必要最低限の機能にすることで、小さくコンパクトになったアイテムです。多機能は必要ないけど、アーミーナイフをひとつ持っておきたいという方や、普段の持ち歩き用にもう一点購入したいという方にオススメのアイテムです。女性の方にも使いやすい軽さです。
(仕様、ツール)
- 長さ:84mm 高さ:11mm 正味重量:33g スケール素材:ABS樹脂/セリドール樹脂
- ラージブレード
- ワイヤーストリッパー
- カン切り
- マイナスドライバー 5mm
- せん抜き
- キーリング
- つまようじ
- ピンセット
Amazonの評価では軽くてコンパクトな分安っぽいとの意見も中にはありました。しかし、おおむね軽くて使いやすいと良い評価を得ていました。そしてなんといっても、重量が軽いところは持ち運び用には抜群に評価できます。
【ソルジャーナイフ】
ソルジャーナイフの特徴は他の製品とは違うハンドル部分にあります。デュアル・コンポートネント・ハンドルにすることで滑りにくく、衝撃に強いつくりになっています。ツールのラージブレードにはホールが付いていて、ナイフの出し入れも楽にできます。また見た目もクールでミリタリー好きの方にはたまらない一品です。
(仕様、ツール)
- 長さ:111mm 高さ:18mm 正味重量:131g スケール素材:デュアル・コンポートネント・ハンドル
- 波刃ラージブレード
- リーマー(穴あけ)
- せん抜き
- マイナスドライバー 5mm
- ワイヤーストリッパー
- のこぎり
- プラスドライバー(フィリップス型1/2)
- カン切り
- マイナスドライバー 3mm
- キーリング
サイズ感が手によくなじむ商品です。Amazonの評価では「こういうのが欲しかった」と納得の五つ星も見られました。波刃のラージブレードの切れ味はよく、大変重宝しているという意見が多くありました。ラージブレードについたホールが出し入れしやすくて良いと高評価です。
【クラシックSD】
厳選された必要な機能のみに絞ったコンパクトなアイテムです。重量も軽いので持ち運びするのにも向いています。またビクトリノックスホームページ記載の定価でも1,680円(税抜価格)と値段がお手ごろなので、アーミーナイフの購入が初めての方にも試しやすい商品です。
ツールが多い多機能なものは便利で良いのですが、実はどこに何があるか分かりにくいといった面もあるので、初めて購入されるという方にはツール数の少ないアイテムの中から選ぶのもいいと思います。
(仕様、ツール)
- 長さ:58mm 高さ:9mm 正味重量:21g スケール素材:ABS樹脂/セリドール樹脂
- スモールブレード
- はさみ
- つめやすり
- マイナスドライバー 2.5mm
- キーリング
- つまようじ
- ピンセット
コンパクトなアイテムです。ナイフの切れ味は他の商品と遜色ないです。サイズ・重量がコンパクトで、持ち歩きやすいと評判でのようです。リピートで何度も購入している方もいるほどです。アウトドア好きの方や山登りする方は岩に触れたりしたタイミングで爪が割れやすいので、つめやすりは意外と使えるツールです。
【フィールドマスター(旧名称:ハントマンPD)】
15種類のツールが備わったアイテムです。のこぎりとはさみが両方備わったフィールドマスターは人気の商品の一つです。ビクトリノックスのはさみは右利きと左利きのどちらでも使いやすい構造になっていますので安心です。
(仕様、ツール)
- 長さ:91mm 高さ:20mm 正味重量:100g スケール素材:ABS樹脂/セリドール樹脂
- ラージブレード
- スモールブレード
- カン切り
- マイナスドライバー 3mm
- せん抜き
- ワイヤーストリッパー
- マイナスドライバー 6mm
- リーマー(穴あけ)、千枚通し
- プラスドライバー(フィリップス型1/2)
- はさみ
- のこぎり
- マルチフック
- つまようじ
- ピンセット
- キーリング
災害時にも役に立つアイテムで購入したという方が多数いるようです。15種類のツールが備わっていますので、防災バックに入れておくだけで、いざというときには安心です。もちろん、ナイフなどのツールの性能も高評価です。
Contents
ヴェンガーのおすすめアーミーナイフ
惜しまれながら歴史に幕を閉じたヴェンガーですが、ファンの方はまだまだ多いです。手に入れるのは難しくなってきましたが、人気の商品をピックアップしてみました。ビクトリノックスとは少し違ったデザインのスイスの国章もヴェンガーの象徴の一つです。また、ヴェンガーの缶きり機能は日本製と同じ引きながら切るタイプです。
【ソルジャー 17001】
シンプルなツールで、使い勝手の良いアイテムです。また、この商品の優れた点として、セーフティロックシステムがついています。この機能がついていることで、作業中に自動でロックされるので、間違えて閉じてしまうという危険がありません。使用が終われば自動でロックは解除されます。
(仕様、ツール)
- 長さ:91mm スケール素材:アルミニウム セーフティロックシステム付
- ナイフ
- マイナスドライバー
- カンキリ
- 栓抜き
- マイナスドライバー(小)
- キリ
- キーリング (ビクトリノックスと比べて大きいつくりになっています)
