ホッケの基本情報
釣りをしない方でも知っている身近な魚ですが、北海道では手軽に狙える高級魚として知られています。この魚は群れを成して回遊する魚です。群れを捕まえられれば、ビギナーでもクーラーボックス満杯になるくらい釣ることもできます。
ホッケとは
ホッケはカサゴ目アイナメ科に属する魚で、水深100m前後の沿岸と沖合を行き来しています。北海道より北に多く生息し、広く回遊するのが特徴の魚です。大きさは体長30～40cmが一般的ですが、中には60cm越えの大物が釣れることもあります。
種類はマホッケとシマホッケの2種類です。大きさや成長の度合で呼ばれ方が異なります。青みがかった体色が特徴の幼魚期のアオボッケ、体長20cm程に成長した1年魚のローソクボッケ、中型のチュウボッケ（またはマボッケ）、30cm以上の大型のネボッケがあります。
釣れるシーズン
一般的なシーズンは1～3月と6～8月ですが、年中水揚げされている魚なので船釣りでは年間通して釣ることができます。おすすめは産卵期の抱卵ボッケと呼ばれる9～12月と産卵後に荒食いをする春ボッケと呼ばれる4～5月です。この時期は堤防や磯から釣ることができます。
12月頃には赤い婚姻色に変化した大型を狙うことができます。4～5月の春ボッケは大きさは劣りますが、数釣りを楽しむことができます。船釣りでは年間通して深場にいる大物を狙うことができます。ホッケの旬についてはこちらの記事で詳しく紹介されていますのでおすすめです。
釣れるポイント
釣れるポイントですが、この魚は回遊魚なので潮通しの良い所が狙い目です。堤防なら突端やテトラポット付近がおすすめです。また魚が通りそうな道やえぐれがあり、魚がとまりそうな根がある所ですと釣果が期待できます。
ホッケの釣り方餌釣り編
ホッケの釣り方ですが、多彩な釣り方ができることで知られています。基本的にはサビキ釣りですが、餌釣りや投げ釣り、ルアー釣りでも狙うことができます。ここでは餌釣りについて説明します。ビギナーの方におすすめの釣り具や餌もあわせて紹介します。
ホッケの餌釣りにおすすめのロッド
ホッケの餌釣りにオススメのロッドはシマノの 磯竿 17 ホリデー磯 2号です。ウキフカセ釣りやサビキ釣りには磯竿が使いやすいのでおすすめです。ウキフカセ釣りには竿先が柔らかい1.5号が最適です。2号はやや硬めでサビキ釣りに最適です。ウキフカセ釣りは竿を置いて待つスタイルで簡単なのでおすすめです。
このロッドはシマノから出ているエントリーモデルです。価格も安価でありながら、用途も幅広いのでおすすめです。とりあえず何を買ったらいいかわからないという方にもピッタリです。同じモデルの2号はサビキ釣りをするのに最適です。
ホッケの餌釣りにおすすめのリール
ホッケの餌釣りにリールはススメのシマノのリール アリビオです。価格がリーズナブルで、使いやすいのでおすすめです。軽量で扱いやすいので一日使っても疲れないのも魅力です。使用後のメンテナンスを欠かさなければ長く愛用することができます。海でも川でも使えるお値段以上の価値があります。
ホッケの餌釣りにおすすめのライン
ホッケの餌釣りにおすすめのラインはサンラインのナイロンライン スーパー波止・堤防です。ビギナーでも扱いやすい工夫がされており、大物が掛かっても安心の強度があります。少し割高ではありますが、ライントラブルはかなり防ぐことができるのでおすすめです。
ホッケの餌釣りにおすすめの餌
ホッケの餌釣りにおすすめの餌はオキアミです。ウキフカセ釣りの場合は、付け餌にオキアミを使い針が見えないように一尾掛けします。食いが悪い時はオキアミの頭と尾を除去すると食いが良くなる場合があります。サビキ釣りではコマセにもサビキにも使うことができます。ポイントにより砂を混ぜてウェイトを重くすると上手く沈められます。
コマセはグレ配合の餌にオキアミを混ぜたものを使い、最初に撒き群れを集めます。折角集めた群れを逃さないために、少量ずつこまめに撒きましょう。コマセとサビキで十分釣れますが、食いが悪い時はオキアミやイソメなどの付け餌を使ってみると改善することがあります。大物を狙いたい時はサンマの切り身がおすすめです。
ホッケの釣り方ルアー編
次はホッケのルアー釣りについて説明します。その名の通りルアー（疑似餌）を使った釣りのことをいいます。この釣り方もビギナーの方におすすめの釣り方です。おすすめの釣り具やルアーもあわせて紹介しますので、是非参考にしてみてください。
ホッケのルアー釣りにおすすめのロッド
ホッケのルアー釣りにおすすめのロッドはシマノのスピニングロッド ルアーマチックです。6000円台と安価で購入ができるので、ビギナーの方でも気軽に手に入れることができます。
シマノの高品質と万全のアフターサービスもあるので安心感があります。ビギナーにも使いやすい工夫がされており、一本持っておくと何かと重宝します。また、中級者以上の方のサブのロッドとしても使えます。
ホッケのルアー釣りにおすすめのリール
ホッケのルアー釣りにおすすめのリールはシマノのリール 17 サハラです。6000円台と安価で購入ができるので、ビギナーの方でも手軽に手に入れることができます。コスパが高く、値段の割に高品質かつ高性能なのでおすすめです。リールのメンテナンスをしっかり行えば長持ちします。
PEラインとは
PEラインは他のラインとは違って一本の糸でできていません。複数のポリエチレン素材の糸が編み込まれてできた撚糸です。ラインの感度、強度、遠投性能がバランスよく揃うPEラインが最適です。太さは0.8号~1号の若干細めのラインが人気です。他のラインと比べると、摩耗しやすく傷や擦れに弱いデメリットがあります。
しかしターゲットのアタリがわかりやすく操作性に優れているメリットもあります。ショックリーダーを1m程結束すると、ラインブレイクを防ぐことができます。ショックリーダーとは、ラインブレイクを防ぐためにメインラインの先に結束するラインのことです。
ホッケのルアー釣りにおすすめのライン①
ホッケのルアー釣りにおすすめのライン1つ目はよつあみのライン G-soul X8 UPGRADEです。高品質の定番ラインでビギナーの方も安心して使うことができるので最適です。他のラインと比べると割高ではありますが、ライントラブルがかなり減るので、ビギナーの方にこそ使ってほしい商品です。
ホッケのルアー釣りにおすすめのライン②
ホッケのルアー釣りにおすすめのライン2つ目はクレハのライン シーガー R-18フロロリミテッドです。バス用のフロロカーボンラインで根ズレに強いのが魅力です。パッケージには中・上級者向けと記載はありますが、扱いやすいラインなのでおすすめです。
特にショックリーダー用に購入するのがおすすめです。少し値は張りますが、強度があるので根掛かりしても切れにくいです。ビギナーの方にはショックリーダーを結ぶのは難しいかもしれませんが、これをすることでラインブレイクをかなり防ぐことができ、根ズレに強くなります。
ホッケのルアー釣りにおすすめのルアー①
ホッケのルアー釣りにおすすめのルアー1つ目はメジャークラフトのルアー ジグパラ ショアスローです。使うルアーはメタルジグのピンク系が定番です。これは安価でコスパも高いので、ビギナーの方にも最適です。根掛かりも起こしにくく、根掛かりしても外れやすいのも魅力です。
ホッケのルアー釣りにおすすめのルアー②
