片方のはさみだけ大きい!?不思議なカニ「シオマネキ」の生態や食べ方を紹介

(いずれも常設展示ではない可能性がありますので、事前にお問い合わせください)

神戸市立 須磨海浜水族園(兵庫県)

兵庫県神戸市にあり、通称須磨水族館(スマスイ)とも呼ばれています。「波の大水槽」やアラスカを再現した「ラッコの岩礁」などの珍しい展示や、人気のイルカショーが楽しめます。平成20年10月に鹿児島水族館よりハクセンシオマネキが寄贈され、その後展示がされているようです。

海遊館(大阪府)

大阪府大阪市に所在します。太平洋周辺の自然環境を再現した、世界でも最大級の水族館として有名です。ジンベエザメが一番の人気です。ここでは大阪湾のハクセンシオマネキが展示されています。海遊館のブログにもシオマネキに関する記事が掲載されています。

新江ノ島水族館(神奈川県)

神奈川県江ノ島にある水族館です。富士山と江ノ島の絶好のロケーションを楽しめる水族館です。8000匹のイワシの大群が泳ぐ相模湾大水槽は圧倒的な迫力です。こちらでは、2018年9月4日よりハクセンシオマネキの展示が開始されました。

シオマネキは食べられる?

独特の風味と食感「がん漬け」

「がん漬け(がね漬け)」とは有明海沿岸地域で古くから親しまれている郷土料理です。がん漬けのレシピは至ってシンプル。干潟に住む小型のカニをよく洗い丸ごとすりつぶした後、塩やトウガラシなどの調味料と合わせて味を調えたら完成です。独特の風味とガリガリとしたカニ本来の食感は、お酒のあてにもぴったり。焼酎や日本酒がすすみます。炊き立ての白ご飯に乗せても美味しいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?とってもユニークな見た目と求愛ダンスが魅力的なシオマネキ。小さいけれど特有の進化を遂げてきました。しかし今、絶滅の危機に瀕している種類もいる悲しい現状です。シオマネキたちの居場所がこれ以上奪われないように、環境保護や種の保護に努めていきましょう。