ハオコゼが釣れるシチュエーションのほとんどは、外道として釣れる場面です。狙った魚ではないので、釣り人としては一刻も早く捨ててしまいたい心理にかられます。ただし、あまり焦って外そうとすると、思わず毒のある背びれに触れてしまう恐れがあるので危険です。
素手で触れないようにする
ハオコゼが釣れた場合は、素手で触ることのないように落ち着いて対処しましょう。タオルでハオコゼをくるんでも、毒針がタオルを貫通する恐れがあります。手づかみするのではなく、メゴチバサミなどでつかむようにしてください。
ハオコゼを持ち帰るのなら、針から外す際には必ずプライヤーを使って、細心の注意を払うようにしてください。もし持ち帰る予定がないのなら、針から外さずに糸をカットして、そのまま海に戻しましょう。
ハオコゼが死んでも毒は残る
いくら外道だからといって、釣れたハオコゼを堤防の上に捨てたままにしないでください。ハオコゼの毒は、死んだ後も残るからです。たとえば堤防に放置されたハオコゼに子供が触れる可能性を考えると、非常に危険です。