ランタンはLED式、ガス式、ガソリン式の3種類
通常ランタンは光を発生させるためのエネルギーに何を用いるかによって「LED式」「ガス式」「ガソリン式」の3つのタイプに分類されます。ここではそれぞれの方式別にその特徴を解説していきます。
LEDランタンの特徴
このタイプのものは明るさは弱めですが種類が多く電源も一般の電池が使用できたり充電できるタイプなど、たくさんある商品から選ぶことができます。また、点灯時間も比較的長く発光する色を変えることができるモデルもあります。
価格が手頃な商品がたくさんあり購入しやすいのもありがたい点ですが、ガスやガソリン式のように燃料の燃焼によって発光させないため火災や一酸化炭素中毒の恐れがなく、密閉されているような場所でも使用できるのが最大のメリットといえます。
ガスランタンの特徴
このタイプの商品は燃料に脱着式のガスボンベに入っているガスを使用しているため、取り付けや交換が簡単にできる利点があります。そのかわり燃焼時間が比較的短く周囲の気温が低いと光量が低下するという弱点をもっています。
ガソリンランタンの特徴
このタイプの商品は燃料にホワイトガソリンや灯油などを使用し、タンクに給油する際にはポンピングといって、タンク内の空気を圧縮する作業が必要になります。そのかわりとても明るく周囲の気温が低い環境下でも長時間使用することが可能になっています。
LEDランタンをおすすめしたい理由
ここまで使用する燃料のタイプによって異なる3つの種類の商品についてそれぞれの特徴を説明してきました。ではなぜLED式のタイプをおすすめするのか、その理由について魅力もふくめて解説します。
LEDランタンならテントの中でも使える
先の特徴でも説明した通りこのタイプは燃料を燃やさないため、火災や一酸化炭素中毒の危険がありません。そのため、テント内のような燃えやすい布で覆われ密閉された空間で安全に使用するにはうってつけの商品といえます。
LEDランタンは虫が寄りにくい
このタイプの商品にはテント内で使用できる以外にあまり虫が寄ってこないといったメリットがあります。これは虫は紫外線を発するものに向かって集まってくるものが多いのに対し、LEDの発する光には紫外線が少ないという特徴があるためです。アウトドアで使用する灯としては最適な光源といえます。
灯ランタンの1/fゆらぎは焚き火で十分に味わえる
特にアウトドアではガスやガソリン式のように、燃焼によって生じる自然な炎のゆらぎに安らぎや雰囲気を感じるものです。これに対して一般的なLEDの灯は当然のことながら明るさが一定のため「ゆらぎ」を感じることはできませんが、これは焚き火をすることで味わうことも可能です。
キャンプで焚き火に関する記事はこちら
ジェントスのLEDランタンの魅力
ここまでLED式の商品が他の方式のタイプに対して強いところ弱いところを解説してきました。テントの中で使用できるなどキャンプで使用するのに大きなメリットのあるLED式ですが、その中でもジェントスのLED式ランタンが他に比べて優れているポイントについて紹介します。
ジェントスのLEDランタンは明るい
ガスやガソリン式と比較して明るさが不足しがちなため、テントの中やテーブルの上で使う灯りとして使用されることが多いLEDタイプですが、テントの中やテーブルなどで使用するくらいの明るさのモデルから、メインの灯りとしても使用できるような明るさを誇るモデルもラインナップされています。
1,000ルーメンのLEDランタンの実力
ジェントスの商品には最大で1,000ルーメンの明るさで使用できるモデルがあります。これは一般の白熱電球でいうとおよそ70〜80W相当に値し、タープ下のリビング全体を照らすメインの灯としても使える実力になります。
明るさに不安ならリフレクターでパワーアップ
1,000ルーメンというかなり明るいモデルもあるジェントスのアイテムですが、それでも明るさに不安があるという方にはリフレクターを使用をおすすめします。リフレクターで光を片側だけに集めれば明るさはかなりアップします。
メインの灯でも必ずしも360度全範囲を照らす必要はありませんし、逆に隣のサイトの方の迷惑担うケースもあったりします。通販で購入可能なアルミ蒸着シートなどを利用して簡単に作れますのでおすすめの方法です。
ジェントスのLEDランタンは持続時間、明るさのバリエーションが広い
このメーカーの商品はその種類もとても豊富です。明るさだけでなく点灯時間の長さや点灯色の切り替え機能つきなど、使用目的にあったモデルを選ぶことができるのもおおきな魅力の1つといえるでしょう。
明るさは1,000ルーメン〜100ルーメン
ジェントスのアイテムにはテントの中で使用するのに適した明るさのものから、リビングエリアでも使用できる明るさのモデルまであるので「テント内用」「テーブル用」「リビング用」というように使用場所別に選ぶことができます。
持続時間が30時間のアイテムもある
このメーカーの商品には最長で30時間点灯可能なモデルもあります。これでも普通のキャンプであれば3〜4泊の夜を余裕で過ごすことができますが、これは明るさ最大での点灯可能時間のため明るさを落として使用すればさらに長い時間使用することも可能になります。
ジェントスのLEDランタンは白色、昼白色、暖色の切り替えができる
灯の色調を白色、昼白色、暖色と切り替える機能のあるモデルがあるのも嬉しいポイントです。とにかく明るさが欲しい時には「昼白色モード」リラックスしてくつろぎたい時には「暖色モード」でと1つのアイテムでシーンに合わせた色を選択できます。
ジェントスのLEDランタン全12種①
このメーカーの商品のラインナップ全部で12モデルについて、品番とそれぞれのモデルが持つ特徴や魅力そして主なスペックの順に解説します。最初に紹介するのが下記のモデルEX-777Dになります。
