パーコレーターの使い方と美味しく淹れるコツ|おすすめ23選をご紹介!

一般的なコーヒーを淹れる際の分量は、一杯分の目安としてコーヒー粉12g程度に対して、お湯は160cc程度です。必要な杯数分のコーヒー豆をバスケットに淹れて抽出してください。パーコレーターによって容量が違う事があるので、事前に抽出できる杯数を確認しておきます。

火にかける時間

一度火からおろしたバスケットをセットした後、少しの間蒸らすのを忘れないようにしましょう。その後は、弱火にかけ透明ノブから徐々にお湯の色が濃い茶色に変わっていく様子を確認します。気温や火力によって日々変わりますが、抽出までの時間の目安は約3~4分ですが、まずは短めから試してみましょう。

パーコレーターのコーヒーの味はまずい?

コーヒーをよく飲む人の中でも、パーコレーターで抽出したコーヒーは美味しくないという話をよく聞きます。本当にパーコレーターで淹れたコーヒーはすべてまずいのでしょうか?中にはパーコレーターで淹れたコーヒーが一番美味しいという意見もあります。どのような違いから意見の違いが出てくるのでしょうか?

コーヒーの好みのタイプによる

酸味が強くフルーティなコーヒーが好きな人もいれば、どっしりとした深みと苦味が強いコーヒーが好きな人もいます。酸味が強い味が好きな人はペーパーフィルターなどでコーヒーオイルを取り除いたすっきりした味を、苦味が強いどっしりした味が好きな人はコーヒーオイルをそのまま味わうパーコレーターがおすすめです。

まずく感じる理由とは

まずく感じてしまう理由としては、味の好みが違うか正しい抽出方法をしていない可能性があります。豆の分量が正しくても火に掛けている時間が長すぎたりすると、何度もコーヒーをお湯が通り抜ける事で煮つまってしまい、苦味やえぐみが増してしまうので要注意です。

再加熱するため

ドリップコーヒーとは違って、何度も同じ抽出液を再加熱して攪拌させるので、コーヒー特有の香ばしい香りが飛んでいってしまいやすいのが欠点です。もちろん加熱を続けていれば、香りの他にもコーヒー豆の産地によって違う酸味や甘みも消えてしまい、苦味が強く残ります。

コーヒーで抽出するため

ドリップの際には毎回新しいお湯をそそぎ込むのですが、パーコレーターでは一度コーヒーの粉を通った抽出液が再度パイプを通って吸い上げられ、コーヒーの豆に注がれる事を繰り返す仕組みになっているので時間が経てば経つほど抽出液の味が強くなっていきます。

同じ豆で何度も排出するため

また、パーコレーターでは一度抽出し終わった豆がバスケットの中に残っている状態で、同じコーヒーの粉に抽出液を注ぐ事でしっかりと抽出していくので他の抽出方法よりも、よりコーヒー豆のえぐみや苦味が強く出てしまいます。

パーコレーターの選び方

パーコレーターを購入するときは、容量や素材に加えて使用するガスバーナーやコンロのサイズに適応しているかも確認しましょう。特に、アウトドア以外で自宅でもパーコレーターを楽しみたい人は必ず確認しておきましょう。

使用する人数にあった容量

販売されている際に「カップ数」と「容量」を表示しています。「カップ数」は基本的には何杯抽出できるかの目安となります。「容量」とはポットの満水の際の容量となります。カップ数が記載されて無い場合は、一杯で160ccを目安として計算するのがおすすめです。適した容量のものを使うようにしましょう。

耐久性に優れた素材

パーコレーターの素材には代表的なものでは軽くて丈夫なステンレス製の製品で強度もあり扱いやすいのが特徴です。他にはホーローやガラスなどの製品があります。どのようなシーンで使用するのか、求めている強度はどのくらいかも考えながら選ぶと、より自分に合ったパーコレーターを選ぶ事ができます。

コーヒー以外にも使えるパーコレーター

コーヒーを抽出する器具であるパーコレーターですが、じつはそれ以外の使い方もできるんです。特にアウトドアのキャンプなどでは極力道具類は必要最低限で荷物を少なくしたいものですね。そんな時に活躍してくれるのがパーコレーターです。一個で様々な使い方ができるのでおすすめです。

温かいスープを楽しむ

パーコレーターは中のバスケットを取り外す事で、普通のポットと同じようにお湯だけを沸かす事ができます。キャンプなどの寒い朝には温かいスープを朝食に食べたくなる人も多いです。お手軽なインスタントのスープを持ち歩いていれば、お湯を多めに沸かしスープ用に、残りでコーヒーを抽出する事もできます。

インスタントラーメン用に

BBQを楽しむようなキャンプではなく、釣りやツーリングなど食事に時間をかける必要がない場合などはお湯を沸かして利用するのもおすすめです。パーコレーターひとつあれば、温かいコーヒーを楽しむこともでき、食事も済ませる事ができる一石二鳥の製品です。

そのまま調理用に

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サイズによっては、そのまま調理用の鍋代わりに使っている人も実は多いようです。特徴としてはポットのような形状のものではなく、円柱状の形のものだと少人数での調理用には活躍してくれます。

パーコレーターのおすすめ13選|ステンレス製

パーコレーターの中でも多く見かけるのが耐食性や強度に優れたステンレス製です。ビギナーの方には、手入れが簡単で扱いやすいステンレス製のパーコレーターから初めてみるのをおすすめします。また、製品によっては光沢のあるステンレスと傷が目立ちにくマット仕上げステンレスがあるので好みのものを見つけましょう。

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