サッパは初心者にも簡単に釣れるターゲット!美味しい食べ方や釣り方をご紹介!

岡山や広島、瀬戸内海沿岸地域では、ママカリと呼ばれます。これは漢字では飯借と書き、あまりの美味しさに近所からご飯を借りてくるほどだという意味があります。スーパーで販売されている酢漬けなどの加工品には、ママカリの酢漬けと名付けられているもをよく見かけます。ママカリは他地域でも広く知られる呼び方です。

ハラカタ

ハラカタもしくはカワゴワと呼ぶ地域もあり、これは皮が硬いこと、特に胸ビレ付近の腹の部分が硬いということが名前の由来になっているようです。他にもハダラやキンカワなど20以上の呼び名があります。その土地それぞれの呼び方があるということは、昔から地元でよく食べられている魚ということでしょう。

サッパの代表的な食べ方とは?

代表的な調理法には、酢漬け・唐揚げ・南蛮漬けがあります。アジやイワシのような青物と同じように調理できます。さっぱりとした味なので、油で揚げるとコクが出て美味しく食べれます。また酢漬けは多くの地域で好まれている食べ方で、酢の効果である程度の保存も可能なのでたくさん釣れたときにはおすすめです。

酢漬け

三枚におろすのが理想ですが、小さい物は捌くのが難しく食べる部分も少なくなってしまいます。この場合は、頭と小骨の多いお腹の部分を大きくカットすればOK。その後、何箇所かに切り込みを入れ、軽く塩をまぶし2時間ほど置いておきます。酒で洗って余分な塩を落としたら、あとは昆布や生姜、唐辛子等を入れた酢に漬けるだけです。

唐揚げ

唐揚げの場合は、腹だけをカットし真水で洗い、軽く塩やお好みで胡椒をまぶし片栗粉を付けて油で揚げます。170度の油で表面が白くなるまで揚げ、一度取り出してから180度まで温度を上げた油で、今度は狐色になるまでじっくりと二度揚げします。頭や小骨もカリッと仕上がり美味しく食べれます。

南蛮漬け

唐揚げの要領で調理した物を、揚げたての熱いうちにマリネ液に漬けましょう。マリネ液は、甘酢の中に人参、玉ねぎ、パプリカ、生姜、ニンニク、パセリなどをお好みで入れてオリジナルの物を作りましょう。おすすめは生姜やニンニク、香草など香りがつくものを入れることです。臭みをより感じなくなり風味が増します。

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