プレコは水槽の掃除屋さん|種類や飼育の方法もご紹介

セルフィンプレコを初めて見た人はヒョウのような特徴的な模様と、大きく豊かなヒレに目を引かれることでしょう。じっとしていることの多い魚ですが、水槽の中を移動する際には大きな体とヒレでダイナミックかつ優雅な泳ぎを見せてくれます。

プレコの種類13選(大型)|ロイヤルプレコ

出典:楽天市場

オレンジロイヤルやハーフスポットロイヤル、ゴールデンプラチナロイヤル等々、ロイヤルプレコには様々な種類が存在します。見た目の色によって主な原産地は少しずつ変わってくるものの、コロンビアやブラジルで確認されることの多いプレコです。「ロイヤルプレコ」というくくりのなかでも、色や模様によっては全く別の種類の魚のような見た目に驚かされます。

価格と特徴

一匹当たり¥9,120~ほどで販売されています。(2018/12/27現在)原産国や、柄によっては数万円で取引されることもあり、値段にばらつきが見られます。購入当時は数センチでも、数年で60㎝ほどまでゆるやかに成長します。

流木を好んでかじる傾向が強いため、水槽に流木を多めに配置すると気に入った流木の上でじっとしている姿を見ることができます。

ロイヤルプレコの魅力

色々な種類の身体の縞模様があるロイヤルプレコは、コレクション性も高く人気の個体です。同じ種類でも原産国が違うことによって、まったく別の魚に見えるという楽しみのある魚です。またググっと前方に伸びた面長な愛嬌のある顔立ちや、顔の横の髭のような棘がチャームポイントで独特な魅力があります。

プレコの種類13選(大型)|スカーレットトリムプレコ

トカチンス河原産のプレコです。特にツクルイ地区で見られる種類は鮮やかな色合いであることが有名です。なかでも特に人気のある個体は「ウルトラスカーレットトリムプレコ」通称ウルスカと呼ばれ、トリム系と呼ばれる中でも一線を画す人気ぶりです。

価格と特徴

一匹当たりの値段の相場は¥20,000~となります。(2018/12/27現在)しかし色が鮮やかなウルスカなどは値段が高めになることが多く、中には¥100,000以上の値段がつく個体もいるほどです。成長しても体長は30㎝~50㎝ほどです。大きさが控えめな分飼育のしやすい個体といえるでしょう。

スカーレットトリムプレコの魅力

スカーレットトリムプレコの特徴でもある赤褐色の色は、成長するごとに色が鮮やかに変化していきます。長く飼えば飼うほど魅力的な色に変化していく様子を楽しむことができるでしょう。尾びれや背びれも大き目で、外側に行くにつれて赤みが入るため個体それぞれの違いを楽しむことができます。

プレコの種類13選(大型)|アグアプレコ

出典:楽天市場

アグアプレコはアマゾン川を中心に広く生息するプレコです。幼魚の時には黒の体色に白の水玉模様が入ります。成長するにつれてこの水玉模様は消え、次第に黒一色に染まっていきます。成長につれて模様が全く異なる珍しい種類です。

価格と特徴

一匹当たり¥1,900~購入することができます。(2018/12/27現在)安価な値段で購入することができ、飼い始めのハードルは低い種類です。アドニスプレコとも呼ばれるアグアプレコは、成長が早く非常に大型です。

年月とともに数センチから最終的には70㎝~100㎝になる個体もいます。成魚になると身体に棘が見られるようになる為、周囲の魚を傷つけることがないよう注意が必要です。

アグアプレコの魅力

幼魚期の白の水玉模様が愛らしく、人気があります。成長とともに水玉模様は消えていきますが、成長した姿も「黒くて大きく、強そうでかっこいい」と愛らしい幼魚期の時とは違った魅力も備えた個体です。成長スピードも速いため、成長を楽しみながら育てたい方にお勧めです。

プレコの種類13選(大型)|ヒポプレコ

出典:楽天市場

ヒポプレコ、別名サッカー(吸う)プレコは南アメリカの熱帯地域で主に生息しています。コケや食べ残しをよく食べ、水槽の水質保持に一役買ってくれる心強い味方です。日本の九州、四国地方の川や用水路などで見かけることがあります。

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