パワーイソメにおける釣れる色は存在する?
結論から言うと、パワーイソメの色と釣果との関係性は薄いと考えられます。天然虫エサを捕食する魚のほとんどは、ほかの肉食性の動物と同様に、エサの色よりも臭いや動きに敏感であることが多いことが分かっています。狙う魚がよく集まる、釣れるエリアの選別と、パワーイソメの動きの操作に気を配ることがフィッシングの際のコツです。
色にこだわる場合
色にこだわる場合は、その色がどんな役割を果たすのか知ることが大切です。赤系は、水中が濁っていたりして極端にエサが見えにくい場合でも目立つ役割を果たしています。ピンク系は、目立つことに加え魚の警戒心を与えにくく、茶色系はオールマイティにどんなシーンでも活躍できます。
釣る際のテクニック
パワーイソメで釣りをするテクニックは、基本的にほかのソフトルアー釣りと同じです。リールを手早く、またはゆっくりと巻いて動きに緩急をつける「リトリーブ」、ロッドを小刻みに動かすことにより疑似餌を生きているように錯覚させる「トゥイッチ」など、様々な手法を試すのもパワーイソメ釣りの醍醐味です。
水流を使ったテクニック
海や河川、渓流など、どんな場所でも水や潮の流れが存在します。上流に向けてキャスト(竿を放り釣り先をフリーにすること)する「アップストリーム」、斜めにキャストする「アップクロス」などが有名です。自然の波の流れに任せることにより、パワーイソメに複雑な動きが生まれ、ターゲットの目を引くことができます。