その日釣れているハゼのサイズに合わせて、カットして使いましょう。香り付きなのもおすすめのポイントです。常温で保存ができるので、持っていればいつでもハゼ釣りに出かけることができます。他の魚にも使えるのもありがたい点です。生きたゴカイを触ることに抵抗があるという人でも安心して使えます。
ハゼ釣りの仕掛け:ルアー釣り
あまり馴染みがないかもしれませんが、ルアーでも釣ることができます。これをハゼクランクと言います。生まれたのはここ数年のことでまだ新しい釣り方ですが、初心者でも手軽に楽しむことができます。追いかけやすいようにゆっくりと泳ぐルアーを使うことが多く、底を狙う必要がるので、浮力のバランスにも注目しましょう。
おすすめのルアー|ムカイ クランクベイト エドハゼ
スペック:主な対応魚種:ハゼ / サイズ:35mm / 重量:3.1g / カラー:アカキン
ゆっくり巻きルアーを泳がせるアクションが効果的なハゼ釣りに最適な機種。初心者でも誰でも扱える、ハゼ釣り専用のルアーです。最初の一つとして購入するのにおすすめの商品です。
おすすめのルアー|ダイワ ハゼクランクJr
スペック:カラー:アカキン / サイズ(mm):27 / 標準自重(g):1.6
音で魚を誘うルアーで、広範囲で強力なアピールをすることができます。フックは発光する素材で塗装が施されており、浮力も絶妙なバランスに調整されています。底に当てながら巻くという簡単なアクションで釣果を期待できます。
ハゼは料理が有名!
料亭や小料理屋では、天ぷらが一般的ですが、他にも様々な料理法があります。サイズが小ぶりなのも上品に料理できるポイントかもしれません。また釣れると量も多いので、家族のおかずとしても十分です。
ハゼは料理がおいしい
白身で味が濃く、新鮮なものは刺身として食べることができます。他にも天ぷらや唐揚げにすると、その淡白でホクホクとした食感を楽しめ、クセもないので、料亭や小料理屋などで重宝される高級食材です。江戸前の天ぷらには欠かせないネタであることは有名で、日本では昔から親しまれている美味しい魚です。
ハゼの旬は秋
旬は晩夏〜晩秋。夏の終わりに小さいサイズが釣れ始め、10月頃になるとかなり大きくなったハゼを身近な場所で釣ることができます。そのころが旬の真っ只中となり、身が厚く脂が乗った美味しいハゼを食べることができます。地域によっては、20センチ超えの大きなサイズが真冬に釣れる事もあります。
ハゼは食べやすい魚
食べやすい理由は、その捌き方にあります。柔らかいウロコは楽に取り除くことができ、腹わたも包丁で少し切れ目を入れるだけで処理することができます。また、じっくり油で揚げれば頭から尾鰭まで美味しく食べることができるのも、魚好きには嬉しいポイントです。クセが無いのに味が濃い綺麗な白身は美味です。
ハゼ料理のレシピをご紹介
料理の種類が多いので、この魚だけでパーティーができるほど。野菜で彩りよく仕上げるのも、華やかに見せるコツです。またインパクト大の顔を使って盛り付けるのも良いかもしれません。
ハゼ料理のレシピ:姿揚げ
ハゼを捌き、ウロコや腹わたを取って下処理をしたら、軽く塩をふっておきます。片栗粉をつけ180度の油でほんのり色がつくまで揚げます。一旦取り出し、200度に温度を揚げた油でもう一度揚げて完成です。カリッとした食感ながら、身はホクホクで美味しく仕上がり、骨まで食べれるので是非試していただきたい料理です。
ハゼ料理のレシピ:甘露煮
下処理後、鍋に魚を敷き詰め下茹でをします。差し水をしながら2時間ほど茹でましょう。その後、茹で汁は全て捨て、新しい水を入れて再度火にかけます。沸騰したところに、砂糖、醤油、みりんで好みの味付けをしたら、あとは汁気がなくなるまでコトコト煮込むだけです。生姜を入れると臭みが取れます。お正月の昆布巻きにもおすすめです。
ハゼ料理のレシピ:南蛮漬け
姿揚げと同じように片栗粉をつけ油で揚げますが、塩ではなく塩コショウをふっておくことがポイントです。揚げている間にマリネ液を作ります。マリネ液は、市販のすし酢や調味料入りの酢が簡単でおすすめです。その中に、千切りした人参、玉ねぎ、パプリカを入れ彩りよくしておきましょう。二度揚げした魚を熱いままマリネ液に浸して完成です。
ハゼを刺身にしよう
小さいだけにかなり手間がかかりますが、せっかく釣ったのであれば刺身にしない手はありません。大量に釣れたら、とにかく捌くだけ捌いて、他の料理は次の日にしたとしても、刺身はその日に味わいましょう。
ハゼの捌き方
シロギスの捌き方とほぼ同じです。まず水で綺麗に洗い、ウロコを取って塩を振り、滑りをとります。背中を手前に向けて胸鰭に包丁を入れ内臓まで一気に取れるようにカットします。内臓を取り除き再度洗ったら、中骨に沿って包丁を入れ三枚おろしにします。1匹のハゼから2枚の刺身ができると考えてください。皮に匂いがあるので剥ぎましょう。
寄生虫に注意する
新鮮なものは、白く透明です。黒ずんでいたり、白いポツポツが見られたら寄生虫の可能性があります。加熱すれば死滅するとは言われていますが、食べない方が良いでしょう。近年アニサキスという寄生虫も注目されましたが、釣った魚もスーパーで買った魚も、生で食べるなら必ず寄生虫のチェックをして、安全に美味しく食べましょう。
ハゼの刺身は滅多に食べれない
よく釣れる魚ではあるものの、スーパーでは滅多に見かけることがないので、刺身を食べようと思えば料亭で高いお金を払って食べるか、自分で釣るかしかありません。貴重なハゼの刺身の味は、タイやヒラメよりも甘くて美味しいという意見もあるほどです。釣った人しか気軽に味わえない、このレアな料理を是非味わってください。