車中泊でなぜカーテンが必要なのか
皆さんの家にもカーテンはありますのであった方が良いということは何となくでも想像していただけるかと思われますが、では具体的に何故車中泊にカーテンを使う必要が出てくるのか、その用途などについて詳しくご紹介していきましょう。
日よけのため
まず活用することになるのは、日中太陽が出ている間の日よけをするためです。夏の暑い時期は言わずもがな、春や秋のそこまで暑くない日でもうずっと日が当たっていると車内の気温がどんどん上がっていってしまいます。車の中の気温をクーラーを使わず適切に調整するためにも、カーテンを活用しましょう。
プライバシー保護
単純にカーテンで外から見えなくすることによって、車内を見えなくするというのも重要な役割です。別にみられたところで同ということもないという方はともかく、自分が車内で寝転んだりしている姿を第三者から見られるというのは多かれ少なかれ気になるところ。カーテンで遮ってしまえばそれも気にはならないのです。
光を遮るため
日よけによって車内が暑くなってしまわないようにするのももちろん役割ではあるのですが、カーテンを使えば夜になってからの周りの光を遮ることにもつながります。寝ようとしても街灯の光というのは思っている以上に明るく、寝付けなくなってしまう可能性もあります。昼間だけでなく、夜間も使うことになるのです。
車中泊用カーテンを100均で買えるもので自作しよう!
他にも車中泊でカーテンを使用する具体的な理由というのはあるのですが、間違いなく必要になるのは前述の3点です。必要性に関してご理解いただけたと思われますので、次はそんな重要なカーテンを100均でお手軽に自作する方法についてご紹介していきます。
車中泊用カーテンはたった3つのパーツでできちゃう
車の中で使用するカーテンは、後述するただ3つだけのパーツを組み合わせるだけで完成するのです。カーテンの自作なんて難しそうと先入観を持たれている方もいらっしゃるかもですが、手順もそう難しいことをせず、そして扱いの難しいものを使うことなくできるのです。慣れてしまえばサッと作り出せます。
3つの必要な材料とは
そのカーテン自作に必要な材料というのは、まず本体となる遮光カーテン、カーテンの上部に通すためのワイヤーと、大体10個セットで販売されているクリップです。クリップに関してはサイズが小さすぎるものだとワイヤーをひっかけた時に重さで落ちてしまったりすることがあるので、、中くらい程度のものを用意しましょう。
自作の車中泊用カーテン作りで大事なポイントはココ!
カーテンを車に設置するときには、ピラーという車の窓の枠と天井との間にある隙間を使ってカーテンのレールを通していくことになります。またカーテンにワイヤーを通してクリップを取り付けられたら、隙間をなるべくなくすようにワイヤーの先の部分を曲げて調整しましょう。
車中泊用のカーテンを作ってみよう
自分で制作をするのに使うことになる材料3点と抑えておきたい政策のポイントについてご紹介しました。使うものも少なく自作は難しくないことがお分かりいただけたかと思われますので、続いては材料を使っての実際の自作の手順を見ていきましょう。
まずはカーテンにワイヤーを
手順の初めに、カーテンの丈夫にある隙間にワイヤーを通しておいて、先にワイヤーをひっかけるために大体の長さにワイヤーを切っておき先端は引っ掛けるために軽めに曲げておきます。百均のものとはいえ先端を曲げたり切ったりするというのは普通のはさみでは難しいでしょうから、ペンチなどを使いましょう。
クリップを取り付け
カーテンにワイヤーを通せたら、車の中で使いたい場所で使えるようクリップを付けておきます。ピラーと天井の間の隙間に装着するために天井を手で押すと挟めるだけの隙ができるので、そこにそのままクリップを挟みましょう。特に加工をせずともそのままの状態で問題ありません。
カーテンを設置
クリップ、カーテンの準備ができたらそれらを合わせてカーテンを設置します。実際に合わせて設置するときにはワイヤーの長さとクリップの場所を調整しつつ、クリップの手で持つ部分にワイヤーをひっかければ完成します。ササッとできれば全工程を10分そこそこで完了させられます。
実は道路交通法違反になる?
自作の方法までご紹介し、もしキャンプ場で宿泊するという時にはカーテンを使って車中泊で快適に過ごしたいと思われた方も少なくないかもしれません。ですが注意しておかなければならないことがあり、それが道路交通法に違反する可能性があるということです。
カーテンを使ったら違法なのか?
まずカーテンの使用に際して、車のエンジンを切って停めている状態でカーテンを閉めるというのであれば何の問題もありません。なので車中泊に関しては気にすることなく使えばよいのですが、もしそのカーテンを閉めたままで道路に出て運転すると視野を意図的に狭めて運転したとして、罰金と減点がされてしまうのです。
運転席と助手席はカーテンを使ったままだと違反になって取り締まりの対象になりますが、後ろの席はどうかというと特に違反にはなりません。違反にはなりませんが、運転中にカーテンが邪魔をして運転しにくいという時にはしまっておくことをおすすめします。
自動車検査は通るのか
カーテンを閉めたままで運転すると道路交通法違反になるので、充分に注意しましょう。ではカーテンを使った状態では車検に通るのかどうかですが、前述の交通法に触れていなければ問題はないです。しかしカーテンも後述のサンシェードも取り付けたまま、使ったままでは通りませんので、事前に外しておきましょう。