ビクトリノックスのソルジャーと品質は同等といえます。こちらは違いのあるキーリングがヴェンガー製ソルジャーの評価をあげているようです。ビクトリノックスと比べて大きくて頑丈なつくりになったキーリングはぶら下げて持ち歩く方には、とても良いというコメントが見られます。
【WENGER TITANIUM タイタニウム 2】
タイタニウムのオススメのツールとして、ビットホルダーがあげられます。ビットホルダーが備えられていることで、付属されているプラスビット、マイナスビットのほかにも、オリジナルにカスタムすることが可能です。のこぎりのツールも備え付けられているので、キャンプなどアウトドアの携行品としてもオススメできます。
(仕様、ツール)
- 長さ:85mm 正味重量:82g
- ブレード(半波刃)
- セーフティロック
- 六角レンチM4(7mm)
- 六角レンチ M6(10mm)
- 六角レンチ M8(13mm)
- マイナスドライバー
- のこぎり
- ビットホルダー(ビットの接続に利用するものです)
- フィリップス型プラスビット(PH3)
- マイナスビット(4.5mm)
- キーリング
【WENGER 19400901 サンモリッツ スイスメモリー】
ハンドル部分に特殊な印刷技術で美しい景色が印刷されていて、見る人の目をひきます。人とは違ったものが欲しい人にオススメです。女性が持っていても違和感がないアイテムなのではないでしょうか。プレゼントにもおすすめです。
【WENGER SNIFE アベニュー #19304 】
カラフルなものがお好き方には、色鮮やかなコチラのアイテムもオススメです。人とはちょっと違うものが良いという方には、このような特徴的な見た目のアーミーナイフを選ぶのもよさそうです。もちろんヴェンガー製なので、機能は高評価です。
プレゼントにもオススメ
アーミーナイフはご紹介したように、ツールの数にこだわった多機能なものから、見た目の綺麗なものまで、いろんな種類のものがあります。アウトドア好きな彼氏へのプレゼントとしても良いですし、ご両親へ防災用のアイテムとしても喜ばれるはずです。おくりものの候補のひとつに考えてみても良いと思います。
さて、ここまで多岐にわたる種類のアーミーナイフを紹介してきました。気になるアイテムはあったでしょうか。アーミーナイフのツールの組み合わせはさまざまあります。どんなシーンで使いたいのか、どんな人が使いたいのかで好みが別れるところだろうと思います。
キャンプやフィッシング、登山などのアウトドアで使いたい方にも防災用にも、アーミーナイフは本当にオススメのアイテムです。ドライバーなどのツールはご自宅でもちょっとした時に使えるので、引き出しの中に入れて普段使いなんていうのもアリではないかと思います。みなさんも、お気に入りのマストなアイテムに出会えることを祈っています。
ビクトリノックス製マルチツールの缶きり使用方法
ビクトリノックスのツールの缶きりは日本と使用方法が異なります。そのため日本人には使いにくく、いざ使いたいと思ったときには使えないということがあります。そうならないために、使用方法を確認しておきましょう。
【ビクトリノックス製の缶きりは押して切る】
日本の缶きりは手前に引いて切り進めますが、ビクトリノックスの缶きりは前方に押しながら切り進めます。日本製の缶きりとは反対方向に進めるので、最初は違和感があると思います。しかし慣れれば誰でも問題なくつかえます。
【ビクトリノックス製の缶きりは角度が大切】
普通の缶きりは立てて手前に引きながら、ビクトリノックスの缶きりは押しながら切る。という違いはもう覚えていただいたと思います。それともう一つ違いがあります。普段ように缶に対して直角に立てて使いたくなりますが、ビクトリノックスは寝かせて、横にした状態で使うのです。この状態で前に推し進めながら切るのがコツです。
アーミーナイフのお手入れ方法
お気に入りのアイテムが見つかったら、長く愛用したいものです。そのためには欠かせないお手入れ方法は、ぜひ覚えておきましょう。こまめにお手入れすることで、大切に長く使い続けられる相棒にしていってほしいと思います。
【洗浄する】
まずはぬるま湯の中でツール部分を開閉させて、洗浄を行います。なんどか開けたり閉じたりを繰り返し、ツールの開閉部分に溜まった汚れを浮かせていきます。長い間手入れをサボっていると汚れが溜まっていて驚きます。
【刃を研ぐ】
切れ味が落ちたときは刃も研いでおきます。砥石を15から20度の角度でブレードに当てて研いでいきます。終わったら反対側も同じ角度で研ぎます。両方とも均等になるよう、当てる角度に注意しながら行います。
【オイルをさす】
最後にオイルをさします。オイルならなんでも良いかと思われがちですが、使用するオイルは必ずマルチツール専用のオイルにしてください。ナイフなど食品に触れるツールもありますし、ツール開閉時の動きが悪くなるなどが考えられます。
アーミーナイフは用法を守って安全快適に使おう
アーミーナイフはコンパクトでとても機能的な優れたアイテムです。しかし、刃物を備えたアーミーナイフは一歩間違えれば人を傷つける危険を孕んだアイテムです。正当な理由がない時には持ち歩かないなど、用法を守って使っていきたいものです。
アーミーナイフがひとつあれば、アウトドアだけでなくいざというときの災害時にも心強い相棒になります。今回紹介したアイテムのように、高品質な商品から選んでみてください。そうすれば長く付き合えるあなだだけの相棒になってくれると思います。