コールマンとは?コールマンは製品を日本で開発してる?
みなさんは「Coleman コールマン」という名前を聞いたことはありますか?アウトドアが大好きなベテランキャンパーたちがこよなく愛するコールマンの魅力について、キャンプ初心者さんにもわかるようにていねいに説明していきます!
コールマンは誰もが認める安心のキャンプ用品老舗メーカー
「Coleman コールマン」はアメリカのオクラホマ州で創業されたキャンプ用品メーカーです。創業はなんと1900年ごろ!約120年の歴史を誇る老舗なのです。第2次世界大戦時には、米軍から調理用ガソリン式ストーブの製造を依頼されるなど、アメリカ国内でもトップクラスの知名度と実績を誇ります。
ランプから始まったコールマンは今やアウトドア総合メーカー
コールマン創業時はガソリン式ランプを主軸商品として発売していました。その後、屋外でも使えるガソリン式のランタンや、ストーブの開発・製造に着手。現在ではテントなどを含めたアウトドア用品全般を扱う総合メーカーとしての世界的な人気を獲得しています。
コールマンの製品の一部は日本で開発しているからきめ細かい
日本でも人気が高いコールマンの商品ですが、その人気の秘密は日本向けに開発・製造されている商品にあります。コールマンの日本法人である「コールマンジャパン」では日本で発売する商品を開発しており、国内産ならではのきめ細やかさが魅力です。
コールマンテント4つの魅力①快眠
ここからはコールマンのテントの4つの魅力についてわかりやすく解説していきます。まず1つ目に挙げられるのが、「快眠」をサポートしてくれるコールマン独自のテクノロジーです。普段テントの中でなかなかぐっすり眠れない方には、コールマンのテントがおすすめです!
コールマン独自技術のダークルームテクノロジーがすごい
コールマンが「テント内でぐっすり眠ることができない」というユーザーの声に耳を傾け、開発したのが「ダークルームテクノロジー」という独自技術です。ここではこの「ダークルームテクノロジー」について詳しくご紹介していきます。
ダークルームテクノロジーとは?
「ダークルームテクノロジー」はなかなか寝付けないテント泊でも、ぐっすり眠れるようにコールマンが独自に開発した技術です。遮光性に優れた素材を使用し、テント内に入ってくる光をシャットアウトします。光をシャットアウトすることにより、テント内の温度上昇を防ぐ効果もあり、快眠をサポートしてくれます。
ダークルームテクノロジーはとにかく暗い
テントで快眠できない理由の一つに明るさがあります。朝の日の出とともに光が差し込み、その光が顔に当たると、早い時間に嫌でも目が覚めてしまいます。しかし、コールマンの「ダークルームテクノロジー」を使用したテントは遮光素材が使われており、90%以上の光をカットしてくれます。真っ暗なテント内で安心して熟睡することができます。
ダークルームテクノロジーは温度もコントロール
テントで熟睡できないもう一つの原因がテント内の温度です。テント内が蒸し暑くて汗だくで目が覚めた経験はありませんか?「ダークルームテクノロジー」を使用したテントはその遮光性を利用して、テント内の温度も一定に保つことができます。外との最大温度差は13.5℃なので、涼しく快適に朝を迎えることができるのです!
