コールマンアテナを徹底解説!その魅力や評価、他テントとの比較をご紹介!

コールマンのテントはどれも有名で持っている人も多く見かけますが、コールマンらしからぬカラーリングとファミリー向けにぴったりなコールマンのアテナシリーズはほかのキャンパーからの注目度大です!他とは違うおしゃれなデザインのコールマンアテナについて詳しくご紹介します!

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旅行が好きなアウトドアライターです! アウトドア記事を書いているとキャンプがしたくなってきますね。 大学休学中にスペインを一か月かけて歩いて横断したのが忘れられない思い出です。 好きな料理は牛肉の赤ワイン煮込み。作るのも食べるのも
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コールマンのアテナシリーズはどんなテント?

もともとは日本国内向けに販売されておらず、Coleman Koreaのみで販売されていたアテナシリーズですが、2017年からコールマンの直営店及びスポーツオーソリティでの取り扱いが開始されました。まだまだ日本国内ではレアなテントですが、どういった特徴を持つテントなのでしょうか。

スポーツオーソリティとのコラボテント

スポーツオーソリティとコールマン直営店で限定販売されているアテナシリーズは、コールマンとスポーツオーソリティのコラボアイテムです。2016年に発売されたトンネル型のテントをリニューアルしており、カラーリングや素材が一新されています。他の2ルームテントと比較しても、サイズや機能など様々なところで異なるポイントがあるので、一つ一つ確認していきましょう。

種類は全部で3種類

現在展開されているアテナシリーズのラインナップは3種類です。ドーム型テントの「ドームテント270」、2ルームテントの「スクリーン2ルームハウス」そしてかまぼこ型テントの「スクリーン2ルームハウス/LDX」です。

コールマンテントというといずれもカラーリングが似通っているため、「キャンプ場に行ったらコールマンカラー一色・・・」ということもあり、なんとなく定番カラーを敬遠しがちですが、アテナシリーズはすべてのラインナップが「白っぽいグレー」なので、他のシリーズとカラーが被ることもありませんよ。

コールマンアテナシリーズの魅力は

有名通販サイトのレビューでもほとんど低評価を見かけないアテナシリーズテント。「被り無し!」「大満足!」「さすがコールマン!」とユーザーに言わしめる魅力に迫っていきます。

おしゃれなカラーリング

コールマンのテントとしては珍しいカラーリングなので、他のコールマンユーザーのテントと被らないというのは大きな利点ではないでしょうか。グリーン×ベージュのカラーが印象的なコールマンのアイテムの中で、(いい意味で)コールマンらしからぬカラーリングなので、物珍しそうに見ていく人もいるのだとか。ちょっとした話題作りにもなりそうなおしゃれなカラーリングはアテナシリーズならではです。

注目すべきは素材の強度

従来のコールマンテントでは、フライシートに75Dポリエステルタフタを使用することが多かったのですが、アテナシリーズでは「リップストップファブリック」という新素材を採用。「リップ(裂け)」「ストップ(防止)」という名前の通り、裂け耐性の高い生地で、非常に耐久性が高いです。

ナイロン、ポリエステル、コットンという3種類の素材を使った生地にナイロン生地を格子状になるように縫い込ませることによって、強度を向上させています。仮に生地が裂けるようなことがあった場合でも、強度と耐摩耗性に優れたナイロン繊維がそれ以上裂けることを防いでくれます。

吊り下げ式のインナーテント

スクリーンタープに吊り下げるタイプのインナーテントは、非常に設営が楽ちんです。雨の日でも、先にスクリーンタープを設営してしまえば雨に濡れる心配なくインナーテントの設営に取り掛かれますよね。

したがって、撤収も楽ちん。2ルームテントというとどうしても設営が難しく時間がかかりそうなイメージですけれど、スクリーンタープを立ち上げてそこにインナーテントを吊り下げるだけの簡単構造ですので、慣れると意外に早く設営できるようです。

ランタンフックが便利

2ルームハウス/LDXには、リビングスペースの中央部分に1か所、インナーテントの入り口部分に1か所ランタンフックがついています。ファミリー利用で活躍しそうなキャンプギアですので、複数個所にランタンをかけられるのはうれしいですね。

