キャンプやフィッシング、登山などのアウトドアで使いたい方にも防災用にも、アーミーナイフは本当にオススメのアイテムです。ドライバーなどのツールはご自宅でもちょっとした時に使えるので、引き出しの中に入れて普段使いなんていうのもアリではないかと思います。みなさんも、お気に入りのマストなアイテムに出会えることを祈っています。
ビクトリノックス製マルチツールの缶きり使用方法
ビクトリノックスのツールの缶きりは日本と使用方法が異なります。そのため日本人には使いにくく、いざ使いたいと思ったときには使えないということがあります。そうならないために、使用方法を確認しておきましょう。
【ビクトリノックス製の缶きりは押して切る】
日本の缶きりは手前に引いて切り進めますが、ビクトリノックスの缶きりは前方に押しながら切り進めます。日本製の缶きりとは反対方向に進めるので、最初は違和感があると思います。しかし慣れれば誰でも問題なくつかえます。
【ビクトリノックス製の缶きりは角度が大切】
普通の缶きりは立てて手前に引きながら、ビクトリノックスの缶きりは押しながら切る。という違いはもう覚えていただいたと思います。それともう一つ違いがあります。普段ように缶に対して直角に立てて使いたくなりますが、ビクトリノックスは寝かせて、横にした状態で使うのです。この状態で前に推し進めながら切るのがコツです。
アーミーナイフのお手入れ方法
お気に入りのアイテムが見つかったら、長く愛用したいものです。そのためには欠かせないお手入れ方法は、ぜひ覚えておきましょう。こまめにお手入れすることで、大切に長く使い続けられる相棒にしていってほしいと思います。
【洗浄する】
まずはぬるま湯の中でツール部分を開閉させて、洗浄を行います。なんどか開けたり閉じたりを繰り返し、ツールの開閉部分に溜まった汚れを浮かせていきます。長い間手入れをサボっていると汚れが溜まっていて驚きます。
【刃を研ぐ】
切れ味が落ちたときは刃も研いでおきます。砥石を15から20度の角度でブレードに当てて研いでいきます。終わったら反対側も同じ角度で研ぎます。両方とも均等になるよう、当てる角度に注意しながら行います。
【オイルをさす】
最後にオイルをさします。オイルならなんでも良いかと思われがちですが、使用するオイルは必ずマルチツール専用のオイルにしてください。ナイフなど食品に触れるツールもありますし、ツール開閉時の動きが悪くなるなどが考えられます。
アーミーナイフは用法を守って安全快適に使おう
アーミーナイフはコンパクトでとても機能的な優れたアイテムです。しかし、刃物を備えたアーミーナイフは一歩間違えれば人を傷つける危険を孕んだアイテムです。正当な理由がない時には持ち歩かないなど、用法を守って使っていきたいものです。
アーミーナイフがひとつあれば、アウトドアだけでなくいざというときの災害時にも心強い相棒になります。今回紹介したアイテムのように、高品質な商品から選んでみてください。そうすれば長く付き合えるあなだだけの相棒になってくれると思います。