ダッフルバッグとは
船員の雑多な私物を入れる雑嚢(ざつのう)が生産されていた場所の、産地名から呼ばれるようになったのがダッフルバッグです。大きな容量で耐久性も高くなっている為に、世界的に広く利用される様になりました。近年スポーツやアウトドアなどで使われることが多く、ボストンバッグの一種としても定着しています。
ダッフルはもともと地名
いわゆる由来はオランダ語でDuffelと書くベルギーの地名で、そこで生産される厚めの生地織物全般を指すようになったようです。防寒用コートとしてイギリス海軍に採用されたダッフルコートとともに広く流通していきました。
ダッフルバッグは船員の私物入れ
一般的な雑嚢(ざつのう)は麻やキャンバスなどの頑丈な布地で作られ、船員の私物入れに利用されていました。これは厚手生地で有名なダッフルでも生産されていました。そこの名称をとりダッフルバッグと通称されるようになりましたが、元来は船員の私物入れと言うことです。
ボストンバッグの一種として定着
ダッフルバッグと形態や形状が似ていて、違うところが解りにくいのがボストンバッグです。円筒形や横長タイプのバッグなど定義が曖昧なため、ブランドやメーカーによって呼称も変わっています。最近はどちらかと言うとボストンバッグの一種として定着しています。
ダッフルバッグ選び方のポイント
いわゆる用途や使用目的によってサイズや容量をチェックしたり、屋外で使用する場合は素材や防水機能をチェックするのも大事です。容量の割には軽量なものも多いダッフルバッグですが、使いやすさや3WAYで色々と形を変えて使えるのも便利です。
サイズ・容量をチェック
容量の大きさが魅力のダッフルバッグですが、スポーツやアウトドアなど使用目的や用途によってサイズや容量をチェックです。何を目的に使うのかや何を入れるのか、大体の容量を考えると自然とサイズが決まってきます。
素材や防水機能をチェック
屋外のスポーツやアウトドアでは天候も気に懸かることになります。ダッフルバッグの素材的なものや、防水機能をチェックするのも大切になってきます。突然に降って来た雨にも慌てないように、防水仕様や防水加工の施されているものが良いです。内容物保護のため、止水仕様がファスナー部分にもあれば万全です。
使いやすさをチェック
重い荷物を長い時間持つことになる場合など、使いやすさをチェックするのも大事になってきます。外見が一見似通っているものが多いダッフルバッグですが、一つ一つを見ると機能面で違っている場合があります。、荷物の出し入れがしやすいものなど、目的や用途で使いやすいものを選びましょう。
背負ったり3WAYで使えるかチェック
荷物が増えて重くなった際などに、持ち運びの形を変えられるかどうかは大事です。ショルダーバッグや手持ちバッグと共に背負ったり3WAYで使えるかチェックします。特にバックパックとして背負えると体が楽で取り回し良いです。
ジム通いにもおすすめ|スポーツタイプのダッフルバッグ
①アンダーアーマー アンディナイアブル3.0 ダッフル
スペック詳細
- メイン素材: ポリエステル
- 表地: ポリエステル
- 留め具の種類: ファスナー
- 表地:ポリエステル
おすすめポイント
厚手の生地では無いことが逆に評価を受けているダッフルバッグです。上部に開く感じで開けられるチャックが出し入れしやすいと好評です。重量感は無いですがサイズも丁度良く、撥水性もあるので使い勝手が良いという声の多い一品です。
②ナイキ ブラジリア ダッフル XL BA5352
スペック詳細
- 素材:ポリエステル100%
- サイズ:74cm×34cm×38cm
- 容量:101L
おすすめポイント
たくさんのものが入る大容量の特大サイズとなっているダッフルバッグです。体格のいい人でなければ、バッグが歩いている様に見えるという声もあります。学生の修学旅行や実習の旅行など、たくさんの荷物が入り重宝します。
③アディダス ダッフルバッグ EPS 50L