主にダウンジャケットなどに使われているダウンやコットン、ポリエステル製の綿などを使った中綿が入っているものもあります。通常の風を防ぐ機構の他に裏地があって中綿もあるものであれば、それはそれは暖かく冷たい風の中でも寒さを感じないウインドブレーカーになっていることでしょう。
ズボン付き
上半身だけをカバーするのが今回紹介しているジャケットであると思われがちですが、実はズボンも付いているモデルだってあるのです。こちらもジャケットの方と同じく防風の加工がされているものですから、上下合わせたセットで使えば後は手袋などの小物を合わせて寒さ知らずになります。
ウィンドブレーカーと混同されやすい衣類
どんな機能を有しているのかについていくつかご紹介しましたが、おそらくこのアウターがどんな衣類なのか漠然としてしまっている方が少なくないのは同じようで違った衣類がいくつか存在してしまい混同しているからでしょう。ここではそんな間違いやすい衣類の特徴や違いを紹介します。
ブルゾン
まずはブルゾンです。ブルゾンはフランス語が語源で意味は「ブラウスの裾を絞ったもの」です。防寒をするための今回紹介しているジャケットやジャンパーなどと重なる部分はあっても、どちらかというとファッション性に偏っているアウターで大体の丈の長さがウエストあたりまでになります。
ピステ
2点目がピステです。サッカーや野球、バレーボールなどのスポーツを冬季に行う際よく着ることになる練習ウェアですが、ウインドブレーカーの前にあるジッパーがついていない被るタイプのものがこのピステになります。分類でいえばウインドブレーカーの中にピステという派生形があるといった感じでしょう。
ジャージ
3点目は汎用性が高くたいていの方が着たことのあるであろうジャージです。これは違いが分かりやすく、ウインドブレーカーのほうが風を防いだり保温性を重視したつくりになっているのに対し、ジャージはニット系の素材を使い運動によくつかわれるので、通気性をよくしているという違いがあります。
ジャンパー
最後にジャンパーです。こちらは両方とも防寒用の衣類という点は同じなので特に判別がしにくい種類の衣服なのですが、ジャンパーは仕事用や作業着などにも当てはまるものがありそれらを総称したものがジャンパーといわれています。ウインドブレーカーは100%防寒用ですので、ここで違っていることがわかります。
ウィンドブレーカーが活躍する場所
混同して間違ってしまいやすいほかの衣服どどう違っているのかを簡単にご紹介しました。それでは、今回紹介しているアウターって実際のところどんな場面で活躍しているのでしょうか。続いてはウインドブレーカーがよくつかわれている場面についていくつかご紹介しましょう。
スポーツ
まずはスポーツです。夏場こそ必要にはなりませんがジョギングやランニング、トレーニングなどといった一年を通して継続するようなタイプのスポーツでは寒い冬に実践するとき防寒用の衣類は欠かせません。ウインドブレーカーはご紹介しましたとおり軽量なので、これらのスポーツも邪魔をすることがありません。