便利なアイテムのアーミーナイフですが、知っておかなくてはならない重要事項があります。それは銃刀法違反・軽犯罪法違反についてです。知らなかったでは済まされない知識ですので、しっかり確認したうえで使用したいものです。
銃刀法には接触しない
日本の法律では銃刀法で刃体の長さが6センチメートルをこえる刃物の携帯の禁止しています。アーミーナイフはコンパクトなボディのため、刃体が6センチメートルを超えることはほとんどないと思います。では刃体の長さが6センチメートル超えていなければ携帯していても大丈夫なのかというとそうではありません。
正当な理由が必要
銃刀法違反にならなくても、軽犯罪法に接触する可能性があるのです。軽犯罪法では、正当な理由なく刃物などの人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯することを禁止しています。これには刃渡りの大きさは関係ないので、注意が必要です。
アーミーナイフを携行するのにも正当な理由が必要になります。アーミーナイフは便利なアイテムですが、刃物が備わってます。使用方法を間違えれば、誰かを傷つける可能性のある危険なものへと変わってしまいます。きちんとマナーやモラルを守った使用を心がけなくてはなりません。
機内への持ち込み不可
また、テロ対策などの面からも機内への持ち込みは不可になっています。うっかり忘れて手荷物に入れたままで、検査で没収されたというのは良く聞く話です。つい何度もやってしまい、同じ商品を繰り返し購入しているという方も多いのです。
せっかく愛着のわいたアイテムを没収されることのないよう、飛行機に乗るときは預け入れ荷物に入れるなどの対策を行ってから搭乗しましょう。気をつけなければあなたも泣く泣く再購入するはめになってしまうかもれません。
アーミーナイフの人気ブランド
アーミーナイフにも、人気のブランドがあります。せっかく購入するのなら、安心なメーカーから選びたいものです。特に有名なブランドのビクトリノックスとヴェンガーをピックアップしましたのでご紹介します。
ビクトリノックス社
まずはアーミーナイフの生みの親、ビクトリノックス社です。インターネットでアーミーナイフの検索を掛けると、一番にヒットするスイスの人気ブランドです。1891年にスイス軍にナイフを納品したことで、高い評価を得ました。
スイスの会社ということもあり、アーミーナイフの缶きり部分は、欧米仕様の押しながらきるタイプです。コツさえ掴めば誰でも使えます。記事の後半に缶きりの使用方法のコツを載せていますので、良かったら参考にしてください。
ヴェンガー社
ベンガー社は、ビクトリノックス社と並ぶブランドの一つでした。ビクトリノックス社の製品と同様、高品質なナイフで人気がありました。ヴェンガー社も同様にスイス軍への納品を行っていました。
しかし残念ながら、経営難により2005年にビクトリノックス社に合併されてしまいました。2社はそれぞれハンドル部分にスイスの国章が入っていますが、ヴェンガー社のほうは少し丸みのあるデザインになります。
ビクトリノックスのおすすめアーミーナイフ
老舗ブランドのビクトリノックスからおすすめの商品をピックアップしました。商品によってそれぞれ備わったツールに違いがあるので、欲しい機能からアイテムを選ぶのもいいのではないかと思います。