ダークルームテクノロジーを使用したテントが6つもある
コールマンで発売されているテントの中で、快眠をサポートしてくれる独自技術「ダークルームテクノロジー」を使用したテントは6つあります。ここではテントの名称、サイズなどを簡単に紹介します。詳細スペックは後述しますので、より詳しく知りたい方は後ろのページをご覧ください。
「クイックアップドームS+」
「クイックアップドームS+」は「ダークルームテクノロジー」を使い90%の遮光性を実現した1人用テントです。ソロキャンプはもちろん、ツーリングや釣りの時のお昼寝用としても使えるほど簡単に設置できます。
「クイックアップドームM+」
「クイックアップドームM+」は上で紹介したテントのダブルサイズです。カップルでのキャンプはもちろん、音楽フェスなどでも活躍しそうなサイズの商品です。もちろん「ダークルームテクノロジー」が採用されています。
「タフドーム/3025 +」
「タフドーム/3025+」は「ダークルームテクノロジー」を採用した4~5人用のテントです。コンパクトなので大人1人での設営も簡単にでき、家族がストレスなく快適に使うことができるテントです。
「タフスクリーン2ルームハウス+」
「タフスクリーン2ルームハウス+」は「ダークルームテクノロジー」を採用した4~5人用のテントです。リビングと寝室の2つのルームがあり、家族や友人と広々とした空間を楽しむことができます。
「エクスカーションティピー/325+」
2019年の新作「エクスカーションティピー/325+」ももちろん「ダークルームテクノロジー」を採用しております。使用人数は3~4人で、ポール1本でインナーテントを立ち上げることができる簡単構造。家族はもちろん、カップルでの使用もおすすめです。
「トンネル2ルームハウス/LDX+」
コチラも2019年の新作「「トンネル2ルームハウス/LDX+」」です。広々としたリビングが特徴の2ルームテントで、4~5人で使用可能です。寝室、リビングともに「ダークルームテクノロジー」採用が採用されています。
コールマンテント4つの魅力②簡単設営
コールマンテントの魅力、2つ目は「簡単設営」です。初心者のキャンパーにとって一番苦労するのが、テントの組み立てですよね?特に家族でキャンプに行った場合に、大人の人手が足りず困った経験もあると思います。でもコールマンのテントなら大丈夫!なぜならコールマンテントは1人で設営できるように工夫が凝らされているからです!
コールマンテントは一人で設営できることを基本としている
コールマンのテントは少ないパーツと簡単な構造設計により、キャンプ初心者が一番苦労するインナーテントの組み立てを1人でも出来るようになっています。「1人で組み立てる」ことにこだわって長年研究を重ねてきたコールマンだから出来る、スペシャルな簡単設営でキャンプを楽しみましょう!
コールマンの簡単設営を動画で確認
コールマンテントの組み立てがどれほど簡単にできるのか、実際に組み立てている動画を用意しましたので、ご覧ください。手順が多いと感じるかもしれませんが。一度覚えてしまえば、あなたもテント設営のスペシャリストになれます!
- インナーテントを広げる
- インナーテントのスリーブに2本のメインポールを通す
- リア側のポールの端にアシストクリップを差し込む
- テントを立ち上げる
- インナーテントのフックをメインポールにかける
- フロントポールをアシストクリップに差し込み、フックをポールにかける
- リアバイザーポールの端をグロメットに差し込む
- 固定位置を決め、対角線にペグを打ち込む
- リッジポールをセットする
- フライシートをかぶせる
- フライシートのフックをインナーテントのDリングに引っ掛ける
- フライシートの面ファスナーをポールにとめる
- フロント、リア、サイドのループを張り出し固定する
- ロープを張り、固定する
コールマンテント4つの魅力③快適
コールマンテントの魅力3つ目は「快適さ」です。天井が低く、テントの中が窮屈だと感じたり、においがこもって不快だなと感じたことはありませんか?テント内での快適さを実現するために、コールマンがこだわった数多くの工夫をご紹介します。
コールマンテントは高さがあるから快適
テント内での快適さに直結する最大の要素は「高さ」です。天井が低いと圧迫感が出て、快適とは言えません。コールマンのテントはテント内の高さにこだわって設計されており、大人がたったまま着替えができたり、ベッドやコットを設置しても窮屈さを感じなかったりと、いいことづくしのテントです!
