな口とギョロっとした目が、なんとも可愛らしい魚です。

ハゼの生態

その見た目の愛らしさから、観賞用として水槽でも飼育されています。種類が多く、その種類によって生息地も異なります。カラフルで派手なものもいれば、茶褐色の地味なものも。また、胸鰭を足のように使って進む面白い種類も存在しています。

ハゼは世界中に生息している

ハゼは、日本国内の海や河川だけでは無く、世界中に生息しています。朝鮮半島や中国、オーストラリア、ロシア、さ遠くはアメリカのカリフォルニア湾でも見られます。このように、あらゆる場所で見られる魚ですが、食べる文化はあまり聞きません。欧米では、美味しい魚というよりは外来魚の扱いであるようです。

ハゼは種類によって大きさに差がある

ハゼ科の魚は種類が多く、その種類によって大きさに差があります。真ハゼが大きいもので20センチになるのに対し、世界最小と呼ばれる「シマイソハゼ」は12ミリほど。この間に、1500を超える種類がいるのですから、サイズも様々です。また種類によって色や模様も異なります。

ハゼの種類

世界中合わせて1500を超える種類がいると言われています。色や形、生息している場所も様々です。食べる前提で考えた場合、覚えておきたいのは毒の有無です。毒のいるハゼの特徴は特に写真などをよく見ておきましょう。

ハゼの種類:マハゼ

釣りをする人が一番よく見るのがこのマハゼです。河口域で群れていることが多く、大きなものだと20センチ前後になります。江戸前の天ぷらなど、高級食材として昔から親しまれており、唐揚げや蒲焼き、甘露煮にしても美味しく食べることができます。食通からは、シロギスよりも味が濃くて美味しいと人気です。

トビハゼ

灰褐色で、黒と白のまだら模様があり、体長10センチほどのトビハゼ。干潟に生息しており、諫早湾では漁で捕獲し煮干しにして素麺の出汁にするなど、食用としても好まれています。その名の通り、干潟の泥を飛びながら前に進みます。最近はその可愛らしい姿と生態から、観賞用としても流通しています。

ヨシノボリ

体長は5〜10センチで、頭に赤褐色の線が入っているのが見分ける特徴です。山地の渓流から、海に近い河口付近まで幅広く生息しており、地域によっては食用、観賞用にも飼育されています。空腹時には、自分より大きな魚も攻撃するほどの肉食で、遡上の際は岩場を登ることもあることから、ヨシノボリという名がついたと言われています。

ツムギハゼ

ツムギハゼは、マハゼと違い白っぽいのが特徴です。頭と目が大きく、脇に尾びれにかけて黒い三つの斑点があります。この黒い模様が紬のようだということでこの名前がついています。背びれの棘の一本が長く飛び出ており、これもマハゼと見分けるポイントです。これにはフグと同じ毒、テトロドトキシンがあるので、絶対に食べてはいけません。

ハゼ釣りをしよう!

わざわざ船に乗ったり、沖磯に行かなくても、近くの河口や港で簡単に釣れるのが人気の一つです。その釣りやすさから、初めて釣りをする人でも、普段は釣りをしないがお付き合い程度にという人も釣果を望めます。

ハゼは釣りの人気者

気軽で楽しいのが魅力のハゼ釣り。小さな個体でもビリっとしたアタリや、ググッとした引きが楽しめます。河口であれば、岸に近い所で釣れるので、河川敷まで車で乗り込み、車を降りてすぐに釣ることができます。仕掛けも簡単で、オモリと針さえあれば釣れます。新しい釣り方としてルアー釣りもできるので、より身近な釣りとして人気です。

ハゼは汽水域などに生息している

この魚は、汽水域つまり、海水と淡水が混在している場所に生息しています。まさに、河川の下流は釣るのにうってつけの場所ということになります。また上げ潮時には岸近くを泳いでおり、下げ潮時には沖を泳いでいるので、潮によって狙うポイントを変えましょう。港では、河川と合流している地点の堤防の側面にくっついています。

ハゼ釣りの仕掛け

仕掛けはシンプルで、しかも小ぶりなので扱いやすく、これも気軽に楽しめるポイントです。古くから親しまれているエサ釣りに加え、最近はルアーでの釣り方も人気です。エサ釣りもオモリと市販の仕掛けで十分大漁を望めます。

ハゼ釣りの仕掛けはエサ釣りやルアー釣りがメイン

釣り方としては、エサ釣りやルアー釣りが適しています。肉食なので、様々なエサで釣ることができます。どんなエサで釣れるのか試してみるのも面白いでしょう。オモリと針を付けリフト&フォールで釣ります。ルアー釣りであれば、この魚は食欲旺盛で動くものに食いつくので、ルアーを泳がせて釣るのがおすすめです。

ハゼ釣りの仕掛け:エサ釣り

餌は、岩ゴカイやイソメ、ミミズなどがポピュラーです。驚くことに、ボイルしたホタテを細かくカットしたものや、エビ、魚肉ソーセージや鳥のささみで釣れたという話を聞くこともあります。そのような食品は調達しやすいのが利点です。仕掛けは、オモリと市販のハゼ釣り用のハリスをつけ、ちょい投げや玉浮きを付けた浮き釣りがおすすめです。

おすすめのエサ|ダイワ アミノX リアルベイトイソメ

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本物のイソメを利用しているので、人工的な物より魚の食いが良いのが特徴です。塩じめしてあり、動かないし滑らないので、針につけるのも簡単。臭いを抑えるフレーバー付きなのも嬉しいポイント。チャック付きなので残ったら保存できます。他にもキスやカレイが対象魚となっているので、釣り用のバッグの中に一つ入れておくと便利です。

おすすめのエサ|マルキュー パワーイソメ

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