パワーイソメ特集!生き餌との比較や使い方、釣れる魚を徹底解説!

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カレイ(鰈)はカレイ目に属する魚で、「左ヒラメの右カレイ」という言葉で有名です。ヒラメのようにアクティブに小魚を襲うことはないので、ヒラメよりも牙が控えめなのも特徴。パワーイソメで気軽にチャレンジできる魚ですが、前述のとおり捕食が得意な魚ではないので、パワーイソメを小さく切ってから使うことをおすすめします。

パワーイソメの主なターゲット 各種根魚類

根魚(ロックフィッシュ)は、メバル、カサゴ、オコゼなど、岩礁や海草の間などに棲み、遠征をあまりしない生息範囲が狭い魚のことを指します。障害物が多い場所に棲んでいるので、付けやすく取れにくいパワーイソメはルアー釣りにおすすめです。ただし、足場の悪い所で底を狙って動かすことになるため、根がかりしやすくなるリスクがあります。

パワーイソメの主なターゲット シーバス

シーバスとは、端的に言うと「スズキ」のこと。ヨーロッパスズキの英語名が「seabass」であるため、日本でも同様の呼び名が定着しています。ルアーフィッシングの代表格の魚なので、通常のルアー釣りと変わることなくパワーイソメを使用できます。体が大型でヒレが鋭利なので、釣れた後にハリから外す際は十分注意してください。

パワーイソメにおける釣れる色は存在する?

結論から言うと、パワーイソメの色と釣果との関係性は薄いと考えられます。天然虫エサを捕食する魚のほとんどは、ほかの肉食性の動物と同様に、エサの色よりも臭いや動きに敏感であることが多いことが分かっています。狙う魚がよく集まる、釣れるエリアの選別と、パワーイソメの動きの操作に気を配ることがフィッシングの際のコツです。

色にこだわる場合

色にこだわる場合は、その色がどんな役割を果たすのか知ることが大切です。赤系は、水中が濁っていたりして極端にエサが見えにくい場合でも目立つ役割を果たしています。ピンク系は、目立つことに加え魚の警戒心を与えにくく、茶色系はオールマイティにどんなシーンでも活躍できます。

釣る際のテクニック

パワーイソメで釣りをするテクニックは、基本的にほかのソフトルアー釣りと同じです。リールを手早く、またはゆっくりと巻いて動きに緩急をつける「リトリーブ」、ロッドを小刻みに動かすことにより疑似餌を生きているように錯覚させる「トゥイッチ」など、様々な手法を試すのもパワーイソメ釣りの醍醐味です。

水流を使ったテクニック

海や河川、渓流など、どんな場所でも水や潮の流れが存在します。上流に向けてキャスト(竿を放り釣り先をフリーにすること)する「アップストリーム」、斜めにキャストする「アップクロス」などが有名です。自然の波の流れに任せることにより、パワーイソメに複雑な動きが生まれ、ターゲットの目を引くことができます。

レンジ(泳層)を意識したテクニック

狙う魚を釣り上げるには、その魚がどのあたりの深さを泳ぐ魚なのか十分に把握しておくことが重要です。通常のルアーでは重さを変えることができないので、何秒後に何メートル沈むのか体感で知る必要がありますが、パワーイソメは切ることによって沈む速度をある程度調整できます。着水後を狙ってルアーを泳がせる「カウントダウン」が有効です。

ラインの太さを重要視する

ルアーを放りリトリーブ(リールを巻いてルアーを寄せる行為)する間、ラインには水や空気の抵抗を下から受ける状態です。そのため、ライン太ければ太いほど、そのラインが受ける抵抗の力は大きくなっていきます。受けている抵抗の力が強いということは、パワーイソメが浮き上がりやすくなる結果に繋がり、逆に細いと浮き上がりにくくなります。

ロッドの角度を調整してみる

竿を振るスピードが同じでも、ロッドの向きを変えるだけでパワーイソメが沈んでいく場所が異なってきます。上に向かって放り、水面からロッドの距離があればあるほど、パワーイソメの沈み方が浅くなっていきます。逆にロッドを下向きにすると、沈み方が深いです。浅い場所を泳ぐ魚か、底を這うタイプの魚なのか吟味して向きを変えましょう。

パワーイソメも必要に応じて活用していこう!

パワーイソメの利点は、「初心者でも保存が容易で扱いが簡単」であること。気負うことなく釣りに挑戦したいフィッシング入門者の方や、思い立った時に気軽に釣りに出かけたい方、虫が抵抗があるけれど釣りがしたい方には非常におすすめできるアイテムです。是非、パワーイソメで釣りにチャレンジしてみてください。

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