ベンチレーションで夏でも快適

コールマンのテントでは標準装備とも言えますが、ベンチレーションシステムがあるというのはやはり温度管理の観点から言ってとてもうれしいですよね。上下に空気の通り道を配することによって、空気の温度差を利用して対流を作り出すため、単純な気候ながら室内の空気を効率よく循環させることができ、温度も高くなりすぎず快適に過ごせます。

インナーテント側にもついているスカート

2ルームテントでは、スクリーンタープにはスカートがついていてもインナーテント側にはスカートがついていない、というものが意外にあるのですが、アテナシリーズにはしっかりスカートが装備されています。

冬場の隙間風や足元の冷気を遮断するためにも重要なポイントですので、オールシーズンでテントを使いたいと考えている方にとってはうれしいポイントです。

電気コードを通す引き出し口

サイトに電源設備があるキャンプ場やオートキャンプで活躍するのがこちらのコード引き出し口です。テントから直接コードを引っ張ってきて電源を確保することができるというのは非常に便利で助かります。

その他のコールマンテントが気になる人はこちらへ

コールマンアテナシリーズ① ドームテント270

(コールマン) COLEMAN アテナ ドームテント270

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スポーツオーソリティとコールマンのコラボによって生まれたドームテントです。従来のコールマンのカラーリングから一新された、ほんのりとグレーがかったホワイトに、差し色として配されているレッドがおしゃれなドームテントです。

コールマンのドームテントといえばタフワイドドームが代表ですが、タフワイドはどうしても周りと被ってしまうということから避けがちだった人も多いのではないでしょうか。また、コールマンテントだとカラーリングもグリーン×ベージュで、これも被りの原因に。

コールマンのアイテムで、リーズナブル・高機能でありつつも周りと被らないアイテム選びをしたいという方におすすめです。

スペック

  • 使用時サイズ:270*270*170cm
  • 収納時サイズ:不明
  • 重量    :11kg
  • 材質
    フライ   :75Dポリエステルリップストップ
    インナー  :68Dポリエステルタフタ
    フロア   :210Dポリエステルオックスフォード
    ポール
    メイン  :アルミ合金
    リア   :アルミ合金
    キャノピー:スチール
  • 耐水圧
    フライ   :2000mm
    インナー  :2000mm
  • 付属品   :キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
  • 値段    :29.800円(税込み)

設営方法

ドームテント270自体の設営動画を発見することができませんでしたので、同社のタフドームテントの設営動画を参考に載せておきます。基本的な構造は同じですので、あらかじめ確認しておくと安心ですね。

気になる評価

タフワイドドームなどで2017年のモデルから取り入れられている新機能「アシストクリップ」。これによって、1人での設営も楽々になったのですが、こちらのアテナシリーズのドームテントにはアシストクリップはついておりません。

高さもそれなりにはあるので、もしかしたら設営に手間取る場合もあるかもしれません。それと、タフワイドドームのサイズ(300*300*185cm)と比較すると一回り小さめですね。

コールマンアテナシリーズ②スクリーン2ルームハウス

(コールマン) COLEMAN アテナ スクリーン2ルーム

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アテナシリーズのテントがスクリーン2ルームタイプになりました。スクリーンタープの中にインナーテントを吊り下げる形ですので、テントとタープを別々に設営するよりも簡単で時間も短縮できます。

吊り下げ式のインナーテントを取り付けなければスクリーンタープとして使用することも可能ですので、カンガルースタイルにも使えますね。リビングスペースのサイズは340*340程度の広々とした空間があるようですので、ファミリーでの利用にも便利。

スペック

  • 使用時サイズ:300*240*145cm
  • 収納時サイズ:不明
  • 重量    :17kg
  • 材質
    フライ   :75Dポリエステルリップストップ
    インナー  :68Dポリエステルタフタ
    フロア   :210Dポリエステルオックスフォード
    ポール
    メイン  :アルミ合金
    スクリーン:アルミ合金
    キャノピー:スチール
  • 耐水圧
    フライ   :2000mm
    インナー  :2000mm
  • 付属品   :キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
  • 値段    :69.800円(税込み)

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