外道と聞くとよくない魚というイメージがあります。実際イラは外道と呼ばれるからこそ、美味しくないんだと判断して、せっかく連れてもリリースしてしまう人が多いのです。そもそもなぜ外道扱いされるのかを見てみましょう。
釣り人は釣りたい本命魚がいる
釣り初心者であれば、どんな魚でも釣れると大喜びです。しかし釣りを趣味として本格的に始める人は、やはり「タイ」など大物を釣りたいものです。大物を釣りたいのに小物や、本命ではない魚が釣れるとがっかりしてしまいます。
イラはその存在自体を知らない人が多いので、イラを釣ろう!と意気込む人がいないのです。そのため、違う魚を釣りに来ているのにイラが連れてがっかりとなってしまうのです。つまり変な魚だから外道なのではなく、釣り人にとって釣りたい魚ではないから外道と呼ばれるのです。
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イラを食べてみよう
中々見かけないイラは一体どんな味がするのか、どうすればイラが食べられるのかわからない人は多いです。食べた人からは意外と美味しいと言われるイラを、美味しく食べるための調理方法を動画で見てみましょう。
イラはおいしい?
イラはおいしいと言う人と、おいしくないという人がいます。イラは白身で水っぽい性質から普通に食べるととても薄味です。味は淡白です。イラは旬であれば臭みはそこまで感じられないので、調理の仕方でおいしく食べることができます。
イラの旬は?
イラの旬は秋から夏にかけてととても長いです。長い期間イラをおいしく食べることができます。旬のイラは脂が乗っていて刺身でも美味しく食べられます。薄味で物足りないと感じる人も、旬のイラは味がしっかりとしているのでおすすめです。
おいしいイラの見分け方
おいしいイラは濃い体色をしており、色合いが鮮やかになっています。鮮やかになっているのは、新鮮な状態を表しており薄くなるほどに釣ってからの時間が経っています。更に澄んだ目をしています。死んだ魚の目というように、濁っていないものを選びましょう。
イラのおすすめ調理法
イラは淡白な味をしているので、出汁に使うとおいしいです。薄味で物足りないと感じる人は、煮つけにするのがおすすめです。煮つけにすると身がふっくらと仕上がり、口の中で溶けるので一番イラの味を味わうことができます。鮮度がいいものであれば臭みがないので、刺身としても食べられます。
イラのおすすめ料理を動画でチェック
実際にイラを食べてみたい人のために、イラを美味しく食べられる調理方法を動画で解説していきます。動画で見れるので、調理をする前に確認をしてから、動画を再生しながら調理を勧められるので安心です。調理方法を一緒に確認していきましょう。
イラの三枚おろしを紹介
腹ビレの後ろから包丁を斜め前に入れる。胸ビレの脇から頭部に切り込んで顔をとる。洗浄をした包丁を側面に入れ、同様にもう側面にも包丁を入れ、尾の部分に切込みを入れる。そのまま顔をおとした部分からゆっくりと包丁を中に入れていくと一枚おろしが完成。
裏側に向けて骨より上の部分を狙って同様に側面に包丁を入れ、もう側面にも包丁を入れて切り込みを入れたら、尾の方から包丁を入れていきます。これで三枚おろしが完成します。動画と共にやってみましょう。