コールマンテントは空気循環が良いから快適
密閉されたテント内は空気がこもって、蒸し暑かったり、嫌なにおいを感じたりします。コールマンのテントは空気の循環をうながす「サークルベンチレーションシステム」を採用しており、新鮮な空気を取り込み、こもった空気を外に吐き出してくれます。夏のテント泊でも涼しく蒸れにくい設計になっており、驚くほど快適に過ごすことができます。
コールマンテント4つの魅力④丈夫
コールマンテントの魅力、最後は「丈夫さ」です。いくら他の機能がバツグンでもテントが風で飛んで行ってしまったり、雨漏りでテント内がグショグショになってしまっては元も子もありません。コールマンはテントで一番大切な要素ともいわれている丈夫さにも強くこだわり、耐久性、耐水性に優れたテントを作っています。
コールマンテントは雨に強い
コールマンのテントを使っていれば、キャンプ中に急な大雨が降ってきても慌てることはありません。テントの耐水性は2000mm以上あり、強い雨にも負けることはありません。(車のワイパーを最速にしても前が見えづらい大雨が1500mmとされています。)
水をはじく「撥水性」と、水を通さない「防水性」の両方に優れたテント生地を使用しているので、圧倒的に水に強いのです!また、縫い目からの水の侵入を防ぐ「シーム加工」も施されており、雨対策はばっちりです。雨が降ってきたら、テントの中に避難してゆったり快適に過ごしましょう!
コールマンテントは風に強い
背が高いテントは風に弱い?コールマンのテントはそんなにやわじゃありません!テントのメインポールに使用しているアルミニウム合金は、軽さと柔軟性に強度を加えた、「コールマンの技術力の結晶」ともいえる特別な素材で出来ています。
また、風の抵抗を平面で受けてしまうテントの弱点を補ってくれるのが「ストームガード」です。フライシートの前後左右にあるループと地面を自在ロープでがっちり固定すれば、強風にも耐えうるテントに変身します!
コールマンテントの選び方
ここまでコールマンのテントの魅力や特徴について書いてきましたが、ここからは実際にテントを選んで購入するときの注意点やポイントをあげていきたいと思います。安くない買い物なのでじっくり吟味できるように、ポイントを頭に叩き込んでおきましょう!
コールマンテントを選びうときは収容人数で絞る
テントと一口に言っても、たくさんありすぎて選べないと思います。購入するテントの候補を絞るためにも、まず考えるべきことは「収容人数」です。キャンプに行くおおまかな人数を考えてみましょう!家族で行くのか、カップルで行くのか、友達のグループで行くのか。どんなキャンプがしたいかによって買うべきテントは変わってきます。
「大は小を兼ねる」という日本のことわざがありますよね?「小さいものよりも大きいものの方が広く役に立つ」という意味ですが、これはテント選びには当てはまりません。快適なキャンプライフを送るには「最適なサイズのテント」が不可欠です!
デザイン、形、設営方法等のこだわりはその次に考える
テントを選ぶ際は、まずデザインや形を考えがちですが、その辺のこだわりポイントは「収容人数」を決定してから考えましょう。この記事では人数別におすすめテントを紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
コールマンテントのおすすめ3選(1-2人用)
収納人数別でおすすめのコールマンテントをご紹介していきます。まずは1~2人用のテントです。1人で行くソロキャンプをはじめ、カップルや夫婦2人でのキャンプ、釣りや夏フェス、ツーリングなどでも活躍するコンパクトなサイズのテントです。
①クイックアップドーム/W+
「ダークルームテクノロジー」の説明の際にも紹介した「クイックアップドーム/W+」です。コンパクトで設営・撤収も簡単にできるポップアップ式テント。収容人数は2人なので、カップルでのキャンプにおすすめです。サイズ違いで1人用の「クイックアップドーム/S+」も発売中です。
快眠を追求したテント
「ダークルームテクノロジー」により、遮光率は90%!テント内を真っ暗にすることができ、アウトドアでもぐっすり眠ることが可能です。光をテント内に入れたい場合はクリアルーフウィンドウを開くだけ!
詳細スペック等
- 定員:2人用
- インナーサイズ:約210×180×110(h)cm
- 収納時サイズ:約φ68×6cm
- 重量:約3.9kg
- 耐水圧:約3,000mm(フロア:約1,500mm)
- 仕様:前室、ベンチレーション、コード引き出し口、ランタンハンガー、ストームガード、クリアルーフウインドウ
- 付属品:ペグ、ロープ、収納ケース
- 価格:
②エクスカーションティピー/210
コールマンのテントで一押しなのが、ワンポールテント「エクスカーションティピー/210」です。「ティピー」とはインディアンテントとも呼ばれる円錐型のとんがり帽子のようなテントです。1~2人での使用がおすすめです。