EX-777D
長時間明るい
このモデルの特徴は点灯時間が長く安心して長時間の使用ができることです。Highモードで27時間も持続するのですがEcoモードにするとなんと78時間も照らし続けてくれます。連泊のキャンプなどでも頼りになるモデルです。
逆さまにも吊るせる
このモデルには本体底面にハンガーフックが収納されており、本体のカバーを外して逆さまに吊り下げることが可能です。こうすることによって灯りの真下に影ができなくなるので、真下をしっかり照らしたい時には重宝します。
スペック
明るさ：360ルーメン（High mode）｜使用電池：単1アルカリ電池x3本｜点灯時間：27時間（High）78時間（Eco）｜落下耐久：2m｜本体サイズ：W102.4×H184.1×D87.3mm｜本体重量：802g（電池含む）｜付属品：ハンガーフック｜※値は参考値です
ジェントスのLEDランタン全12種②
このメーカーの商品のラインナップ全部で12モデルについて、品番とそれぞれのモデルが持つ特徴や魅力そして主なスペックの順に解説します。次に紹介するのが下記のモデルEX-400Fになります。
EX-400F
無段階に調光ができる
このモデルのおおきな魅力の1つに、発光する光の明るさをダイヤルで調節できるところがあります。明るさは無段階に調節できるため、使用したいシーンに応じて適切な明るさにできる機能は便利です。
炎のような揺らぎが作れる
この商品には今までのLED式のアイテムが持っていなかったキャンドルモード機能があります。これは灯りを不規則に変化させ自然の炎の揺らぎのような雰囲気を作り出す機能です。ガス式やガソリン式のマントルのような形状の暖色LEDと相まってくつろぎの時間を演出してくれます。
スペック
明るさ：400ルーメン（Max時）｜使用電池：単1アルカリ電池x3本｜点灯時間：30時間（強）/ 200時間（弱）｜本体サイズ：Φ101.5×203.0mm｜本体重量：761g（電池含む）｜付属品：ハンガーフック｜※値は参考値です
ジェントスのLEDランタン全12種③
このメーカーの商品のラインナップ全部で12モデルについて、品番とそれぞれのモデルが持つ特徴や魅力そして主なスペックの順に解説します。次に紹介するのが下記のモデルEX-964Dになります。
EX-964DL
非常時には手回し充電が可能
このモデルの最大の特徴は手動による本体への充電ができるところです。電池や電源のない非常時でも本体のハンドルを引き起こしてくるくる回せば充電してくれ灯りとして使用することができます。
USB機器に給電ができる
このモデルのもう一つの魅力は本体からスマホなど他のUSBデバイスに対して給電が可能だという点です。キャンプでもスマホを手放せない方だけでなく、自分の位置を知るためにスマホのGPS機能を利用したりしたい方にもおすすめです。
スペック
明るさ：400ルーメン（High mode）｜使用電池：リチウムポリマー充電池 3.7V 3,000mAh（内蔵）｜点灯時間：4時間｜落下耐久：1m｜本体サイズ：Φ87.3×217.0mm｜本体重量：515g（電池含む）｜付属品：ハンガーフック、Micro USBケーブル（50cm）｜※値は参考値です
ジェントスのLEDランタン全12種④
このメーカーのLED式ランタンのラインナップ全部で12モデルについて、品番とそれぞれのモデルが持つ特徴や魅力そして主なスペックの順に解説します。次に紹介するのが下記のモデルEX-136Sになります。
EX-136S
フローティング機能
このランタンの魅力は水に浮くフローティング機能をもっているところです。もちろん水に浮くだけでなく1mの防水機能も備えているため、水辺のキャンプだけでなく船の上などでも安心して使用できます。
バッテリーインジゲータ
このモデルにはバッテリーインジゲータ機能が備わっています。これはランタンを使用中に電池の残量が残り少なくなってきた時に、インジゲータが赤色に点灯し知らせてくれる機能です。Highモードでも点灯時間が9時間くらいあるモデルですが、電池がなくなる前に準備ができる便利機能です。
スペック
明るさ：370ルーメン（High）｜使用電池：単3アルカリ電池x6本｜点灯時間：9時間（High）/ 18時間（Mid）/ 142時間（Eco）/ 60時間（キャンドルモード）｜落下耐久：2m｜本体サイズ：Φ78.0×141.5mm｜本体重量：355g（電池含む）｜付属品：テスト用電池｜※値は参考値です
ジェントスのLEDランタン全12種⑤
このメーカーのLEDランタンのラインナップ全部で12モデルについて、品番とそれぞれのモデルが持つ特徴や魅力そして主なスペックの順に解説します。次に紹介するのがこのメーカーで最大の光量を誇る下記のモデルEX-1000Cになります。
EX-1000C
1,000ルーメンの明るさ
このモデルの最大のウリは白色で最大1,000ルーメンの光を発生させることができるところにあります。この明るさはメインランタンとしても使用でき、LEDランタンがガス式やガソリン式に対して劣っているとされていた光量不足を解消してくれます。
スローライティングスイッチ機能
このLEDランタンは、ただ明るいだけではありません。点灯時に徐々に明るくなっていったり、逆に消灯時に徐々に暗くなっていって消えるといったスローライティングスイッチ機能を持っています。光量の大きいモデルだけに急に点灯したり消灯しないのは、目にも優しい機能といえます。
スペック
明るさ：1000ルーメン（白色・最大時）｜使用電池：単1アルカリ電池x4本｜点灯時間：【白色】5.5時間（High）/ 250時間（Low）、【昼白色】11時間（High）/ 300時間（Low）、【暖色】11時間（High）/ 300時間（Low）、30時間（キャンドル）
